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私が選んだ生き方:社会人1年目「企業で働いてみたい」と言う思いを実現した年

今回は社会人1年目のことを書いてみることにする。
この1年間の経験があったため、今の自由な生き方がより安定したように思うので、人生の記録として残しておこうと思い、文章にしてみることにした。

私は大学を卒業した後、1年間だけ民間企業で働いていた。
通信制の大学院と並行しての就職だった。


元々将来的には学校などで教える仕事(講師)をしたいと思っていたが、会社員として1年ぐらい企業で働いてみたいなと言う気持ちも持っていたため就職してみることにした。小説で読んだようなOL生活への憧れがあったのだと思う。
(面接の際に1年でやめます、とは言っていないが元々1年で辞めるつもりでいた…会社には申し訳ないことをしたと思っている…)

大きすぎる会社だと1年間が研修で終わってしまう可能性もあるかなと思い、1年の間に出来るだけ多くの実務をさせてもらえそうな規模の会社(社員数が400人ほどの会社)を選び就職した。業種も自分の興味のあったスポーツ系の企業にした。

【入社まで】
私は大学の最後の年にも留学していたため、帰国後には、ほとんどの企業のその年の新卒採用が終わっていた(当時は、新卒採用は今よりも早い時期から始まっていた)。そのため他の学生と同じタイミングで企業説明会に行くことや、エントリーシートを書き、面接に行くようなことは経験出来なかった。

私は、自分の興味のある企業のHP等から「採用」と言ったフォームを探し、留学しており就活開始が遅れている旨を書いた上で、自己PRと履歴書を添付し、是非面接の機会を頂きたい、と言った内容で問い合わせをした。新卒採用が終わった後の時期ではあったがわりとほとんどの企業が面接を引き受けてくれたように思う。そして有難いことに面接をして頂いた企業では全て内定を頂いた(不思議だったが、中国語が話せたことが大きかったのだと思う)。
私は内定を頂いた企業の中から、自宅からの距離の近さ(私はここをとても重視した)と社風、業種、本社の設備などの項目から就職する会社を選んだ(お給料にはあまり興味がなかったが年俸制で平均的な額だったと思う)。

ちなみに就活を終えた後は大学院の入試を控えていたので、就活が終わったからと言って「終わったー遊ぶぞー」とはならなかった…(卒業旅行は受験終了までお預けだ)。

【入社後】
10時~19時勤務を基本とした会社だったが、私は、朝は出来るだけ早く出社した。7時半~8時には会社に行って、10時までは会社の仕事や自分の勉強をした。そして基本的に夜の残業はせずに19時ちょうどに帰宅した(本当に18時59分にはパソコンの電源を切って19時ちょうどにロッカーにパソコンをしまって帰ると言った感じだ)。帰宅後は大学院の課題とその他の趣味の時間だった。
19時ちょうどに一番に帰る新入社員であったが、会社がアメリカンな気風だったためか誰も何も言わなかった。とにかく会社は自由だった。(ちなみに服装も自由で別にスーツを着る必要もなかった。ただ私は服を選ぶことが面倒くさかったのでスーツ風の服を着ていた。)

1年間の会社員経験はわりと充実していた。
はじめの1か月は新入社員研修でビジネスマナーや会社の持っていた物流倉庫や店舗での研修があった。その際に他の会社のデザイン部門の見学なども出来た。これも良い経験だったと思う。
その後も一年を通じて外部のビジネス講習などに自由に参加することが出来たのでそれも良かった。(外部の講習は他の会社の人と話す機会が増え、良い交流の場だった。ここでも他業種の話しを聞き、勉強することが出来た。それに講習なので講師がいる。私は講師を目指していたので教え方も参考に講習を聞いていた。)


【仕事内容】
1か月の新入社員研修の後、あるユニットの事業部付と言うポジションで配属されたため、仕事内容は幅広かった。
配属された事業部には事業運営チームと企画チーム、営業チームがあった。
事業運営チームは主にシステム関連を担い、企画チームは商品やイベントの企画、営業チームはそれらの営業をとると言った感じのシンプルでよくある構造だった。

事業部付だったが、メインは営業チームと企画チームの仕事をしていた。
良さそうと思った企画があれば企画チームの会議で話し合い、それが通れば営業する。
大きな規模のチームではなかったので、企画したイベントで必要になる資材等も社内で作れるものは自分でデザインした(卓上POPなどの小物は手作りが基本だ)。そう言った意味では企画チームの業務には多少のデザインセンスと技術も求められた(と言っても、たいしたものは作っていない)。
企画したイベントや商品(商品にはハードウェアやソフトウェアもあるのでそこは事業運営チームの力を借りる)をサイトでも紹介し、営業する。販売するものは、これ以外にメルマガやウェブ広告などもあり多岐にわたる。そのためメルマガ文案の作成や商品をHPにアップする等の仕事もあった。(営業に使う資料や商品説明の紙なども作るが、これはわりと好きな作業だった)

私の担当していた主な営業先は栃木県や群馬県にある企業で、週に1、2度車で営業に行き、その他は東京の本社で企画チームよりの仕事をしていた。営業の日は自宅の車でそのまま営業先に向かった。栃木などで那須などの遠くまで行くような場合は一泊してくることもあったので、温泉付きなどのホテルを探し、少し旅行気分を楽しんでいた。

1年間で出来たことは少なかったが、それでもイベント企画を3つほどまわし、商品の営業もわりと数多くこなせたと思う。営業から受注、導入までの過程を様々な商品で経験することが出来たのでとても勉強になった。イベント等の企画も実際に開催されるとそれなりに達成感を感じることが出来た。

1年間の会社勤めは、4月に入社し、3月末まで出社し、その後4月に有給消化をし、幕を閉じた。
有給消化中の4月からは高校で講師として働き始めたが、講師として働くようになって会社員経験はやはりとても重要だったなと感じた。
このあたりの話しは、またいつか別の記事で書いてみようと思う。

【おわりに】

今回は社会人1年目の様子を思い出しながら書いてみた。

思い返してみると、会社員と言ってもやはり自由度の高い場所にいたのだなと感じた。そう言った意味ではストレスもなく今と同じような気持ちで働けた会社だったと思う。上司に恵まれていたことも大きな要因だと思うが、まわりの方も私の自由な働き方(考え方)を尊重してくれていたな…と感じ、今更ながら改めて感謝の気持ちがわいてきた。


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