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20代前半で婚活市場に飛び込んだら。 【最終回】

前回はこちら
https://note.com/ayame_20/n/na644e260844d

「もう一軒いかがです?オススメのバーがあるので。私が出します」

そう彼を誘って雰囲気の良い、けれど適度にざわざわとしていて将来の話ができそうな場所に連れて行った。

将来どういった家庭を想像しているか。
働く気でいるが妻には働いて欲しいか。
子供を望むか。
一つ一つ結婚観を確認して、「そうだよね」「私もそう思う」と価値観のマッチングを確かめた後、彼から真剣交際の打診があった。

計画通りーー。

あなたの方に気持ちが向いてますよと分かりやすく意思を示すと安心してもらえるのだ。断られないと確信できた方が男性からしても告白しやすい。

その後ルンルンで家に帰って一週間後。
「もう君以外と結婚する気はないから一緒に成婚退会しない?」

と早すぎるプロポーズ(仮)を貰って成婚する事になるとは思いもよらなかった。

「え?早くない?」
真剣交際期間を楽しみたかった私としてはびっくりするぐらいの早さだった。ただ私としても成婚後に破談は金銭的にも今後の活動的にも良くない状況だったので、早めに婚約を行う事を条件に了承した。

今回の私はリスクを負ってでも彼と結婚したかったこともありこのような状況に至ったが、通常であれば仲人・カウンセラーに待ったをかけてもらい安心した上で成婚する方が安全だと考える。

何はともあれ、20代前半で婚活市場に飛び込んだら理想の男性と結婚できた。
今も幸せに過ごしているが、私はさらに稀な体験する事になる。

不妊治療。
婚活の時のように周りにはまだ早いと言われながらも、20代の半ばで踏み切ったのであった。


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