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難病・障がい•高齢な私の妊娠6ヶ月の記録〜体が動かない!メンタルのパニック〜

とうとう妊娠6ヶ月になりました!妊娠が分かり、つわりに苦しんでいたらあっという間に時間が経ってしまいました。今のリアルな気持ちやら状況を忘れぬようにメモしていこうと思います。(9/30記載したものですが公開が遅くなってしまいました・・・)


妊娠初期からの変化

安定期に入ったのでだいぶ体調も心も安定してきたと自分では思う。
初期の頃は赤ちゃんは大丈夫かと本当に何かあるたびに不安になって、ネットで検索して、その度に更に気持ちが暗くなっていた。あの頃が懐かしい・・・

お腹が少し痛い気がする?
椅子にいつもより強めにドスンと座っちゃったけど大丈夫かな?
妊娠に気づく前お酒飲んじゃってたけどめっちゃ不安・・・などなど。上げたらキリがないほどに毎日悩みと悪阻による吐き気にまみれていた。

出血があった日には赤ちゃんがいなくなっちゃうんじゃないかと、この世の終わりみたいに落ち込んで暗くなっていた(妊娠初期は出血も多少ある人もいる)

そして初期はとても流産の確立が高いため(特に40歳近い妊婦は特にその確立が上がる)毎回の検診の日は心臓のバクバクが止まらなかったし、呼吸困難になるんじゃないかと思うくらい息が上がっていた。

検診日まで待てなくてセカンドオピニオンも兼ねて色んな病院に行ってみたりもした。


胎動で赤ちゃんの命を感じる6ヶ月目


最近は体調も安定してきて、気持ち悪さもだいぶ収まり、起き上がれる時間も増えてきた。
まぁとは言っても1週間に動ける日は数日。あとはゆっくりゴロゴロとしているかかなりの長時間寝ている日が続く。
少しやりたい事にも手をつけられるようになってきて、最近は出産したら出来なくなるであろうやりたい事をこなすようにしている。
自分の身の回りの整理整頓、自分の発信活動のまとめ、今までやりたいと思ってきたけど時間がなかったり体調が悪かったりでできてなかった事に少しずつ手をつけ始めている。

お腹もだいぶ出てきた。
そして最近顕著に感じるようになったのが胎動!!
20週くらいから元気よくドゥるん!という胎動を時々感じるようになった。
初めはポコポコお腹の中にガスがはじけるような感覚だったけど、そのうち小さなうなぎをうなぎでも飼っているかの様にくすぐったいなぁという感覚。そしてそのうちドゥるんというお腹で大きく動く感覚に驚く様になった。

すごいな、お腹の中にちゃんといるんだ。

赤ちゃんにも色々と話しかけている。

すぐに不安になったりパニックを起こしてしまう自分だけど、お腹の中でドゥルンと動くと、

お母さん頑張れ!

と応援されている様な気持ちになる。

母になる覚悟も度胸も全くまだない私だけど赤ちゃんに励まされながら少しずつ強くなっていきたい。

検診に行く時も赤ちゃんはちゃんと元気だと確信を持っていける様になったのでだいぶ心臓のバクバクも落ち着いてきた。

旦那さんと共に検診に行ける嬉しさ

このコロナ禍、病院に入れる人数がどこも制限されている。
お腹の中で元気に赤ちゃんが動く様子を一緒に見たくても、病院に一緒にいけないケースが多かった。

でも引っ越して新しく通っている出産予定の病院は付き添いは1名まで可能、ということで、旦那さんと念願のエコーを一緒に見ることができた。

心臓のバクバクといいう力強い音、
時々手足をバタバタと動かす様子に夫もとても感動していた。
一緒に親子になるんだという感情が湧いてきてとても幸せな気持ちに包まれた。
些細なことかもしれないけれどコロナの中でこんなことが許されたのはとても嬉しい。

妊娠でさらに動けなくなった体とメンタルのパニック

当たり前だけど妊娠して体重が増えてしまった。
車椅子で運動ができないせいもあってかだいぶ標準増加よりも増えてしまい、体が重くなってしまっている。
トイレに立ち上がることが出来なくなったのもそうだし、寝ている状態から上半身を自分で起こせなくなってしまった。
また寝ている時に自重で体がすぐに痛くなってしまうようになり、妊娠前から寝返りを打てなかったが、妊娠して体が重くなってから更に動かせなくなってしまった。

体が動かせないことから精神的なパニックになることが増えてしまった。
特に寝ている・横になって休んでいるときに、自分の力で起き上がれない、寝返りが打てず痛みに耐え続けているとパニックで怖くて叫びたくなってしまうように・・・
自分で動かせていた体が急に動けないとなるとこんなにも怖いものなんだと思う。


こんなふうに嬉しいことも不安なこともあって一喜一憂してしまう妊娠生活だけど、一歩一歩、心も体も少しずつ母になっていけたらいいな。
色々あるけれどあっという間。毎日変化する色々をまた綴っていけたらと思う。




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