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なつかしのまち
三軒茶屋は私の思い出の町。
20代後半から6年ほど、わたしの帰る場所だった町だ。
少女のままでいられた最後の期間、
私をずっと温かくつつんでくれたホームタウン。
わくわくも、退屈も、
ひとりじゃないっていう安心感も、孤独も、
豊かにあった。
わたしはそこで存分に、素直になれたし、
こころゆくまで拗ねもした。
大人になりきれなかった私に三茶は優しかった。
とにかくあたたかかった。
当時の家のすぐそばに、
ざくろの木があった。
実がなるとこぼれそうに、枝が優しくしなって道にせり出していた。
その姿が、太陽に照らされる姿の美しさ、
それをこんなにも惜しげもなくゼロ円で見せてくれる豊かさよ。
ベランダから猫が2匹のぞいてるアパート、
お嬢さんが練習するピアノの音が聴こえてくるお宅、
ニオイバンマツリの甘い香りがたちこめる道。
みんなみんな大好きだった!
なんて豊かだったんだろう。
ありがとう、わたしを暖めてくれて。
そんな大好きな三茶時代、
テキトー過ぎて区民税の納付漏れがあったのですが、
このたびしっかり耳揃えてお支払いを済ませました!!!!(笑)
遅くなってごめん、
ありがとう三茶!!!!!
大好きだよ!!!!!
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