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らぶどらっぐすとあ

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ただただ詩をまとめてます(^ー^)
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2021年1月の記事一覧

詩     real

詩 real

ふと呼ぶ名前に
答える声

他愛もない会話の
トーン

何より
こっちを見る
眼差し

それが暖かいと
嬉しい

人は

作らない部分に
全部が入ってるものだから

気を抜いた瞬間に
優しい人が

間違いなく
幸せをくれる人。

詩     なっしんぐ

詩 なっしんぐ

何も
思うことがない日は
無理に悩みを作らなくても

目の前の事例を
こなしていれば
それでいいみたい

楽しいことだけには
前のめりになって

わざわざ不安を
探さない

悩みなしで
今日もこなそう

元気な人って
そゆものじゃない。

詩    ゆらゆら

詩 ゆらゆら

あのこに
ラインも打ちたいし

読みかけ雑誌も
読みたいし

ドラマの続きも
気になるし

冷えたお水も
飲みたいし

でも
もうダメ

眠りに誘われ
ゆらゆらしてる

ああ
動きたくないの
この瞬間が

いちばん
気持ちよくて

いちばん
幸せ

やりたい事は
明日の自分に
お任せして

今夜は
ゆらゆら
おやすみなさい。

詩     近いpromise

詩 近いpromise

出来もしない
遠くて大きな
約束に向かうより

すぐに
指先が触れる
小さな可愛い約束を

毎日毎日
叶えていけるほうが
いい

夢や目標は
遠くていいけど

約束が遠いのは
嫌だから。

詩    あびる

詩 あびる

太陽を浴びる

月光を浴びる

火照った身体で
シャワーを浴びる

気持ちが良いものを
浴びていたいなら

ただひとえに
黙っていよう

言葉を浴びるは
そぐわない

心地よく
ありたい時には

もう
静かに
静かに。

詩   立ち位置

詩 立ち位置

小さい頃は
背の順に並んだ

大人になって
生きた順に並んだ

名前を呼ばれる
順に並んで

背中を見ては
並んで
立ち位置を確かめた

もう
並ぶ必要のない今

自分の立ち位置は
人の背中を
見る場所じゃなくて

人と向き合える位置

きっと人の
正面だろうね。

詩    のんびりしてください。

詩 のんびりしてください。

からだは
1つしか
ないので

あなたは
今日は
のんびり
してください

頭は
あれこれ
先走るけど

今日のところは
のんびり
してください

口癖みたいに
言っちゃうけど

心底言いたい
のんびり
してください

手足を伸ばして
目を閉じて

呼吸をする度
のんびり
してください

ワタシは
1人しか
いないので

誰にも
かれにも
言わないよ

のんびり
のんびり

ただ
あなたに
のんび

もっとみる
詩    いとおし

詩 いとおし

毎日毎日

私達は
不確かなものを
追いかけながら

不都合ばかりを
目の当たりにするけれど

そこから抜け出して
毎日毎日

呼吸を
続けるんだよね。

ささやかな
力をつけながら。

人は
健気なものだね

健気なそんな
人達の中で

あなたは特に

愛おしいね。

詩    鋭利

詩 鋭利

鋭利とは呼ばない
丸い角でも

押し当て続けられれば
そこそこ痛いよ。

痛いと言えない
声が出ない時は

丸い角を利用し
やんわり逃げよう

まぁるく
踵を返そう。

詩    花瓶

詩 花瓶

それが
どんなに脆いかは

手を離してみたらいい。

ガラスの花瓶を
落とすように

両手を離してみたらいい。

割れたら仕方ない。

割れなければ
拾えばいい。

気持ちの繋がりは
そんなもんだ。

詩    ενεΝ

詩 ενεΝ

理解者ぶって
優しくしても

空しくなる。

反抗して
好き勝手も

空しくなる。

どうせ
辿り着く
空しさなら

せめて
人は人を
傷つけないよう

強さに任せて
黙ればいいのにね。

詩     察して天国

詩 察して天国

「平気だよ」



「平気じゃない」


読み取らなきゃだし

「もうダメ」



案外タフだ。

言葉の奥の

奥の奥

察して
察して貰われ

察して天国に
住んでるようじゃ

声の形すらも
忘れちゃうよ

奥にしまった
思いってやつを

言ってしまえ

伝えてしまえ。

詩   のぉと。

詩 のぉと。

ワタシは話すのが下手

お喋りは嫌いじゃないけど
気持ちを上手く伝えるには
相当時間がかかる

あれこれ
あれこれ

ノートに書きなぐるように
スラスラ話せたら
良いのにな

それって最高

後悔もなしにね。

詩   かお

詩 かお

貴方がワタシを
どう思っているかは

かおで解る。

誰だって
愛しいものを見つめる表情は
優しいもの

笑っていようが
怒っていようが

かおに潜む表情
それは
誤魔化せないから。