出雲探訪記 / 第6話:みちざね公のルーツを探る(その2)
前々回で、天神さん=「すがわらのみちざね公」(菅原道真)な話を。
前回は、みちざね公の祖先=「のみのすくね」(野見宿禰)な話を。
今回は、みちざね公とすくねの祖先も(神話の世界じゃ)有名な方らしいけど、誰?ということで紹介したいと思います。
それは、アメノホヒうんたらかんたらという神さまに行き着きます。
(アメノホヒノミコト:天穂日命)
ご先祖さまを辿ると神さまに行き着いちゃうっていうのが不思議かつ面白いですよね。。家系図があるんでしょうね。。(あったら見せてもらいたい..
.!)
すくねは古墳時代の人、というのを前回紹介しました。
すくねは、アメノホヒうんたらかんたらの神さまの14世の子孫にあたるそう。
14世って考えると1世代20才と捉えたとして単純計算で
20×14=280年
古墳時代の約300年前頃にアメノホヒうんたらかんたらな神さまはいらっしゃったのかもですね。
ちなみに現代の300年前となると1700年ごろで日本は江戸時代。
なんとなく歴史の長さの間隔つかめますかね。。
すくねとアメノホヒの神さまも案内板では文字に起こせば横に並ぶわけで
時間的な距離まで近そうな錯覚を(私は)してしまいがちですが
なかなか時間的に遠いですよね。なんせ14代目ということで。。
こういう話を若干興奮気味に父に話しました。
「みちざねの出生家が島根にあって、その祖先が相撲発祥起源に関係しているすくねで、その祖先がアメノホヒノミコトという神さまにたどり着くらしい・・!」と。
そしたらぽそっと父はいった。
「せんげさんやきたじまさんもアメノホヒノミコトが祖先になるから、つながってるね。」と
え!そうなの?
調べてみたら、
出雲大社の両脇をお抱えしている国造家の家祖(初代1代目)は
ほんとだ.アメノホヒノミコトだ。
出雲大社といったら、おおくにぬしうんたらかんたらな神さま(オオクニヌシノミコト)が祀られていらっしゃるので、てっきり、せんげさんやきたじまさんもルーツを辿るとおおくにぬしうんたらかんたらな神さまなんだろなぁとぼやっと思ってました。
ちなみに、アメノホヒノミコトは、天照大神(あまてらすおおみかみ)の子というポジションになります。
それで、話を最初の最初に戻してまとめると、
天神さんという神さまになったみちざね公のルーツを辿ると、
神さまに行き着くのだがまさかの出雲大社の国造家の初代と一緒
という話でした☆
みちざね公のルーツを探るのは一回終了して、
次回は天照大神といえばここ?と思う神社を紹介したいと思います。
いつも最後までお読みくださりありがとうございます!
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