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愛酒の日生まれ。壁抜けの力とカテゴライズされにくさを磨きながら、どこにも属さずに生きて…

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愛酒の日生まれ。壁抜けの力とカテゴライズされにくさを磨きながら、どこにも属さずに生きていけますように。何でもかんでもすぐ忘れてしまうので、自分のための思考のピン留めと脳内を言語にする練習。

最近の記事

雪の無い2月は不思議

ふるさとという言葉がまとうちょっとした重さやノスタルジーを持たずに生きてきたつもりだったけど、ふとした時に見つける習慣の違いなんかで自分のルーツを思うことがだんだんと増えてきた。 それが歳を重ねるということなんだろかー。 良い悪いではなく。 2024年は冥王星が山羊座から水瓶座に最終遷移するというので、嗜み始めたばかりの星読みでは個人的初の最BIGテーマでもありドキドキしている一方で。 それより体感的に謎なのが今年の盛岡に雪が積もらないということだ。 積もらないどころか

    • はむ、さきわう

      兎に角、体感しないと何もわからないたちということか。そう知ったのが大人になり随分たってからだったもので、それを理解するまでに出会った人には随分と失礼を働いたと今更ながら頭が下がる。 しかも、飲み込みは多分早い方だったので、わかっていると勘違いしていたから余計手がつけられない。 感情がこもっていない、と指摘された日々をそっと振り返る。 仕方ないことだ。まさに「飲み込みが早い」は言い得て妙。喉を通過させ流し込むとなると、感覚器の使用は最小限ですむ。苦手な漢方薬を可能な限りの

      • C'MON C'MON という未来、あるいはともだちという対等性についての脳内記録

        愛おしく嬉しく好きすぎて だから逆になおさらなるべくエモーショナルを使わない形での自分のための記録をしたい。 「C'MON C'MON」を見た。 子どものいない独身男性が、甥っ子と過ごす数日間を描いたこの映画。 切り口はいくつもあるのだろうけど、私にとっての一つは多分「ロール、役割理論からの解放」だった。 語りを通して編まれる世界 冒頭からの数分で、2019年に森美術館で開催された 「塩田千春展:魂が震える」 を思い出す。 あの会場の一番最後のコーナーではドイツのこど

        • あるやり取りと言葉についての覚書(今日時点の所感)

          「あなたは言葉をなんのために使うの」 ということを定期的に問われる。 称賛の時も。非難の声も。 時折ぽつぽつそれなりにでも定期的に必ず。ある種のバリエーションで。 他の人はそんな事はないのだ、と気づいたのは最近だ。それは引き寄せているのかもしれないし、自分がそこに力点を置いているから目につくという事なのかもしれない。 それなのに、何度か聞かれている事だというのに。言葉に詰まってしまった。ついこないだのこと。 あなたは何か専門性を持っていますか?ー はい。 何ができるの?

        雪の無い2月は不思議

        • はむ、さきわう

        • C'MON C'MON という未来、あるいはともだちという対等性についての脳内記録

        • あるやり取りと言葉についての覚書(今日時点の所感)

          イカリ、を飼いならす方法

          いかり。あれです。喜怒哀楽のど。 瞬間湯沸かし器とか聞きますが、すぐにめらっとしちゃう性質が、自分にある、と自覚したのは仕事を始めてからのこと。 学生の頃はもう少しねじれ、腑に落ちないことにはそっと無視をしたまま忘れたり、冷笑的に応対したり、論理の矛盾をついてみたりしていた。我慢することもそれほどないし、感情の波は大きくない方だと思い込んでいた。後から振り返るなら、直接対峙していなかった。 その考え方でいくと、怒ることができるようになった、というのは当事者になったという

          イカリ、を飼いならす方法

          たべてもたべなくてもよい世界

          夢を見た。 夢、はよく見る。 大抵は現実世界と酷似しており、登場人物も日常の地続きで、突飛なことは起こらず面接やブッキングやカンファレンスやらを眠りの中でも繰り返す、どれだけ仕事が好きなんだろう、というくらいそのバリエーションだった。(その職場はやめてしまったのだが。) 夢、というと思い出すのは夏目漱石の夢十夜。 特に第一夜は本当に本当に美しい文章がつらつらと並んでおり「死んだら、埋めてください。小さな桜貝で穴を掘って。」という読むだけだとたいそうロマンティックなもの

          たべてもたべなくてもよい世界

          文体練習

          文体練習、という名前の本を見たのは、盛岡の青山町にある中年のための憩いの場を目指す(と店主からお聞きした気がしているのだが捏造だったらすみません)カフェ、Donnyhaにて。ダニーハ、という不思議に安らぐ柔らかな音は、ダニーハザウェイの名前からだったのは間違いがないはず。 スチールの事務用書棚の間に配置されたKOKUYOのソファイスの黒にグレーの混じったペールブルーの壁、タプナードのホットサンド、スペイン風オムレツに苦味のバランスが気持ちにジャストなカフェコンレチェ。音楽は

          文体練習

          noteをはじめてみる

          前からちょいちょい話を聞きつつも、好きな人の文章や気になることを閲覧していくだけで、利点をうまく把握できなかったnote。けれど誰かに説明しなくちゃいけない場面も出てきそうだなぁ。と思った。 そうなったときに、自分でしてみるのが早いかな、となる。 もともと外界と体の連携がうまくいかず、ペーパーを読むだけだと理解ができない性質なので。 行政文書とかとても辛い。脳を第3の位置にポジショニングし目を見開き意識をオフにしないとインストールできない。説明書を読まずに作る、家にある

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