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週末フリーライターになったわけ~その2 (記者ハンドブックの話)

前回の話はこちら→週末フリーライターになったわけ|あや|note

さて、50歳目前にしてライターを志した私。
ライターの基礎を知り、学ぶべく
講座に通うことに。
一応、試験もあり、800字で自分の自己紹介を書いたような?
私の受けたライター・エディター講座「LETS」は首都圏では馴染みがある「リビング新聞」というフリーペーパーが母体。(現在は閉講)
元々、主婦に向けて発信していたとあって講座に通ってくる人もほぼ既婚者で、年代は20代~50代とバラバラ 。
先生は元リビング新聞編集長や編集者やライター、元日本経済新聞の記者や新聞のカメラマンなどでした。
ベーシックコース(6か月)とアドバンスコース(6か月)があり
私は両方1年通いました。土曜日の午前中に隔週の講座があり
講座後にはみんなで一緒にランチをいただきながら交流します。
ベーシック講座では文章の基礎、インタビューの方法、資料からの書き起こし、撮影の仕方まで盛りだくさん。
アドバンス講座では、実践としてみんなで本を制作するという流れでした。

その中で一番大変だったのが毎回800字の記事を書く課題が出ること。「最近オープンした施設の紹介」「話題のサービス日用品」などの記事を書き提出すると添削されて戻ってきます。最初のうちは赤字で真っ赤。週5日で働きながらまっさらなところから記事を書くのは辛く、何度もくじけそうになりましたが、先生は一流の方たちばかりで話が面白く、授業を受けたときは「私が勉強したかったことはまさにこれだ!」と楽しかった。

『記者ハンドブック』を使用したのも、この講座が初めてでした。媒体にもよりますが、新聞や雑誌の記事を書くときには一定の表記のルールが存在し、その指針になる辞書みたいなものです。
例えば「子供」→「子ども」「美味しい」→「おいしい」と書くなど。。。
他にもたくさん「なんで?」と思うことがたくさんありました。
ライターを始めてから取材先に確認出しをするとき「子ども」と記載して
「子供と書いてください」と言われたりもしました。
私も何も知らないときは、なんで子どもって書くの?子供でしょって気持ち。他にもたくさんのルールが存在します。

「ライターになりたい」と言っていると「雑誌や新聞なんて古いよ、今はインスタにツイッター、ブログなどSNSでなんでも発信できるじゃない」と周りには言われます。
でも、現場に出向いて取材をして、テープ起こしをしたり
『記者ハンドブック』で表記を見直したり編集者に原稿を提出して
っていう工程を経て雑誌や新聞に掲載されるときの喜びは
SNSのいいね! とはまた違った代えがたいものです。

少し道にそれてしまいましたが、ライター講座で培ったものは
今も本当に役立っているし
何より右も左もわからない40代のおばさんがライターとして
お金をいただけるようになりました。

つづく。。。
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