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小説→漫画→写真|途中でコンテンツ形態が3変化するトランスフォーム型メディアの生成|

どうもこんばんは。
後に、おはようございます。

今日もお仕事、並びにnoteの執筆
お疲れ様です。

音楽の先生と教頭の詳しいプロフィールと活動内容は
こちらの記事へ。
※アイディアや発想などの権利を完全には放棄しておりません。
一次使用、二次使用などの場合は然るべき配慮を
宜しくお願い致します。



発端


映画を鑑賞していてふと思いました。
映画は映画の形を保ったまま進んでいく。

小説は小説、漫画は漫画のまま。
途中でコンテンツ形態が変わる事がない。
当たり前の話ではあります。

でも、そこの常識をえいやっと
取っ払ってしまうと一体どうなってしまうのか。
途中で形態がトランスフォームした場合、
全体的にどういう見え方をするのか。

個人的に興味がございます。


そこで今回は
小説から漫画、そして写真へと
コンテンツ形態が途中で3変化する物語を作ってみたいと思います。


人物設定


その為にまずは、架空の人物を作らせてください。

名前 岩渕もちょ子  いわぶち もちょこ
化粧 地雷メイク
年齢 21歳
最寄駅 高円寺
職業 自称フォトグラファー(ポラロイド)


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このキャラクターを主軸にお話を展開して参りたいと思います。
※私が扮装しております。



それでは早速、始めましょう。



岩渕もちょ子の物語


太陽暦では水無月から葉月にかけてを指し、
気象庁の判断では最高気温が25℃以上の期間を指す。

俗称、夏。


布団の上で胡座をかき、蚊に喰われた腕を組む。
「コンクールに出ねばなるまい。」
彼女はまんじりともせず、その夜を過ごした。

そして、翌日。大安吉日のY曜日。
今日は期待以上の写真が撮れるXデイ。
根拠はない。

岩渕もちょ子、決意の朝が来た。
鳥のさえずりなど聞いちゃあいられない。
蝉の大合唱も脳内で強制的にミュート。
全ての雑音を遮断する。
対象物の声にのみ鼓膜を預け、精神を研ぎ澄ます。
よだれを拭う時間などない。
好機は刹那。画角の中で真理の閃光を捉えよ。
シャッターを切る瞬間、彼女は言った。
「くらえ。」

これは彼女の口癖であった。
要約すると意味はこうだ。
世間様よ、私の才能溢れる作品を「くらえ。」

そう、この痛さこそが
もちょ子がもちょ子たる所以なのである。
己が天才だと信じて疑わぬ逞しいお心。

しかし、実際は違う。
社会的に彼女は感性が奇天烈過ぎて売れない
素人フォトグラファー。
ベタと戦争を忌み嫌う。
だが、そこがもちょ子の長所でもあった。
好きに対しては異常にプラトニックと言えるからだ。
好きが汚れない。

そして、いつも彼女は街へ躍り出た。
無論、今日も。
コンクールに応募する為、写真を撮るのだ。
仕方なく。
大衆に迎合する為に仕方なく。
ああ。仕方なく。

因みに、もちょ子に謙虚さを求めても無駄である。


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結果、彼女はコンクールに落選した。
かすりもしなかった。


しかし、もちょ子はめげなかった。
いや、めげる気など元々なかったというべきか。
数秒後にはケロリとしていた。
まさに岩の如し。
岩渕。


そして、彼女はまた街に出る。
大好きだったお父さんの形見であるポラロイドを携えて。


因みに、もちょ子は形見の逸話を誰にも吐露した事がない。
メロドラマのようにペシミスティックな雰囲気になるのが嫌だからである。


           終わり



個人的な感想


私は違和感をあまり感じませんでした。

そのセクションごとにベストな見せ方があるのであれば
好きに変化させても問題ないのかなと思いました。
だからと言って、自由に変え過ぎてもきっと見辛いのでしょうね。
あくまでも必要性がある場合に限っての話なのかもしれません。
皆様はどう感じましたでしょうか。


後、これは全く関係ないのですが、
漫画パートが破茶滅茶にキツかったです。
昔から随分とエネルギーのコスパが悪いなと
薄々感じてはいましたが、これは本当にしんどい。
描いても描いても終わる気がしないのです。
普段から描いていらっしゃる方を本気でリスペクトします。


今回、色々とやれて個人的に楽しかったです。
しかし、それぞれのジャンルでそれぞれのエキスパートの方がいらっしゃいますよね。
今後、同盟を仲介する者が現れるやもしれません。
かの坂本龍馬のように。


そして、それらを融合させたとんでもない作品が
いつか登場するかもしれません。
になる時、とてつもないエネルギーが生まれるはずです。

そんなことを夢想しておりますと、
なんだか私はとてもワクワクしてきます。




それでは今日はこの辺で。

最後までお付き合いくださり、
本当にどうもありがとうございました。



感謝


なんと、あしたパスタ様が素敵な記事を書いてくださりました。


こちら🍝

そして、あしたパスタ様のおすすめ記事は
こちら


嬉しすぎます。
こうなれば、いっそ皆で楽しくパスタを頂きましょう。
もちょ子はバジルソースで食べると言っております。



本当にどうもありがとうございました。




そして、森てく様
この記事を素敵なマガジンに追加してくださり本当にどうもありがとうございます。


森てく様のユーモラスで楽しいページは→こちら←をチェック。




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