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4月12日〇〇〇〇〇〇の日!太陽光エネルギー!ジョンC.マンキンス!

こんにちは!吉川絢香です。

◆Q、4月12日は何の日でしょうか?
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◆A、『 世界宇宙飛行の日 』です。
1961年4月12日は世界初の人を載せた人工衛星ヴォストーク1号がソビエト連邦によって打ち上げられました。
初めて宇宙に行ったユーリ・ガガーリンの『 地球は青かった 』は世界的に有名な名言ですね。

◆豆知識
NASAのスペースシャトル『 コロンビア 』の最初のフライトも20年後の1981年4月12日に打ち上げられているが、これは当初の打ち上げ予定から2日延期された結果、偶然4月12日になったとの事です。

さて、話は少し変わりますが宇宙にも行けるようになった現代で注目されているのが『 太陽光エネルギー 』です。
地球だと雨や曇りだと、どうしても太陽光が受けずらくエネルギーを蓄える事が難しいのですが、宇宙では決して太陽が沈む事はありません。
今回こちらの太陽光エネルギーについて着目してみます。
宇宙から太陽光エネルギーを得るとなると、問題になるのが技術トラブル、見積りコストが桁外れなほど高額な事です。
宇宙での発電と送電システムの建設に約5700億円、地上の集電システムの建設に約2300億円、部品の輸送費に約4700億円。
さらに保守・運用費として年間約340億円が見込まれていて莫大な金額がかかります。
より低価格で効率のいい太陽電池が登場するにつれ、宇宙から太陽エネルギーを送る案は勢いを失いつつありました。
しかし当時政府の研究機関に勤めていた『 ジョンC.マンキンス 』は諦めませんでした。

ジョンC.マンキンスとはどんな人物?
この方は100を超える個別プロジェクトと3,000人を超える人員を含む、8億ドルの年間予算を担当し、探査システムミッション局内の探査システム研究技術のマネージャーを務めあげています。
そして彼は、米航空宇宙局(NASA)はエネルギー省と共同で宇宙太陽光発電の実現可能性に関する一連の調査活動を実施し、1975年にはマイクロ波用の巨大パラボラアンテナを使って30kWの電力を1マイル(約1,600m)先まで飛ばすことに成功。
NASAの実験から45年近く経つというのに当時の記録をいまだに破られていません。

彼が成果を上げている中、NASAは大人の事情でプロジェクトを打ち切ってしまいます。
そして彼は2005年にNASAを辞めてコンサルタントに転身しました。
転身してからも宇宙太陽光発電の構想をあきらめる事ができませんでした。
小規模ながら宇宙太陽光発電に関する実験を個人的に実施し、11年にはNASAの「革新的先端構想」プログラムから助成金を得るまでに!!!

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彼が諦めずに奮起しながら今でも新しい取り組みをしているからこそ、今では世界各国で宇宙太陽光発電の取り組みがされているんだろうなと感じました。
誰かの努力やチャレンジが世界を救います。

https://news.line.me/articles/oa-wired/6472fb3bc3e7

参照)lineニュース


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