【物語×エッセイ】タイトルは人生 #ちょっとした楽しみ
ここまでの2つの話を見て
思った方もいるだろう
こいつ大丈夫か。
大学の授業はつまらなそうにしているし
友達とは上手くいってなさそうだし
安心してください。
そんな私にも息抜きがあります。
それは、毎週火曜日。
この日だけ、授業が2限しかないのだ。
この日は大抵、授業が終わって、一目散に家に帰る。
そして、家で荷物を減らし、
そそくさと最寄りの駅へ向かう。
そして、電車に揺られ、2駅先の大きな駅へ出かける。
その駅は、中心都市ということもあり、自分の最寄り駅と比べ物にならないほど、栄えている。
駅を出れば、目の前には大きなデパートやビルが広がり、こんな田舎でも、
ああ、都会に来たな、
と小さな非日常が味わえる。
大きな駅に来たらやることはやることはだいたい決まっている。
まず、ご飯を食べる。
ずっと目を付けていた、マクドナルドの新作ハンバーガーのセットとデザート
気になっていたピザが美味しい、駅からちょっと離れたご飯屋さん
とびきり疲れた体を癒してくれる、大好きなクリームたっぷりのパンケーキが売りの、行きつけのカフェ
火曜日はここでご飯を食べる!と前々から必ず決めている。
なんなら火曜日にお昼ご飯を食べている時に、来週の火曜日はこれを食べよう、と思っている時もある。(むしろそっちの方が多い)
そう。食べることが大好きなのだ。
美味しいものを食べることいずしあわせ。
これだけは誰にも譲れない。
次に買い物。
大きな駅なので、なんでもものが揃う。
百均だって、洋服屋だって、雑貨屋だって、
スタバなんて近くに4件もある。
(さすが小さな都、?)
1週間のうちに必要だったものをまとめてiPhoneのメモアプリに書いて、それを見ながら買い物をする。
ときどき、ちょっとオシャレなお菓子を買ったり、産地直送の果物を買ったり。
そんな寄り道も買い物の醍醐味かな、とも思っている。
番外編〜カラオケ〜
大体はお昼からの買い物、という流れだが、
もちろん例外もある。
それは、カラオケだ。
もちろん、1人だ。
俗に言う、ヒトカラ、というもの。
今どき珍しくはないだろう。
私なんか、中学2年生のときからヒトカラをしている。
家で歌いながらドライヤーをしてて、物足りなくなったとき、流行りの歌を覚えて早く発散したいとき(+お金に余裕があるとき)にカラオケは行く。
そのときは、持ち帰り可能なお店でご飯を買い、コンビニで甘いお菓子としょっぱいお菓子を1つずつ買い、カラオケへ向かう。
もちろんドリンクバー 一択。
元がどうのなんぞ気にしない。
気分や喉のコンディションで飲み物が選び放題だなんて最高じゃないか。
それだけで元以上の価値がある。
もっと贅沢したいときはソフトクリームなんかつけちゃって。
カラオケ部屋に入ったら、絶対にやることがある。
それは、
部屋を暗くして、マイクのエコーを0にする。
部屋を暗くするのは、雰囲気を出すため。
エコーを0にするのは、声の性質をダイレクトに聴くため。
以上、私のこだわりポイントでした。
カラオケ部屋は1人なので、なんでも出来る。
覚えたてで、振りが怪しいダンスだって踊れるし、
感情を込めて歌うのに、手を顔の前で声に合わせて動かすことだって。
誰にも笑われないし、ツッコまれない。
あー、ヒトカラ楽しかったあああ!
そう心の中で叫び、気付いていなかったストレスも発散されたのか、体が軽い気がして、帰りは毎回、自然と小さなスキップをしてしまう。
帰りはいつも18時前には帰る。
流石にずっと出かけるのは疲れるし、そこまで過ごす程、やることは組んでいないから自然とその時間になる。
大きな幸せとは言い難いが、この小さな幸せが週1あるだけで心が癒されるし、むしろそれでいい。
ああ、もっと居たかったな。
なんていう惜しさなど無く、帰りの電車を淡々と調べてホームへ向かう。
今週もゆっくり頑張ろう。
次
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