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バルセロナのなんでもない週末

久しぶりに天気の良い週末で、なんだか「週末らしい週末」を過ごしたような気がします。とはいえ、土曜日は朝からガイドのお仕事が入っていたのですが……。
 
サグラダ・ファミリアで仕事を終えてから、毎年5月11日に開かれるFeria de Sant Ponç / サンタ・ポンスの市場(という訳で正しいのかわかりませんが)に行ってきました。薬草の聖人である聖ポンスのお祭りということで、この市場ではハーブやドライフルーツ、ハチミツなどエコな商品が並びます。規模はそれほど大きいわけではありませんが、地元の人が訪れる伝統的な市場です。
 
今年はいまが旬だというローズマリーのハチミツと、3時間ももつというハンドメイドのお香をゲット。
 
お腹も空いたので、久しぶりにサン・アントニ / ポブレセック方面まで足を伸ばし、グーグルマップで出てきたなかで一番評価の高かったメキシコレストラン「La Güerita Mexicana」に突撃。ビールとタコスが空腹に染み渡ります。おいしいタコスとそうでないものは、明らかに肉が違う。2人でドリンクを1杯ずつ、タコスを合計7個で、お会計1人15ユーロと値段も良心的でした。

おいしいタコス屋開拓に余念がありません


苦しくてお腹がはち切れそうになりながらも、どうしてもこの近所のドーナッツ屋さんに行きたくて向かったのが、その名も「La Donutería(ドヌテリア)」。見てください、このつやつやふっくらしたドーナツたち。店内で焼いているできたてのドーナツたちは、しっかり甘くて、無性に食べたくなるときがあるのです。もう、みんなかわいくてお持ち帰りしたくなってしまいます。

全部食べたい

ベンチで太陽に当たりながら、コーヒーとドーナツを頬張ったあと(その日はお店の記念日ということで、何も買わなかったくせに彼はちゃっかりコーヒーフレイバーのアイスをゲットしていました。これもまた、おいしかった!)、なぜかバイクで古本屋の梯子をし、帰路について赤ワイン片手にユーロビジョンを鑑賞したのでした。

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