あまい桃と、人生の記憶。
義理の母から、桃をいただいた。🍑
(正確には、実家にとどいたお中元の桃)
先日帰ったときに
「とても美味しそうだから」と
ふたつ、母からおすそ分けしてもらって。
ほんのり甘い香りがしてきた頃が
とてもみずみずしくて、美味しい食べごろ。
ひんやり冷えたまあるい桃
皮をそーっとうすく、むいていく。
そのときなんとなく、ぼんやりと
「あぁ・・なんだか。
生きるって、こういうことなのかな」
って、じんわりと感じた。
*
わたしの心の記憶に
お義母さんからもらった桃の想い出が
あたらしく、そっと刻まれる。
🍑
ささいな日常の記憶が
ゆっくりと折り重なって、
わたしの人生の日々を紡いでゆく。
そうしていつか、今日のことも
“愛おしい想い出”になるのかもしれない。
*
「小さい頃ね
実家のお庭に桃の木があって」
「夏はね、それをもいで
姉と弟と食べるのが楽しみだったの」
そんなふうに話していたから
なんだかいっそう、印象的だったのかも。
あまい桃、美味しかったです。
ごちそうさまでした。🍑✨
from. あそうあやか
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