阿部 彩花

吸収力と創造力を高めるために、noteはじめてみました。

阿部 彩花

吸収力と創造力を高めるために、noteはじめてみました。

記事一覧

喫煙と体臭

「あ、人来てたんだ。ドウモ。」 14歳の頃、地元で仲の良いあずさの家に遊びに行ったら、彼女のお兄ちゃんが部屋に入ってきた。 4つ上なのでほとんど面識はないけど…

阿部 彩花
10年前
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第4回 リアルテキスト塾レポート ~未来を描くということ~

「 なんなんだ、これは。 いったいどこが”テキスト塾"!? 」 驚きと発見と、してやられた!のニヤニヤの連続。 良い意味で期待を裏切られた、刺激溢れる全4回の講義が終…

阿部 彩花
10年前
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リアルテキスト塾レポートNo,3 ~決めるということ~

「えっと…そうですね、 才ある皆さんがこうして集まっているので、 我々で日本の未来を…創っていきましょう!」 その大言壮語とは裏腹に、周りの反応を伺いながらヒヤ…

阿部 彩花
10年前
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twitter課題「70歳のヤクザ」

福澤 克雄(70歳) 歌舞伎町、井上組のヤクザ。 細身で長身、眉間には深い皺が刻まれている。 性格は、一言でいうと偏屈。 人嫌い。とにかく口が悪い。 いつも、若者衆…

阿部 彩花
10年前
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リアルテキスト塾レポートNo,2 ~生きるということ~

「今日のテーマはそうだな、『人はなぜ生きるのか』だな。」 いきなりの深いテーマに、思わずゴクリと息を呑んだ。 「まず、花はなぜ咲くのかわかるか?種の情報を次の世…

阿部 彩花
10年前
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twitter課題「わたしの嫌いなひと」

後藤 ミカ(26歳) 地元の大手パン製造メーカーで工場勤務、週3出勤のパートタイムジョブ。 子供は2人、21と23歳の時に出産。 もちろん、キラキラネーム。 旦那は運送業…

阿部 彩花
10年前
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小学校3年生の通学路 (リアルテキスト塾課題)

父の仕事の都合で転勤族だった私は、幼稚園年長〜小学校3年生までの期間を、大阪の豊中市で過ごした。 大阪といっても、私の住む桃山台は、マンションが建ち並ぶベッドタ…

阿部 彩花
10年前

リアルテキスト塾レポNo,1 ~発信するということ~

文章の持つ力って、なんだろう。 ずっと考えてきた。 口では考えていることを素直に表現するのが苦手なのに、 文章になると心の奥底が自然に紡がれていく。不思議だ。 何…

阿部 彩花
10年前
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リアルテキスト塾の先生、橘川幸夫さんにおすすめしていただいて、noteはじめてみました。少しずつ、綴っていきます。

阿部 彩花
10年前
1

喫煙と体臭

「あ、人来てたんだ。ドウモ。」

14歳の頃、地元で仲の良いあずさの家に遊びに行ったら、彼女のお兄ちゃんが部屋に入ってきた。

4つ上なのでほとんど面識はないけど、地元じゃ名が知れていて、中学でもよくその名を耳にする。
いわゆる地元のヤンキーグループに所属していて、ちょっとお近づきになりにくい存在だ。

しかし、イケメン。ハッとするほど。あずさんち、お母さんがハーフなんだよね。シェリー

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第4回 リアルテキスト塾レポート ~未来を描くということ~

「 なんなんだ、これは。
いったいどこが”テキスト塾"!? 」

驚きと発見と、してやられた!のニヤニヤの連続。

良い意味で期待を裏切られた、刺激溢れる全4回の講義が終わり、
4ヶ月が経とうとしている。

橘川さんにぶんと放り出され、前のめり気味に
スタート地点に立ったというのに、
未だ私は前進していない。

自分の中から溢れ出ていた「 発信したい欲 」は、
いったい何処に行ってしまったのか。

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リアルテキスト塾レポートNo,3 ~決めるということ~

「えっと…そうですね、

才ある皆さんがこうして集まっているので、

我々で日本の未来を…創っていきましょう!」

その大言壮語とは裏腹に、周りの反応を伺いながらヒヤヒヤ。
乏しいアイデアを振り絞って、声を張り上げた。

橘川さんが「それは、きれいごとだ! 」と軽快に叫ぶ。

まるで笑点の大喜利のよう。

大の大人達が、真面目に頓知をきかせている。
全力でやれば、どんなことでも面白い!!!

今回

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twitter課題「70歳のヤクザ」

福澤 克雄(70歳)

歌舞伎町、井上組のヤクザ。

細身で長身、眉間には深い皺が刻まれている。

性格は、一言でいうと偏屈。
人嫌い。とにかく口が悪い。

いつも、若者衆と政治家の悪口を言っている。

酒は弱いので滅多に飲まないが、たまに飲むと更に毒を吐くので周りからは毛嫌いされている。

組長である井上邦彦は、小学校からの同級生。
若者衆は、人望のない克雄を側に置くことを理解出来ないが、組長は

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リアルテキスト塾レポートNo,2 ~生きるということ~

「今日のテーマはそうだな、『人はなぜ生きるのか』だな。」

いきなりの深いテーマに、思わずゴクリと息を呑んだ。

「まず、花はなぜ咲くのかわかるか?種の情報を次の世代に伝えるんだよ。」

ホワイトボードに、種子の絵が書かれる。遺伝子の象徴だ。

一体どんな展開が始まるのか。橘川さんの言葉に、どんどん引き込まれていく…。

5月24日土曜日。
待ちに待った『第二回リアルテキスト塾』が開校された。

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twitter課題「わたしの嫌いなひと」

後藤 ミカ(26歳)

地元の大手パン製造メーカーで工場勤務、週3出勤のパートタイムジョブ。

子供は2人、21と23歳の時に出産。
もちろん、キラキラネーム。
旦那は運送業。普段は優しいが、後輩にはすぐキレる。

自分の容姿については、もちろん可愛いという評価。
力のある目付きと眉に自信を持っている。
昔からチヤホヤされてきたし、これからだってそうだ。

強気な性格と相反して、好きな色はピンク。

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小学校3年生の通学路 (リアルテキスト塾課題)

父の仕事の都合で転勤族だった私は、幼稚園年長〜小学校3年生までの期間を、大阪の豊中市で過ごした。

大阪といっても、私の住む桃山台は、マンションが建ち並ぶベッドタウン。

同じく転勤で来ている家族も多く、関西弁は一切うつらなかった。その後、岡山・札幌・福岡を転々としたおかげで、各地のごちゃ混ぜ標準語を話す人にはなってしまったが。

話を戻して、私が住んでいたのは、8階建てのオートロック付きマンショ

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リアルテキスト塾レポNo,1 ~発信するということ~

文章の持つ力って、なんだろう。
ずっと考えてきた。

口では考えていることを素直に表現するのが苦手なのに、
文章になると心の奥底が自然に紡がれていく。不思議だ。

何か迷いがあるときや、頭の整理をしたいときには、
昔から必ず文章に落として考えてきた。

そんな私が、稚拙ながら、会報誌で祖母に関するコラムを書いた。
「感動して涙がでました。」
あたたかい手紙をたくさんいただいた。
私のほうが、倍に泣

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リアルテキスト塾の先生、橘川幸夫さんにおすすめしていただいて、noteはじめてみました。少しずつ、綴っていきます。