【新潟ぽんしゅ名鑑】日本酒度＋12辛口を超えた”超辛口”越乃景虎：諸橋酒造
綺麗道です。
今日はぽんしゅの日。
新潟日本酒を推させていただきます。
日本酒は世界に誇る日本の文化
海外では日本酒の魅力が人々の心に火をつけている一方、日本では日本酒離れも進んでいるとか。
かく言う私もこれまで日本酒をあまり飲んでこなかったうちの一人。
でも、蔵元を守り続けてきた先人たちの”想い”に触れるうちに気付いた。
日本酒は守るべき文化である
ということに。
蔵元たちがこれまでずっと継承してきた「想い」と「技術」を今こそ伝えていかなければならない。
日本の酒
なんだから。
日本を支えてきたのだから。
越乃景虎 超辛口本醸造
超辛口ってどういうこと？
日本酒の中では、
糖度の低い銘柄は「辛口」に分類されます。
その指標となるのが、
「日本酒度」と「酸度」というもの。
日本酒度は
プラスであるほど辛口で糖度が低く、
マイナスであるほど甘口で糖度が高い
ことを表しています。
自分の好みのぽんしゅに出会うためには
この基準を参考にしながら攻めていくのが吉！
【日本酒度の辛さの基準】
-1.4〜+1.4：普通
+1.5～3.4：やや辛口
+3.5〜5.9：辛口
+6.0以上：大辛口
+10を超えると「超辛口」
なかには+20を超える銘柄もあるんだとか。
新潟といえば淡麗辛口
日本酒度+12の超辛口である越乃景虎。
キレとコクはもちろんのこと、辛さの中に感じるほのかな甘みが魅力だといわれています。
仕込み水には、
新潟県の名水として知られる杜々の森湧水、
蔵の敷地内に湧き出る井戸水を使用。
いずれも超軟水。
越乃景虎の特徴でもある
「辛口でありながら、辛さを感じさせない」
味わいを引き出しています。
蔵元である諸橋酒造が位置するのは新潟県長岡市。
県内でも有数の豪雪地帯。
人にとってはとても厳しい環境です。
ですが、酒造りにとっては最適な条件ともいわれ、「名酒の地」としても知られる地域。
創業1847年という老舗である諸橋酒造。
蔵元の技術しかり、
豊かな自然と質の高い原料しかり。
それらを最大限に活かして醸された
超辛口の日本酒。
それが
越乃景虎 超辛口本醸造。
ぽんしゅビギナーが実際に飲んでみた
お恥ずかしながら私、ぽんしゅビギナーなんです。
ぽんしゅ始めはほんの数か月前。
私をぽんしゅ沼に引き入れたのは、甘口のとっても飲みやすいカクテルのような日本酒でした。
飲みにくいイメージがあった日本酒のイメージをガラッと変えてくれた。
そこからは少しずつ手を広げ、
今回はついに
辛口の極み。
超辛口に挑戦。
「一般の辛口よりも更に辛口に仕上げた」清酒。
少しドキドキしながら口に運ぶ。
（これは私にどんな世界を見せてくれるのかしら・・・）
そしたらなんと
その日本酒のさらっと飲みやすいこと。
『キレが良い』と表現されるこの感覚。
本当に後をひかない。
飲んだ後口の中すっきり。
（なんだこれ、美味しいじゃないか。）
甘口スタートだった私。
でも、辛口の魅力にようやく気付き始めたみたいです。
甘口はカクテル気分ですいすい。
超辛口はきりっとしていて、料理と共にすいすい。
白身魚や牡蠣に合うともいわれる
この超辛口。
料理を邪魔せず
”引き立てる”という印象のお酒でした。
これはますます酒と食が進む。
そういう意味では、危険なお酒。
超辛口おそるべし。
新潟といえば「淡麗辛口」といわれますが、その王道を突き進むのがこの越乃景虎 超辛口本醸造。
一度試してみてはいかがでしょうか？
商品情報
商品名 ：越乃景虎 超辛口本醸造
蔵元： 諸橋酒造
特定名称 ：本醸造酒
アルコール度 ：15度以上～16度未満
日本酒度 ：＋12
酸度 ：1.5
原料米 ：五百万石、こしいぶき
精米歩合 ：55%
味わい ：辛口
諸橋酒造株式会社
新潟県長岡市北荷頃408
電話番号 ／ 0258-52-1151
営業時間 ／ 午前8時 ～ 12時・午後1時 ～ 5時
休業日 ／ 土曜日・日曜日・祝日
「酒造りに専念させて頂きたく、小売販売、酒蔵見学、試飲などの店頭業務は行っておりません。」とHPにありました。
残念だけど、そのまっすぐな思い。
さらに諸橋酒造さんのことが好きになりました。
今日はぽんしゅの日でした。
飲み過ぎ注意ですぞ。
ぽんしゅをまとめた記事はこちら↓
おしまい
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