見出し画像

砂糖なしの対応。生姜の佃煮を○○で作ってみたら【ずぼらで綺麗メシ】

▶美味しいものが何よりも好きだ
▶できたら体によいものを食べたい
▶砂糖を使うことにためらいがある
▶でも、甘いもの好きだし砂糖はやめられない・・・

そんな私。

綺麗メシ研究家、古川綾子です。


■今日のキーワードは

生姜×砂糖

note文中写真 (40)

先日、新生姜を買ったので
「今回は佃煮作ろう♪」と思ったのだけど、

「ん?佃煮って砂糖めっちゃ入ってるよね?」

「砂糖なしで作れたらヘルシーじゃない?」

来た!・・・悪魔のささやき。

砂糖を使わない 佃煮・・・?

気になることは試すべし。
ヲタク気質なもので、つい研究したくなっちゃうんですよね。


善は急げ。

やらずにくやむよりやってくやむか。太郎。


~作ってみようじゃないの
 砂糖なしの佃煮を~

今日はそんな話。

突然ですがクイズです。

でだ。
砂糖の代わりに何を使うか、これね。


では、ここで問題です。

デレデッ(効果音)

Q.古川は砂糖の代わりに何を使ったでしょう?

note文中写真 (41)

テンテテンテテン・・・(BGM)

テンテテンテテン・・・

・・・

さぁお答えください!
ズバリ答えは?


○○!!

(大きな声で叫んでみるともれなく周りから白い目で見てもらえます)


さて、お遊びは置いといて、戻りますね。
(いたってクールなんです、私)

砂糖の代わりになるものとしては・・・

・てんさい糖
・黒砂糖
・はちみつ
・アガベシロップ
・メープルシロップ
・オリゴ糖シロップ
・甘酒

ざっくりこんなのが思い浮かぶんじゃないかしら。

この中に答えありました?

どうかな?


では、いつまでも引っ張らないで発表します。

今回、古川が選んだ ”しょうがのお供”は・・・

ダラララララララーーーー・・・(ドラムロールのつもり)


「デーツ」でした!

note文中写真 (42)

当たった人いる?

あらかたバレてたかな(^^;


ということで、
砂糖完全不使用の
「新生姜のデーツde佃煮」
を作ってみました。


生姜のデーツde佃煮の作り方

【材料】
新生姜 200g
醤油 大さじ3
酒 大さじ3
デーツペースト※ 大さじ3 
白ごま 適量
かつお節 適量

※デーツペーストは、水につけておいたデーツをミキサーでドロドロにしたものを使用しました。

【作り方】

1.ショウガをよく洗い皮付きのままスライスする。

2.お湯で5分程度ゆでる。
(辛味が大丈夫な方はもっと短くてよいです)

3.鍋に調味料を入れ、沸かしたところにショウガを入れ弱火でコトコト。
(落しぶたをして)

4.煮汁が少なくなったら味を見て、微調整。
白ごまと鰹節を入れ混ぜ合わせる。

要は、いつもの佃煮で砂糖をデーツに置き変えてみただけです。
すいません、おもしろみもなくて💦


で、できたのが

画像1

こんな感じ。

見た目は完全に佃煮です。
(よね?)

お味はいかに?

では、早速一口お味見をば。
(待ちきれない傾向)

パクリ

お!
砂糖に比べて案外すっきりとした感じ。

舌触りも悪くない。
ってか、デーツだってわからない。

ちゃんと甘いな。
砂糖よりは少し優しい甘さ。

個人的にはむしろデーツの方が食べやすいかも・・・。

結果、
佃煮としていけてる!


いいじゃん。

古川ご満悦。

ではこれにて大団円。

といきたいところですが
ここで、頭をよぎったのが・・・

「あれ、これ保存性ってどうなの?」

え???

note文中写真 (43)

作った後に問題発生

そうなんです。

砂糖はただ「甘さのため」だけに入れられているわけじゃない。

保存性を高めるため

という役割があるのです。

(ご存知の方も多いですよね💦)


「砂糖の保存性」については、子どもにもわかりやすいサイトがあったのでこちらから引用。↓


「砂糖」は
素材に含まれる水分を抱え込む。
だから
カビや細菌が発生するのを抑えてくれる。

という働きがあるんだそうです。

砂糖をそれなりに入れることで、保存性を高めている。

砂糖漬けだったり、ジャムなんていうのは、冷蔵庫のない時代の「保存の技術」だったわけですね。

ってことは、砂糖じゃないデーツで作るとどうなるの?


・・・チーーーン


デーツだと保存性問題が解決できない。

調べてはみたものの
デーツ使用時の保存性のことはちょっとわからずじまい。

スミマセン、ここまでしたり顔で勝手に話を進めておいて

調査不足とはけしからん!

画像7

(画像はこちらのサイトからお借りしましたhttp://a711.work/archives/22937097.html)

波平もそりゃ怒るわ。

今回は、加熱して飛ばしているとはいえ、水分は残っているわけで。デーツ自体に砂糖のような働きがどこまで期待できるのかは「謎」。

わかる人がいたら教えて欲しいです。

ということで・・・

▶今回の打開策

瓶で保存ではなく、「冷凍」を活用する。

ジップロックに薄く広げて、冷凍。
使用時は折って少しずつ食べていく。

これなら、保存性問題は一旦回避できるかな。


え?
これって佃煮の意味ない?

(う、痛いところつかれた・・・。)

ま、自分が何をどこまで求めるかによって、手段は変わるってことですね。

長く保存したいのか、砂糖の常習性が怖いのか、栄養素の問題とか、持病の問題とか、生活スタイルとか、

自分にとって何を優先すべきか考えて

自分の程よいところで選べば
それが唯一の「正解」。


必ずしも

「砂糖なし生活の方が正しい」

ってことでもないし、
だからって
砂糖をもりもり食べるのはありか、
っていうとそれもまた違う気がするし。

さじかげん~SAJIKAGEN

note文中写真 (44)

ですね。


私自身、今のところ砂糖を撲滅するのではなく、減らす方向ではいますが、どこまで許容して、気持ちよく使えるか、これはまだまだ検討の余地がありそうです。

今のところ、白砂糖はなくせても、他の選択肢はやっぱり完全にはなくせないなという感じです。

【問い】
あなたは、どこまで砂糖を許容していますか?
そして、それは心地よいですか?


ということで、今日は

砂糖なしで佃煮を作ったら、「保存性問題」が発生した

という話。(だったっけ?)


ここまでおつきあいくださったあなた。
本当にありがとうございます。

あなたのおかげてここまで続けられています💖

火曜金曜お昼更新だけは更新中
(頭痛が痛い的な)

綺麗メシ研究家 古川綾子でした。

note文中用バナー (1)




サポートしてくれなんて滅相もありません。 もしそんな奇特な殿方・ご婦人がいらっしゃった場合は、感謝しすぎて鼻血が出ることでしょう。(出なかったらすみません) そして大切なお気持ちは ”恩送り” に使わせていただきます。愉しくて温かい ”和” が広がりますように。