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備蓄リストの新提案。1年間常温保存可能な玉ねぎ~芽が伸びた去年の玉ねぎを食べたレシピとは?

食糧備蓄とか長期備蓄っていうと、
缶詰めとか人の手がかかったものを
真っ先に思い浮かべると思います。

ですが、
手を加えずに、
食材そのものの力だけで
しかも
常温保存で約1年保存できる

そんな夢のような食材が
この世にあったのです。

その食材とは・・・

玉ねぎ

掘りたてピチピチ(昨年の写真です)

です。

どこにでもある、身近な根菜。
玉ねぎをピックアップ。

今日は、

備蓄リストに玉ねぎを

という新提案をお届けします。

食糧備蓄してますか?

最近は
食糧危機が来るなんて話題も
耳にするようになり、

中には「もう備蓄準備してます!」
という方も
いらっしゃると思います。

お米に、缶詰め、乾麺などなど
段ボールにまとめたりとかね。

でも、やっぱり何かあった時に
缶詰めやドライだけだと
ちょっと味気ないじゃないですか。

なんなら野菜も食べたいじゃないですか。

かといって、
冷凍庫や冷蔵庫も限られてますしね。

常温保存できる野菜といっても
生の野菜でしょ。
そこまで持たないんじゃない?

なんて思いませんか?

ですが、なんと、

玉ねぎなら約1年は常温保存OK


だったんです。

これ昨年とれた玉ねぎです。
なんかちょっといびつですが(;^_^A

めっちゃ芽が伸びてら!

さすがに、春になり暖かくなると
芽がグ~ンと伸びてくるので
そろそろ終わりの合図。

ばあちゃんと一緒に
吊るしてあった玉ねぎを下ろしてきました。

吊るしたばかりの頃はこんなでした。ピチピチ。

今回下ろしてきた
芽が伸びた玉ねぎは全部捨てる・・・
わけではありません。

この芽。
食べられますよ。

仕分け作業しました

玉ねぎから玉を取れば「ネギ」。
そう、ネギですからね。

実の方も腐ってなければ食べられます。

ばあちゃんが後は捨てるよ~と言うので
今年はネギ部分も一緒にもらってきました。

「玉ねぎは1年もつ」とはいっても

もちろん個体差があって、
腐ってしまうものもいますし、
100%生き残るわけではありません。

ですが、1年近く常温で持つ
というのはかなり魅力的じゃないですか?

だから
備蓄食料として提案しよう
と思った次第です。

冷蔵庫もなかった先人たちは
大切に作物を保存して食べてきたんですよね。

私たちもその智慧を引き継いで
無駄をできるだけなくして、
大切に食材をいただきたいもの。

それが、
環境にとっても本来の形ですよね。

でも、実際、
1年たった玉ねぎって普通に食べられるの?

そういう疑問を持つかもしれませんね~。

なので、実際に
昨年の春に収穫された玉ねぎを
どう使ったか実例を交えてご紹介していきますね。

1年前の玉ねぎを食べてみた

では、生き残った勇者たちをキッチンに召喚です。

くにゃり

これ。
実の部分が栄養吸われ過ぎてだめなやつ。

食べるとしたら、ネギとしていきますか。

この辺りは、
芽を取れば普通に玉ねぎとしてイケるグループですね。

頑張ったなお前たちよ。

これは未だに玉ねぎとしての威厳を保っています。
1年という時を感じさせないすごいやつらです。
猛者どもめ。

伸びた芽を食べる

ネギはネギなんで、普通に食べていきましょう。

塩麹とごま油、白ごまを混ぜれば
あっという間に、ねぎ塩ダレ完成。

ゆでて、ぬたっぽくしてもおいしいです。

あとは、
チヂミにしたり、味噌汁に入れたり。

もはやネギです。
玉ねぎ出身のネギ。

生だとさすがに辛いので、
火を通す方がオススメです。
(生で食べたらえらい目にあったのは秘密です)

生き残ったやつらは

玉ねぎは、普通に料理に使ってOKです。

むいて
芽の部分が見てわかりますよね

芽の部分はネギとして食べるか、
面倒なときは外してそのままそっと封印してしまいます。
(もったいないですけど)

玉ねぎとして食べるときに、
芽がいると苦い?味が邪魔するので、
別物として考えたほうがいいかもしれないですね。

今回は
1年頑張った玉ねぎに敬意をこめて

玉ねぎ麹にしてみました。

フープロですりおろし
塩と麹を混ぜて

これでもうしばらく楽しめそうです。

先人の智慧で
美味しく、長く!
玉ねぎを楽しんでいきたいものですね。

あなたも玉ねぎを備蓄のリストに
入れてみてはいかがですか?


大量購入するのもちょっとな~
と思うかもしれませんね。

それなら
玉ねぎを作っている方と繋がっておくと
万が一の時、
助けになるかもしれないですよ~。

なんでも選択肢は多い方が安心ですものね。

それでは今回は、常温で保存がきく、
夢の食材:玉ねぎのご紹介でした!

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