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私と人とnoteをつないでくれた「おむすび」#おむすびの輪

日本人のソウルフード

おむすび。


きっとあなたも何かしら
「おむすび」との思い出があるはず。


運動会
遠足

ドキドキわくわくするイベント。


そこにはいつだって
「おむすび」の姿があった。


私が好きな具は「すじこ」

母は朝早く起きて
お弁当を作ってくれた。


「おむすび」といえば
しなしなのりと「すじこ」


それが
銀色のアルミホイルに
包まれている。


我が家の定番だった。



遠足のとき
レジャーシートの上で
カサカサとアルミホイルをあける。

(今日の具は何だろう?)

(すじこだったら嬉しいな。)


パクリ


黒色に包まれた白いごはんから
赤い色が顔をのぞかせる。


(あ、私の好きなすじこだ。)

(お母さん、入れてくれたんだ。)


お弁当のおかずは思い出せないけど、
おむすびの「すじこ」だけは
よく覚えている。


私の思い出の中では
お弁当より「おむすび」のほうが
強いみたい。

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今でこそ
手軽に買えるようになったけれど、

おむすびは
「人がむすんでくれる」もの。


誰かがむすんでくれて
私のもとにくる。


お米だけじゃなくて
具だけでもなくて

むすんでくれた人の想いを
一緒に包んだのが
「おむすび」


冷めても美味しいのは
誰かの想いが入っているから。


昔は
母からむすんでもらった
「おむすび」


それを今
私が子どもにむすぶ。


「好きな具は?」

「鮭!」

そう聞くとついつい
鮭の出番も増えてしまう。


あのときの母も
同じ気持ちだったのかもしれない。


子どもの笑顔に
つながりますように


そんな想いで
「おむすび」をむすぶ。


きっと娘も大きくなったら
こんな気持ちで
「おむすび」をむすぶのかな?


想いをつなぐ
おむすび。

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「おむすび」について書いてみよう
という気持ちにさせてくれた企画がこれ。

これを教えてくれたのが
note仲間のcocoro薫風さん。

いつも温かいコメントをくださっている中で
こういう企画があることを教えてくれた。


#おむすびの輪
とつけて投稿するだけ。

誰でも投稿できるという。


そこで
何のおむすびにしようか
と考えていたときに

cocoro薫風さんが投稿の中で
地域ごとのおむすびについて
書いていた。

わが新潟では

『けんさ焼き』
米どころで知られる新潟の味
焼いた味噌が香り豊か


なるものが紹介してあった。


新潟に長年住んでいるけれど
これは作ったことがない。

せっかくなので作ってみることにした。


けんさ焼きの作り方

A 田舎味噌…30g
  しょうが(すりおろし)…15g
  砂糖…10g
炊き立てのごはん…220g
作り方
1 Aをすべて混ぜておく。
2 ごはんを円盤型に握り、焼き網にのせて両面焦げ目が薄くつく程度に弱火で焼く
3 1の味噌をごはんにのせて軽く焼く。

田舎みそとしょうがと砂糖。

美味しい姿が容易に想像できる。



せっかくなので
味噌おむすび3種盛り

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しょうが味噌(けんさ焼き)
しそ味噌
なんばん味噌

という味噌づくし。


あっという間に
白いご飯が

ごちそうに変わった。


たかがおむすび。


なんだけれど

おむすびの姿を見るだけで

なんだか
懐かしいような
温かいような

気持ちにさせてくれる。


「おむすび」には
たくさんの思い出や
人の想いがつまっているから。


今回は
自分でむすんだ「おむすび」


これは

noteでのご縁をむすんでくれた
「おむすび」なんだ。


紹介くださったcococo薫風さん

#おむすびの輪 を企画してくださった
ハスつかさん

と私をつないでくれた「おむすび」


しょうがの香る
甘じょっぱいおむすびを
食べながら

私の心の中にも
じんわりと温かいものが
広がっていくのがわかった。

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そして
なんばん味噌は辛かった。

(お腹も温かくなった)


おむすびは
日本のソウルフード。

これからもずっと
むすんでいこう。


ごはんも人も。



おしまい

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