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【悩めるママ必見】野菜嫌いの保育園児が自分から葉もの野菜を食べた大成功のお野菜選手権

○○ちゃん やさいきら~い!

お皿に残ったお野菜を見ると
悲しくなりますよね。

手間暇かけて作った料理なのに
喜んで食べてもらえないときの
この気持ち。

忙しい中でも毎日頑張って
料理を作っている女性たちには
わかってもらえるはずです。

子どもだって大きくなれば自然と
野菜も食べるようになるかもしれない。

でも体のことを考えると
今、食べてもらいたいんです。

”いつか” じゃなく”今” なんですよね。

だからといって
野菜を細かく切って何かに混ぜて
こっそりでも食べさせればいいのかしら?

それもなんだか違う気がして。

無理やりってのも嫌なんですよね。

本当はこっそりじゃなくて
子どもの意思で食べてもらいたいっていうのは
ワガママな願いなんでしょうか。

とはいっても
正攻法でお野菜を出したところで
ほぼ負け戦確定じゃないですか。

そんな我が家で先日あることを試してみたんです。

そしたら普段から
「やさいきら~い」な保育園児の娘が
自分から「食べてみる~」と葉もの野菜をパクリ。

え?マジで?

母驚きですよ。

これがもしかしたら
野菜嫌い克服の小さな一歩になるかも
という小さな光が見えてきたんです。

今日はそんな

野菜嫌いの保育園児が
自分から葉もの野菜を食べた

我が家で大成功した
お野菜選手権

の模様をお送りいたします。

お子さんの野菜嫌いに困っているママさんの
参考になったら嬉しいです。

きっかけは七草粥

1月7日は七草粥の日。

年末年始で疲れた胃腸をいたわるべく
七草粥を食べたかったんです。

ですが
我が家の娘 Aちゃん(年長さん)は
葉もの野菜が苦手。

さつまいも、トマト、とうもろこしなどは
好んで食べますが
キャベツや白菜は基本嫌い。

気分が乗った時でないと食べません。

緑色の葉もの野菜なんてほぼ無理ゲー。
ほとんど食べてくれません。

(でも保育園の給食は
残さず食べてるっていうんですよ!キー)

さて、そんな葉もの野菜嫌いな娘なもんですから
七草粥なんて食べるわけないんです。

お粥に混ぜてしまったら完全にアウト確定。

それなら野菜だけ別添えする?

いや出したところで食べるわけない。

・・・・

ポクポクポク

チーン

画像拝借:Wikipediaより

野菜を食べないなら
お野菜選手権を開いてみよう!

という運びとなりました。

第1回七草杯お野菜選手権開催

皆様お待たせいたしました。

これより第1回七草杯 お野菜選手権開催となります。

まずは選手入場です。

今回集結しましたのは
いわゆる「春の七草」のメンバーとは違いますが

新進気鋭の新潟産の葉もの野菜たちが入場です。

わー-----

【2023綺麗道七草】
大根の葉っぱ
カブ&カブの葉
ほうれん草
チンゲン菜
つぼみ菜
春菊
水菜

堂々とした面持ちで入場です。

彼らは綺麗道さんが
ばあちゃんの畑やビニールハウスから集めてきた
ド・新鮮なお野菜たちだそうですよ。

昨年末の雪でけっこうやられた畑

採れたてとはまさにこのことか。

いや~、彼らの気合は十分ですね~。

さぁ対しますのは
気分が乗らないとご飯すらなかなか食べない
年長児Aちゃんです。

強敵ですよ。

さぁ果たして緑色の選手たちは
食べてもらえるのか~?

作戦1:母、企画として発表する

【ポイント】
何より楽しそうな企画だと思わせられたら勝ち
母自身が楽しそうな感じで盛り上げてみる

七草をゆで、それぞれお皿に分けてみた

母(私)「みんな~!今日はお野菜選手権だよ~。」ノリノリで

A「なにそれ~?」

母「このお野菜の中から
美味しいお野菜を見つけたら勝ちだよ。

どれが美味しいかな~?見つけてみよう」

A「え~、何なに~?」

興味深々でテーブルに集まってきた。

出だしは好調。
娘の反応は上々だ。

最初の一歩クリア。

作戦2:まずは母が先に食べることで不安を払拭

【ポイント】
一番ハードルの低そうなものからクリアさせる
食べやすそうなもので最初のハードルを越えさせろ!

名前を書いて並べる

母「ママこれから食べてみるね」

と最初に選んだものはゆでたカブ。

葉もの野菜ではないけれど
まずは食べやすいものから小手調べといこう。

母、ゆでたカブを一口パクリ。
そして一言「甘~い!」

娘「え?本当?Aちゃんも食べてみる~」

早速母に乗せられた娘。
これならいけそうだ。

母、さらにたたみかける。

母「次はこのカブの葉っぱを食べてみようかな。
うん!これは食べやすい。美味しいな」

カブからの葉っぱへとつなげるこの流れ。
自然だ。(自画自賛)

A「本当?Aちゃんも食べる~。」

パクリ

どっかの子

A「わ、本当だ!これ食べられるね」

まんまと母の作戦に乗ってくれた娘。
葉もの野菜を自分で食べてくれた。

母、心の中でガッツポーズ。

しめしめだ。

作戦3:子ども自走式味見神拳炸裂

【ポイント】
「どれが一番か」を決める条件を付けることで全て試さずにはいられない
好奇心を刺激しちゃう

一度勢いがつくともう止められない。
これが慣性の法則ってやつだ。

一つ目の葉もの野菜が
案外食べられると知った娘は

A「じゃあこっちは・・・」

と母が食べるより先に
他の葉もの野菜に手を出し始めた。

しかも、一つだけではなく次々と。

来たー!

自走の流れが始まった瞬間だ。

見よ。
これが「子ども自走式味見神拳」なのだ!

完全にダサい

もちろん流れを緩めないために母も援護射撃。

母「この葉っぱはどんなだった?」

A「これはね、なんか変な味」

母「ママはこれが一番好きかも。大根の葉っぱ。
Aちゃんの1位はどれ?」

とやっているうちに
なんなくお野菜を全制覇。

しかも無理やりではなく
自分から自然と食べるという快挙を達成。

作戦大成功!!!

少しずつでも色々な野菜が食べられた娘。

成長を垣間見た瞬間でした。

ちなみに娘の葉もの野菜の評価ですが
第1位は「カブの葉っぱ」。

一番不人気が「春菊」。

(一口食べて「くせー!」と騒いでました(笑))

結果は大成功

「Aちゃん、こんなに色々食べられてスゴイね!」
最後に褒めることも忘れずにっと。

私も嬉しいけれど
娘もきっと嬉しかったに違いない。

次に葉もの野菜を出したとき
娘がどんな反応をするかはわからないけれど

それでも
緑のお野菜を食べられたという記憶が
彼女に刻み込まれたのは事実。

きっとこれから良い方向に進むはずだと信じて
このお野菜選手権の幕を閉じようと思います。

お野菜嫌いを諦めるでもなく
強要するでもなく
自然とサポート出来たら母としても最高ですよね。

お野菜選手権まとめ

ただ苦手だからと放っておかないで
お野菜選手権という企画で子供を巻き込もう!

【ポイント】
1.母が楽しそうな企画だと思わせる
→巻き込め!

2.まずは親が美味しそうに食べる
→不安を取り除いてあげよう
→最初はできるだけ簡単な一歩から

3.順位付けをする条件を入れることで全部試してみたくなる
→好奇心を刺激せよ

結果、うまくいけば
野菜の美味しさに気づいてもらえるだろうし

美味しいまではいかなくても
野菜を食べられたという自信にはつながる。

試す価値あり!

一度、お野菜選手権を開いてみてはいかがでしょう?

火曜金曜更新中
綺麗道こと古川綾子でした。

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季節的には春の訪れに備えるタイミングですから
緑色野菜はおすすめです。

パソコン仕事の多い方
ストレスの多い方
にも葉物野菜!

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