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about me|幼少期に駐在に帯同して②<イギリス編>
こんにちは、claraです。
自己紹介でさらっと書いてしまった私の子供時代についてもう少し掘り下げて3本の記事(香港編・イギリス編・日本(本帰国)編)に分けて書いていこうと思います。
今回はイギリス編。
私たち家族は香港に4年半住んでからそのまま渡英しました。
香港生活よりもたくさんのことを覚えているイギリス生活、7年半を過ごしたイギリスは私にとって第二の故郷です。
![](https://assets.st-note.com/img/1721218224758-B8ebEP56CB.jpg?width=1200)
「イギリスのどこに住んでいたの?」と聞かれると「ロンドン」と答えていましたが、正確に言うと「ロンドン郊外」でした。父は仕事場があるロンドン市内へは毎日1時間ほどかけて電車で通勤していました。
ここから先は私の香港編と同様にイギリス生活を語る上で重要な4つのトピックを掻い摘んで書いていきます:
英語教育について
現地校(共学)
イギリスに渡ってはじめて通った学校は英語を学んだことがない子も受け入れてくれるロンドン郊外にある共学の学校でした。3つ年下の妹にとってはこちらがはじめて通った学校でした。
香港の大都会とは打って変わって緑の多い大自然の中で学校生活を送りました。香港でインターナショナルスクールに通っていて英語には慣れていたはずの私ですが、渡英当初はLanguage Supportを受けていたそうです。インターナショナルスクールで学んだ英語はどうやらQueen's English(イギリス英語)とは違ったようです。
「ハリーポッター」の世界のように学校中の生徒が赤・緑・黄・青のHouseに仕分けられ(私と妹は「青」でした)、House対抗で運動会が行われたり、4つのHouseでHouse Pointssの競い合いをしていたり、とても興味深かったです。私がイギリスに住んでいたころにちょうど「ハリーポッター」が映画化され、本も続々と出版されていて「ハリーポッター」の作品・役者さんとともに大きくなりました。
こちらの学校に通った2年目の担任の先生との面談時に「claraはこの学校ではつまらなそうにしている。もう少しacademicな学校に挑戦してみたら?」と言われたことをきっかけにおすすめされた学校に受験をして転校することになりました。
現地校(女子校)
受験をして入学した先は「女子校」でした。さすがThe Times誌のLeague Table(全国の学校ランキング)の上位に名を連ねる学校、周りの子はみんな本当に賢く、みんなに勉強で追いつくのに必死でした。
こちらの学校にはJunior School(小学校)・Senior School(中学校)と通いましたが、同じ学校内でもJuniorからSeniorに上がるための受験制度がありました。周りのみんなと同じ中学校に進めないかもしれない中、自分の学校以外にも2校別の中学校を受験しました。受験が先に見据えたころから週1回英語のチューター(家庭教師)との二人三脚がはじまりました。
最終的にこの学校に転校して本当によかったと思っています(後に妹も同じ学校に転校しました)。大人になった今でもつながっている大事なお友達がたくさんできた学校です。いろいろな経験をさせていただいた場所でもあるので、イギリスの学校ネタもそのうち記事にできたらと思っています。
英語チューター(家庭教師)
平日の学校帰りに週1回英語チューターの方と英語の勉強をしていました。先生はとても優しい方で英語に対して自信をなくしかけている私に自信を取り戻してくれた方です。学校の英語に追いついていないと見兼ね、彼女を探してくれた両親には今でも本当に感謝しています。
日本語教育について
補習校
渡英当初は毎週土曜日に補習校に通っていました。ロンドン校には3つの校舎があり、イギリス在住中に引越した関係でそのうちの2校に通いました。
平日は英語の勉強、週末は日本語の勉強。どちらの勉強にも追いつくために必死でした。国語、とくに漢字の勉強に苦戦した思い出がありますが、補習校の帰りのバスで友達と楽しく話しながらお弁当とお菓子を食べることが何よりの楽しみでした。
今思うとやっぱりこの土曜日の日本語を話せる環境は私や妹にとって癒しの時間だったのではないかと思います。
日本語塾
もしかしたら近いうちに本帰国をするかも、受験をするかも、ということを意識しはじめたころから補習校を辞めて、国語・算数を教えてくれる日本語塾に通いはじめました。
こちらで算数を学びはじめてから現地校のMathsの授業がとても簡単に思えてきました。海外ではアジア人は「算数が得意」というステレオタイプがありますが、学校では「天才」扱い笑、をされて日本の算数は本当に進んでいることを実感させられました。
音楽について
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ピアノ
香港ではじめたピアノはイギリスでも続けました。日本人の先生に習い、イギリスに来てからAssociated Board of the Royal Schools of Music(ABRSM)の資格試験(日本でいう英検の音楽版のようなもの・いろいろな楽器ごとに等級あり)を受けはじめました。
バイオリン
イギリスではバイオリンも習いはじめました。学校(最初の現地校)でレッスンを受けはじめたことがきっかけでしたが、その後日本人の先生に習いました。ピアノとバイオリンのバイプレーヤーとなってからはどちらの練習時間も取ることは大変でしたが、続けて本当によかったです。
オーケストラ
オーケストラでの活動は2校目の現地校ではじめました。学校のオーケストラで活動しはじめたときに両親の「英語が通じなくてもひとと分かり合える趣味を持つ」という教育方針が本当に活きたと思います。ピアノもバイオリンもソロで弾いていても面白くないなと思っていた私にとってオーケストラとの出会いは本当に運命的でした。
オーケストラは日本に帰国しても、アメリカに渡ってからも長く長く続けることになります。
ペットについて
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(下)ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアの弟
大事な家族
イギリスではハムスターやカエルをおたまじゃくしから飼ってみたりしましたが、私たち家族にとって一番大きな存在となったのは2匹の愛犬です。
2匹ともイギリス原産のテリア犬。ウェルッシュ・テリアの女の子とウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア(ウェスティ)の男の子。テリアという犬種は初心者にはしつけが難しいといろいろな本で読みましたが、たしかに2匹とも面白い性格をしていました笑
2匹は私たち家族の癒しでした。
いろんな珍事件が起きて毎日が楽しかったです。
日本に本帰国する際も私たち家族ともちろん一緒に日本に渡りました。
イギリス編いかがでしたでしょうか。
私の第二の故郷であるイギリスは住んでいた期間が長かった分、ここには書ききれないほどの話のネタがあります。イギリスに住んでいたのは00代の話となりますが、後にやってくるアメリカ生活での体験と比較をしながら少しずつ記事に書いていけたらいいなと思っています。
日本に本帰国してからも家族で訪問したり、大学の友人との卒業旅行で訪問したりと何度か訪問したイギリス。いつ戻ってみても私たち家族にとっては本当に大切な場所だなと感じます。
みなさまにこちらの記事を少しでもお楽しみいただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます♡
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