ただ、真っ直ぐに
2018年11月28日、15時31分。
元気な産声をあげて生まれてきた息子くんは、今日で3歳になりました。
色々な出来事があったはずなのに、初めてだらけの子育ての日々は驚く程あっという間で。
え、もう3歳?生まれてから3年経ったの?と28日0時を迎えて隣で眠る息子くんの寝顔を見ながら、この3年間を思い返していました。
最近、息子くんとお話をしていると、自分が見た夢の話をしてくれるようになった。
空を飛ぶ列車に乗って、夜のお月様や星がたくさんいるところを線路で走ったんだよ!
お菓子がいーっぱいあるお部屋でね、リスさんとウサギさんと一緒にチョコレートを食べたの!
びゅーんって速い車を追いかけてたらね、キラキラ光ってる石を見つけたから、お友達に取ってきてあげたの!
夢の話なのか、妄想の話なのか、寝る前まで読んでた絵本の世界に似ている話もあったりして、聞いているととても面白く、息子くんから夢の話を聞くことが楽しみになっていた。
先日、お昼寝から起きてきて暫く寝ぼけたまま、私に抱きついてぽーっとしていた息子くんが突然話し出した。
「○○(名前)ね、ずっと空の上にいたの。」
また夢の話かなぁと、抱っこしてる息子くんの髪を撫でる。
「空の上はね、真っ暗でなぁんにも見えないの。」
「でもね、ちゃんとママのいるところはわかったんだよ。そこだけね、ぴかぴかって光って、朝みたいに明るかったの。」
「あ!ママだ!って思ったからね、暗くて怖かったけど、空からえい!ってママのところにまっすぐおりてきたんだよ。」
「○○が、ママを見つけたの。」
ゆっくりゆっくり話す息子くんの温もりを感じながら、不思議な気持ちでいっぱいになって、じんわり泣きそうになっていた。
「息子くんがママのこと、空から見つけてくれたの?」
「そうだよ!偉いでしょー!
ママにね、早く会いたかったんだよ。」
そう言って、にひひと笑う息子くんを優しく抱きしめたら「ママだぁいすき」と言われて、涙腺のネジが外れた。
なんでかなぁ。昔からよわよわ人間だから泣き虫ではあるんだけど、息子くんが生まれてからは何倍も何十倍も涙もろくなった気がするんだ。
でもね、悲しい涙ばっかりなわけじゃないよ。
幸せな時や、嬉しい時も、涙は溢れてくるんだよ。
これからも、きっと色々なことがあるけれど、一緒に笑ったり泣いたりしながら歩いていけたらいいな。
出来れば楽しく、笑顔で、いられたらいいな。
3歳のお誕生日おめでとう。
生まれてきてくれて、ありがとう。
ママも、君が大好きだよ。
「ママのことを、見つけてくれてありがとう。」
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