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パリ旅行 ~3日4日旅プラン~

先日ロレックスパリマスターズのテニス観戦をしにパリに行ったのでその備忘録を。観光立ち寄ったおすすめのレストランやカフェも記していくので旅の参考になれば幸いです。

今回のパリ旅は今年全仏オープンで5月に訪れてから2回目。ロンドンに住んでいていると気軽にヨーロッパに行けるので嬉しいですね。少し肌寒い秋景色がきれいな季節に訪れることができました。(っていっても曇りや雨ばかりでしたが。)
日曜出発の3泊4日です。日曜出発なので金曜や土曜に比べると安め。+前回のパリからロンドンへ帰ってくるときのユーロスターの遅延でもらった返金分を使って一人£160ほど。レボリュートでポンドから(私の場合は)ユーロへの外貨交換をお忘れなく。

1日目

お馴染みユーロスターで出発し、約2時間で現地へ到着。
ユーロスターで地下鉄のチケットを前もって買っておくと、パリについてから時間を節約できるのでお勧めです。
11区にあるホテルにチェックインしてからポンピドゥー・センターがあるマレ地区へ。その前にHomer Lobster で軽くロブスターサンドを食べたのですが、めっちゃ美味しかった…。バター香るパンと特製のソースが最高です。€20と軽く食べるには高いのですが、興味のある方はぜひ食べてみてください。

左がロブスターサンド。右はサーモンサンド。どちらも美味しかったです。

ポンピドゥー・センターではピカソのEndlessly Drawingの特別展示をメインに鑑賞。ピカソの死後50周年を記念して、デッサンを中心に約1000点ほど作品が展示されています。ピカソミュージアムからの作品も多く展示されていました。想像以上に大きな展示で、ゆっくり鑑賞すると2時間以上はかかります。私は特にピカソが作品を作り上げる様子を収録したビデオが印象に残っています。アート展示では基本的に完成後を鑑賞しますが、作品ができるまでのプロセスを見ることができたので面白かったです。

ポンピドゥー・センターピカソ展示

ピカソの特別展示は最上階にあったのですが、その後下って常設展へ。カンディンスキーやシャガールの作品を含め14万点ほど展示されているので、常設展示も併せてゆっくり鑑賞したい方は4時間くらいみておくと良いです。

また、ポンピドゥー・センターに行ったら、ルーフトップからの景色を楽しむこともお忘れなく。エッフェル塔からノートルダム大聖堂まで、パリの街並みを堪能できます。夜だと特にロマンチック。
ちなみに2025年からリノベーションで閉まってしまうので(開設は2030年の予定!)、その前までパリに行く予定のある方はぜひ訪れてほしいです。

ポンピドゥー・センター
のルーフトップ

2日目

この日は前もってチケットを取っておいたロレックスパリマスターズのテニス観戦へ。チケットはデイタイムとナイトタイムに分かれており、この日はデイタイムの試合観戦。ロレックスパリマスターズはATPツアー・マスターズ1000の最後の試合です。
チケットは公式サイトで€20〜。全仏のように何時間もオンラインで待つ、ということはなく、すぐ購入画面に入ることができました。

会場はベルシー駅近くのAccore Arena。ロンドンでいうウェンブリースタジアムのような感じでしょうか。試合は11時からスタートで、15分ほど前に行っ少し並びますが割とスムーズに入れました。

Accore Arena 会場内

まずはSheltonとDavidovic選手の試合。Shelton選手は私の所属しているテニスクラブでも最近注目の選手だったので見れてラッキーです。残念ながらDavidovic選手に負けてしまいましたが。

ちなみに私の推しのひとりのTiafoe選手の試合も見たかったのですが、コートNo1で、並ばないと見れないようでした。結構な列で、ちょうどAndy Murray選手との試合と重なっていたこともあり泣く泣く断念。

会場を後にし、この日の夜はピカソ美術館の近くにあるLe Petit Marche というレストランで。グーグルで見つけて評判が良さそうなお店で行ってみたのですが、とっっても美味しかったです。特に仔羊の料理が臭みは全くなく、繊細で柔らかく何とも言えない美味しさでした...。
ひとりで来られてる方もいましたが、照明が少し暗めで雰囲気も素敵なのでデートにもおすすめ。開店前から少し列ができており、店内は時間制(外席は時間制特になし)だったので、予約していくことをおすすめします。

右が仔羊料理。左が鴨肉料理。

3日目

朝はのんびりとガイドブックにも載っているLe Pure Cafeへ。Before Sunsetという映画にも出てくるので知っている人もいるかもしれません。店内の雰囲気も素敵でした。

お昼頃マレ地区にあるMarche des Enfants Rouges というマーケットへ。シーフードや果物から食べれるお店もあり、日本食も人気でした。
私は同じエリアにある名前は分からないのですが、こぢんまりとしたお店でランチに名物サンドをいただきました。フォカッチャのようなパンに、スライスベーコンとお肉が入っています。ベジタリアンバージョンもありました。

その後、夜からの試合が始めるまでショッピングへ。ロンドンにもあるのですが、ずっと行きたかったSezaneやba&shなどのお店へ。店舗ごとに休みの日が違うので、確認して行かれることをおすすめします。店舗内もとても可愛かったです。ロンドンにはノッティングヒルにありますが、そこよりも広い印象です。そしてフランスで買った方がお得。ですが、ネットの方が取り揃え商品が多いです。

マレ地区sezane店内
ba&sh店内

夜の試合では、スタジアムに入るのに時間がかかりました。フランス人のMonflis選手が出ている試合で、観衆のエネルギーが違いました。ウェービングをしたり、全員で足踏みをしたり…。生で見る試合はこういうところが良いんだよなあ、と改めて感じました。

運よく、その日最後の試合で、日本人西岡良仁の選手の試合も観戦!ランク5位のRublev選手との試合だったので厳しく、惜しくも負けてしまいましたが、"Yoshi"  と声援を聞き勝手に誇らしくなっていました。

4日目

最終日のこの日は夜のユーロスター便まで観光。まず朝は、クロワッサンで賞を取ったことがあるほど有名なLa Maison d'Isabelle へ。列ができていましたが、テイクアウトのみなので大して待つこともなく買うことができました。こちらの日本語サイトでも紹介されているいます。感想はというと、バターの香りとサクサク感があり、美味しいは美味しいのですが、私の期待が高すぎたのか、ロブスターサンドやラム料理を食べたときほどの感動はなかったです笑。クロワッサンよりもキッシュが美味しいなあと感じました。私の勝手な意見なので、ぜひクロワッサンもキッシュも食べてみてください。

La Maison d'Isabelle入口


その後、ピカソに関する特別展を見にリュクサンブール美術館へ。ガートルード・スタインとパブロ・ピカソという展示です。こじんまりとした展示で、じっくり見ても30分ほどで終了してしまいます。常設展とも隣り合っているのですが、美術館自体が小さいので、時間がない方にもおすすめ。また、ここは広い庭園も有名。私が行った時の天気は微妙でしたが、紅葉が綺麗でした。

リュクサンブール庭園

その後はプラプラと街歩き。フレンチのランジェリーブランドEtamやいくつかカフェにも立ち寄りました。
ちなみにたまたま列ができていて人気そうなブーランジェリーに小腹が空いていたので入ったら、雰囲気は良いのですが頼んだエクレアが美味しくなかった。。。後でグーグルのレビューを確認してみると3.9。いつも4.2以上のところを選ぶので、レビューは当たるなあと。初めてパリに来た時はどこに入っても美味しかったので、レビュー見なくても平気、と思っていたのですが、そうでもないかもしれません。
美味しいものが食べたいときはレビュー活用ですね。

その後前回の反省を活かし、ユーロスターへ乗るために早すぎるくらいにパリ北駅に到着。2時間前くらいについてしまいましたが、1時間半前で大丈夫です。

まとめ

今回はパリの3泊4日旅を振り返りました。観光メインではないですが、まだ行ったことないスポットの発見など、参考になれば幸いです。

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