ミラーワールド:メタバースとの違いは?ARが生み出す巨大プラットフォーム

WEBの世界には入ってから、私が一番ぼやいたことは
「新しい言葉が多くて多くて、、、しんどい🙄」
間違いなくこれです。
この前、このnoteで「メタバース」についての記事をアップしました。
ようやく、メタバースってなんなのか、のはじめの一歩を踏み出した私ですが、
そういえば、コロナ前にweirdの記事で「ミラーワールド」という言葉を目にしていた事を突然、思い出しました。(なんで思い出してしまったんだ…)

私の中に湧き上がるメタバースとミラーワールドの違いって何?という疑問。
もっと初歩的なところから言うと、VRとARって何がどう違うの。。。
これはまずい、また私は時代に置いていかれます。
と言うことで、今回は(も)自分のための記事としてまとめようと思います!

ミラーワールドって?

ミラーワールド(MIRROR WORLD)とは、現実の都市や社会のすべてが1対1でデジタル化された世界を表現する用語。

90年代初頭にイェール大学のデヴィッド・ゲランターさんと言う学者が「ミラーワールド」という発想を提唱したことが始まりと言われています。
実際の世界のすべてのものがデータ上にデジタルツインとして存在する様を、鏡に映った虚像になぞらえて「鏡像世界(=ミラーワールド)」として表現。
※デジタルツイン→現実世界に存在するモノが、対としてデジタル上に存在していること。

ミラーワールドとは世界そのものだけでなく現実世界から取り込んだデータをバーチャル世界に持っていく技術のことも指します。これは特定の空間をスキャンして3D空間にしたりすることで、例えばGoogle Earth・Mapが分かりやすいかもしれません。
現実空間を再現し生活の中で役立てるために作られた「Google Earth・Map」は現実世界をネット空間内に忠実にミラーリングしています。おかげで私は初めて向かう場所に迷子にならず、一人で行けます!!

「ミラーワールド」はデジタル技術による現実世界の複製のことでもあり、人々はその世界で生活し、交流することを目指しています。これが次の巨大な第三のプラットフォームとなる、と言われている理由です。

テクノロジー分野における第一の巨大プラットフォームはウェブだった。情報をデジタル化し、知識をアルゴリズムの原動力に変えた。このプラットフォームは、グーグルに支配されるようになった。第二の巨大プラットフォームは基本的には携帯電話上で展開されているソーシャルメディアだ。人々をデジタル化し、人間の行動や関係性をアルゴリズムの原動力に変え、FacebookとWeChatによって支配されている。
そしていまや、第三のプラットフォームの幕開けの段階にある。そこでは、世界の残りすべてがデジタル化されるだろう。このプラットフォームでは、マシンがあらゆるモノや場所を認識できるようになり、アルゴリズムの原動力に変えられる。この巨大な第三のプラットフォームを誰が支配するにせよ、ふたつのプラットフォームをこれまで支配した人物や企業と同じく、史上最も裕福で権力をもつ存在になる。そしてこれまでと同様に、この新しいプラットフォームが築くエコシステムによって、何千という関連企業が繁栄し、何百万という新しいアイデア(と問題)が解き放たれるだろう。それは、マシンが世界を読み取るまではあり得なかったものだ。

https://wired.jp/special/2019/mirrorworld-next-big-platform/

ミラーワールドではARやVRの技術を使い、現実と区別がつかないほどリアルなもう1つの世界を作ろうという構想があるので、これからの世界が楽しみです。。。
少し前の例で言うとポケモンGOとかが「ヴァーチャルとフィジカルの結合」と言われていました。ミラーワールドは、その先にある未来として期待されているとのこと。

下記はミラーワールドの類義語メモ_φ(・_・

デジタルワールド:電脳世界。ネットワークによる仮想空間のこと。現実と交わらないという点でミラーワールドと区別する。
デジタルツイン:現実世界のモノを仮想空間で再現する手法。シミュレーションなどに使われる。
スマートシティ:データを駆使し、生活を効率化している世界。

https://gimon-sukkiri.jp/mirrorworld/

「AR」と「VR」の違い

AR:拡張現実(Augmented Reality)。現実世界にCGなどのデータを投影する。「ポケモンGO」や「イングレス」などで使用。
VR:仮想現実(Virtual Reality)。あたかも現実のような映像を再生する。「PlayStation VR」などで使用。

https://gimon-sukkiri.jp/mirrorworld/#ARVR

ARは現実であり、VRは非現実である、という点がポイント。似た言葉でありながら概念としては違いがあるのですね。

メタバースとの違い

ARが現実でVRが非現実である。
これと同じなのがミラーワールド(現実)とメタバース(非現実)です。

メタバースは、目の前にある現実世界とは関係がない「ここではない想像の世界」をインターネット上に作り出すもので、ミラーワールドは現実にある世界をデータ上に鏡のように写し出した世界です。
ミラーワールドが現実の投影だとするならば、メタバースは現実とは異なるもう一つの世界を指します。
カジュアルに言えば、現実を仮想世界に作ろう!と言う考えと、もう一つの世界を仮想世界に創造しよう!と言う考えの違いです。

https://feee.jp/metaverse/mirrorworld

なるほどすっきり!
ミラーワールド(現実)とメタバース(非現実)
少しは時代について行けるでしょうか。。。

ミラーワールドもメタバースも、私が子供の頃には空想上でしかなかったようなお話ですが、その誕生の時代に生きれて嬉しい。。。

カプコンさん、お願いします!

話は逸れますが、バイオハザードの空間を作ってもらってチームプレイしてみたいなぁ。。。カプコンさん、いかがでしょう🥺

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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