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モノへの対応から見えること

我が家のレンジは壊れかけている。壊れかけているというのが適切かどうかわからないのだけど、温める時間を設定するときに、回すところ(なんていうんだろう)があり、それを回すことで、10秒、20秒と時間が表示されていくのだ。

でも、回しても回しても、なかなか時間が進まない。進まないだけならともかく、時間が1分まで行ったのに30秒まで戻ってしまうこともざらにある。

たしか私が高3の冬から、この状態だった。私は、受験のために小さな運を貯めようとしており、たとえ回して時間が進まなくても、むしろ戻っても怒らないでいれば、受験に受かるかもしれないと考えていた(結局、受験は落ちた)。

そのレンジが、まだ我が家で働いてくれているのだが、その壊れかけ?のレンジに対する対応が家族の性格を表している気がして、見ていて面白いのだ。

母と弟はせっかちで、早く回そうとして時間が進まない、または戻ってしまう。その後、母は、私に頼むか、自力で目標の時間まで頑張るタイプ。弟は、怒って私に頼むか、自動のあたためボタンを押してしまうタイプ。

父と私は、割とゆっくり回すタイプ。ゆっくり回した方が、最終的に早く目標の時間まで到達できることを知っているからだ。それでも、できない時、父は「レンジ買おう。」と言いながら、弟と同じく自動のあたためボタンを押す。

私はというと、進まなくても戻っても、本当に何とも思わないタイプなので、ひたすら回し続けられるタイプ。ただ、最初は母や弟の分も回していたけど、最近は自分でやってほしいと思う。

家族からは「めづとレンジは相性がいいんだね」と言われるけど、私はカメよりも遅いペースで回して、時間が戻ってもぎゃーぎゃ―言わないだけで、誰でも一緒だよ、と正直思う。

それにしても、レンジの対応1つで性格が垣間見えてしまうのはすごいなあと思う。とはいえ、壊れていなければこんなことにはなっていないはずなので、早く新しいレンジを買いましょう。

性格と言えば、私はプログラミングの方が、自分の性格が多く現れたのではないかと思う。最近、プログラミングの課題が忙しくて、そのことに関わる記事もいくつか書いた。

そんな中でも意外だったのが、集中すると本当にずっとやってられるということ。飽きっぽい性格の私が、課題のためとはいえ、朝起きてすぐパソコンを開いてカタカタと夜寝る前に思いついた方法を試してみる。気がついたら13時でびっくりしながらお昼を食べて、またパソコンを開く。

正直、やる前も、課題をこなした今もプログラミングはやっぱり難しいという感想だ。目が節穴並みに、ざるなのでなかなかエラーが止まらないし、最適な方法もなかなか思いつかない。だから、とっとと諦めて適当なものを提出するだろうと思っていた。

でも、最後まで張り付いて、苦手な細かい作業も頑張れた。これは意外な収穫だったな。

どんな性格かってなかなか浮かばないし、答えずらいけどモノや人との関わりを意識していたら、見えてくる性格もあるんじゃないかなと思いました。

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