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超少人数校に通わせています。

さて、今日は娘の学校の話をしようと思います。今年から1年生になった娘の小学校を決めるにあたり、彼女が年中さんの頃から、わたし達夫婦はいろいろな選択肢を考えてきました。 もともと英語の方が得意な娘でしたから、インターナショナルスクールが第一候補ではありました。しかし、わたし達の住むエリアには朝ストレスがない範囲で送っていけるインターがなかったため、現実的な選択肢としてあったのは英語を強みとする私立校、国立大附属校、公立校の3つ。それぞれ良いところと、そしてもちろんデメリットがありました。 私立校のいいところは、学級は少人数でゆったり。ネイティブの講師が常駐していて、英語に特化しているところ。附属校のいいところは、国立ということもあって最新の教育方針を取り入れているところと、学力が高いところ。近所の公立校のいいところは、家から近く、近所のお友達と楽しく遊べそうなところ。 逆にデメリットは、私立校→寄附金を含めた学費、附属校→学力を伸ばすために塾は必須であるところ、公立校→生徒数が多く、個性が認められにくいところ、などでした。 

どうしようか迷いに迷った結果、我が家が下した決断は、上の3つのどれでもない、特認校という公立学校に通わせること。 特認校とは、「従来の通学区域は残したままで、特定の学校について、通学区 域に関係なく、当該市町村内のどこからでも選択を認めるもの(文部科学省HPより:https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/02/09/1288665_01.pdfhttps://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/02/09/1288665_01.pdf)」で、特に自然豊かな地域の少人数校が、学区外からこども達を受け入れ、地域と連携しながら教育を行なっていく学校のことを指しているようです。

わたし達が入学を決めたのは、地域にいくつかある特認校のうちの一つ。家からは少し遠いことがネックではあったけれど、結果ここを選んだ理由は、1)少人数であること、2)自然が多いこと、3)近くに大きな大学があり、外国にルーツのあるこどもが多く入学していることの3点があったからです。 特に1)の少人数学級については、自分たちがこどもを教える仕事をしていることから、実感としてコロナ云々の前から特に気にしていた点でした。大人数のこども達に対し物事を教える難しさについては(詳細はまた後日書くことにしようと思いますが)、英語という1教科を教えるだけでも重々感じており、また時にクラスが回らなくなってしまう理由が、教師の質や能力の問題だけではないことを体感していることもあって、少人数学級については夫婦ともに最重要視していたポイントでもありました。

娘の学級は現在1クラス10人です。公立校ですから、他の学校と同じくカリキュラムに沿って、特に今は詰め込み教育が行われているという点では変わりません。そこに娘がストレスを感じていることも事実です。が、他の大規模校と比べると、やはり授業の進みがスムーズで、先生との連絡も密に出来、またコロナのストレスも少ないように感じています。休み時間は、こども達が少ないこともあって、お兄さんお姉さんと遊んだり、特別支援学級の部屋や保健室へお邪魔して遊ばせてもらっていることもあるようです。 特に英語>日本語の娘にとって、クラスの規模が小さいこともあってか、先生に質問したり、発言したりということが容易にできている点も娘を特認校に入学させてよかったなぁと思う部分でしょうか。

今後、娘が大きくなるにつれ、もしかしたら大規模校の方がいい点(お友達関係などや、部活動の種類など)が出てくるかもしれません。そうなった時には転校などを含め都度解決方法を考えることとして、今はこのまましばらく様子を見てみようと思っています。 もちろん詰め込み教育がなければいいのに!!とは思いますし、公立学校での教育スタイルにはもちろんたくさん疑問があるのは事実ですが。 この選択が「正しい」か「正しくない」かはわかりませんが、確実に言えるのは、こどもの教育についての選択肢を知っておくことは素晴らしいことで、当たり前のように近所の公立にこどもを送る時代は終わりつつあるのではないかということ。 事実、娘が通う学校への問合せや見学の依頼は後を絶たないようです。大切なこども達のことだからこそ、まぁいいや...と考えず、真剣に向き合っていきたいとも考えています。

小規模学校に入れた娘の成長記録などは、またちょこちょこと載せていきたいと思います!




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