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楽器のメンテナンスしてる?

いつも使っている相棒は元気ですか?

楽器も人と同じように
健康診断(定期点検)や治療(修理)をしてあげないと
大変なことになっちゃいますよ~!

■環境や練習量によって楽器に変化が起きている話

おわかりいただけただろうか…

楽器が壊れた!ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
っと突然そうなったかのように感じるかもしれませんが
(なぎ倒したとかは別として。)
実は少しずつ変化(悪化)していった結果だったりします。

本番直前にこんな不運が起きたらもう大変!

なので、
日頃から楽器の調子を診てもらうことで
この恐ろしい状況への遭遇率を下げときましょう。

■楽器のメンテナンスとは?

ざっくりいうと楽器の健康診断と治療です。

リペアマン=主治医

楽器のお医者さん

楽器を修理したり調整するお仕事をしてくれるのが
リペアマンという人たちです。
楽器の修理を専門的にお勉強されているので
症状をお伝えしたり実際に診てもらうことで
原因を見つけて治してくれます。

定期点検=楽器の健康診断

どこかがすごく壊れた!という時に助けてもらうというよりは
楽器が元気な状態かを確認してもらう健康診断的なものです。
久しぶりに吹く楽器なども使う前に点検に出すと良いです。

楽器修理=治療

これは皆さんご存じの修理です。
すぐ治せるような症状から入院(お預かり)まで
時間とお金のかかり方は状況によりさまざまです。

■定期的にメンテナンスした方がいい理由

物のせいにするのも何だか・・・ねぇ(苦笑)

楽器を吹いていて
「うまくいかないな~」ってことがたくさんあると思います。
これは自分の技量の問題なのか楽器のせいなのか。
見極めは難しいですよね…

これって自分のせい?

しかし
こんな違和感たちはメカニック的な原因の場合もあります。

  • 特定の音で異音がする/音程が極端におかしい

  • いつもより音が詰まった感じがする(音抜けが悪い

  • 空気がどこかに持ってかれる感じがする(息漏れ

  • 突然音が出なくなった

  • ピストン/ロータリーの戻りが遅い

  • チューニング管/スライドの動きが悪い  etc.

違和感の原因

私たちの手に負える範囲を越える不具合は存在します。

たとえば…

音が鳴らない
→フェルトやコルクなど穴を塞いでいる部分に不具合が起きて塞ぎ切れていない
異音がする
→サビや汚れで雑音が混じる
動かない
→凹みなどで動きに支障が出ている  etc.

などです。

■点検の頻度って?

忘れそうなときはカレンダーに書いちゃう

「不具合を感じていない時に点検してもらうって
どのタイミングで行けばいいんだよ…」
と思いますよね~

なので定期的なスパンで点検をしてもらうことをおススメします◎

ニシジマ調べによると
半年~1年に1回程度がよい、らしいです。
コルクやフエルトなどの消耗品は時間とともに劣化していくので
このタイミングで交換してもらうとバッチリです◎

そして
2.3年に1度オーバーホールをした方がよい、とのことです。

オーバーホールって何?

楽器を1度全部バラバラにして
お掃除をしてもう一度組み立てる作業です。

新品の時の性能に近い状態に戻すことができるそうです。

オマケ)代替え楽器で乗り切る、はあまりお勧めしない話。

楽器が壊れちゃったから別の楽器で乗り切ろう!
部活動などでたまーに見かけますが
あまりお勧めしません。

他の人の楽器を吹いたことのある人はわかると思うのですが
楽器によって吹奏感やピッチのクセなどまったく違います。

現に私の持っている楽器でもそれぞれ違います。

わかって使いこなしていけるのならいいのですが
これが本番直前で何らかの要因で別楽器を吹く、ということになると
一生懸命練習してきた成果の100%を出しきれない可能性が高いです。
・・・めちゃくちゃもったいなくないですか?

■まとめ

大事に使っていても調子は悪くなります。

丁寧に扱うことは大前提ですが
それでも楽器も道具なので状態は変化していきます。

大きく故障してから持っていくと時間もお金も大きくかかる可能性大です
でも小さな不具合のうちに対処しておけば
最悪の事態を回避することができるのも事実。

治療よりも予防を重視した方がよさそうなのは
人間の身体と同じですね~
ますます愛着が湧いてきました◎

次回(2/1配信予定)は
ぶつかる音程の吹きこなし方についてお話ししようと思います

もうちょっとで100本…!
最近は浮上率高めです◎


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イベント全滅中なので純粋に生活の糧になります… いつまで続くんでしょうかね… さすがにだいぶダメージが大きくて泣きそうです(苦笑)