過食を乗り越える27歳女の話① 〜幼少期からの振り返り〜
食べることは生きることだ。
あなたの身体は食べる物で構成されている。
生きるために食べる人もいるが
食べるために生きる
食べることが生き甲斐
それが私のライフスタイルだ。
そんな私は
幼い頃から過食に悩まされていた。
持ち前の好奇心も、ここでは悪く働いてしまい
新しい味、料理、お菓子を片っ端から試したくなる。
そして
ストレスが多かった私の幼少期
美味しいものを食べる時間だけは無条件で幸せになれた。
高校生までの実家暮らしでは
家にあるお菓子やパンを、よく無茶食いしていた。
その姿があまりにも醜く
弟が親にチクったり、ということも多々あった。
多分千と千尋の神隠しの、
豚にされた両親のようなみすぼらしい様だったんだろう。
だが、お金もない上、
ケチ性格なので
自分でお菓子などを買うことも少なく
まだ食べる量を抑えることができていた。
そんな自分は、高卒で海外に渡る。
無論そこには家族もいなく、
食事や生活、などの全てを自分でコントロールする
良くも悪くも「自由」な環境。
今までの田舎特有の閉塞感や、鬱憤が晴れ
いきなり窮屈な環境から抜け出せたのもあり
自分の中で何かがプツンと切れ、
自分の欲望のままに生きることになる。
好奇心が旺盛で食べることが大好きな自分は
目新しい世界中の食べ物
食べたいだけ食べた。
それに加え、甘やかしてくれる人も周りに付いてきた。
例えば、語学学校のクラスメートのサウジアラビア人には
フラペチーノのグランデサイズを
extra生クリームでほぼ毎日プレゼントされた。
そんなフラペチーノから始まる日々
食事は一日6食。
お腹がすく前に胃袋に流し込むため
常にお腹いっぱい。
そんな私は
158cmという日本人の平均身長しかないのに
4ヶ月で14kgも太った。
(白豚化の話は別でする)
どんどん醜くなり長靴も履けなくなった。
見た目が悪くなったせいで人種差別も受けた。
悔しかった。
その後ホームステイを抜け、自炊をしながら運動もした結果ダイエットに成功し、
1年半で14kg痩せることができた。
そこから数年後日本へ帰国し、東京で就職。
そこでトラブルが、、、、
新卒入社をして2ヶ月で
コロナが始まってしまったのだ。
続く。
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