見出し画像

え!?自然素材の石けんも「有害物質」!?!?

せっけんを有害物質に指定するという

とんでもない法改正が進んどります・・・

これは・・・

「薬用ハンドソープで手洗えよ」

「とりあえずアルコール消毒しとけ」

という圧なのでしょうか。


うっかりしていて記事にするのが大幅に遅くなり

パブコメの期日が既に終了という大失態・・・。(ごめんなさい)

だけどどうしても多くの方に知っておいてほしいので

遅ればせながらお伝えします。


この度政府はなんと、大昔から人類がせっけんに使ってきた

脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウムを

第一種指定(生態系に有害な)化学物質に指定しようとしています。

画像1

その理由として厚労省、経産省、環境省の審議会は

実験室での試験で水生生物への悪影響を確認したとしていますが

実際の河川や海では生態毒性は発生しないと多くの研究者は訴えています。


こ・・・これは合成洗剤業界の悪巧みなのか?





ちなみに我が家には合成洗剤はありません。

基本的に手洗いは水で十分と思っているし

日々の掃除などは重曹やクエン酸、塩などで事足りるのですが

一応洗浄剤としては「せっけん」を愛用しています。

スクリーンショット 2021-01-13 8.20.18

<せっけんの歴史>
人類初の石鹸は、紀元前3000年頃にできたと言われています。
古代ローマ時代の初めごろサポー(Sapo)という丘の神殿で
羊を焼いて神に供える風習がありました。
この羊を火であぶっているときしたたり落ちた脂肪が木の灰に混ざって
石鹸のようなものができ、汚れを落とす不思議な土として珍重されました。英語で石鹸を意味するソープ(soap)はこの丘の名前から取った
といわれています。同じ頃メソポタミア(現在のイラク)でも
石鹸が作られていました。シュメール人が羊毛の洗浄と石鹸の製法について粘土板にくさび形文字で記しています。
作り方は木灰にいろいろな油を混ぜて煮たというもので
塗り薬や織布の漂白洗浄に使われていたそうです。


合成洗剤の歴史
洗浄用の合成界面活性剤は、1917年にドイツで石炭から合成された
アルキルナフタリンスルホン酸塩が最初といわれます。
ナフタリンに濃硫酸を作用させて作られたものでこれが
世界初の合成洗剤ということになりますがその11年後の1928年には
同じくドイツでアルキル硫酸エステル塩(AS)が開発されました。
天然の動植物油脂に濃硫酸を作用させ作られたものです。
洗浄力があり洗剤としての性能が良かったので
アメリカのデュポン社とP&G社から1932年に
家庭用合成洗剤「ドレフト」として発売されました。
これが、世界最初の家庭用合成洗剤です。

画像3



日本では、1933年にASの製造が始まりました。家庭用合成洗剤としては1937年(昭和12年)に発売された「モノゲン」が第一号です。
その後1950年代半ば以降石油資本の生産増大や電気洗濯機の普及に伴い
洗浄剤の主流は急速に合成洗剤へと移り代わり
1963年(昭和38年)には
合成洗剤の生産量がせっけんの生産量を上回りました。

画像4





<せっけんと合成洗剤の違い>

合成界面活性剤を主成分とした洗剤は「合成洗剤」と呼ばれています。

せっけんと合成洗剤を形状によって見分けている

という方もいるかと思いますが実は、それでは区別はできません。

どちらも固形・粉・液体のものがあるからです。


じゃどうやって見分けるかっていうと「原料(成分)」です。


せっけんは天然油脂か脂肪酸から作られ

「せっけん素地」や「カリせっけん素地」もしくは

「純せっけん分<脂肪酸ナトリウム・カリウム>」

 (↑これが今回有害物質に指定されそうなもの)

という成分でできています。

またその製法はアルカリで煮る、というものすごくシンプルなもの。

画像5




一方合成洗剤は石油を原料とした合成界面活性剤が主成分となります。

画像6

合成洗剤を作るにはその複雑な工程から大規模な製造施設が必要です。

石油から合成界面活性剤原料を作りそれに

硫酸化(スルホン化)や中和といった複雑な化学合成を経て

合成界面活性剤を作り出します。 

さらにそこへビルダー(助剤)や添加剤などを配合します。

ビルダー(助剤)とはそれ自身は界面活性作用をもちませんが

洗剤に配合されると洗浄力を著しく増強する物質です。

添加剤は、ビルダーのように洗浄力を増強するというよりは

洗剤の性能を向上させたり製品の付加価値を高めるために

少量配合されるもので

蛍光剤や酵素、再汚染防止剤、漂白剤、香料などがそれに当たります。


最近では「植物由来」と広告する天然油脂を原料にした

合成洗剤も存在しますが

石油由来の合成洗剤と同様に複雑な化学合成を繰り返し、最終的には

自然界には存在しない合成界面活性剤を成分としているので

注意が必要です。



<せっけんと合成洗剤の見わけ方>


これはもう一言。

品名の中に「石けん」と書いているかどうか。

画像7

画像8


合成洗剤の場合はこう。

画像9

画像10



で、で、洗剤には2種類ありまして・・・1つ目は今画像で紹介したような

人間以外のもの、具体的には食器や衣類、住居などに使うものです。

これは消費者庁の管轄で「家庭用品品質表示法」という法律によって

表示方法が決められています。


もう1つは人間の体を洗うために使うもの。シャンプーとか、洗顔料とか。

これは厚生労働省の管轄で薬機法(旧:薬事法)という法律によって

規制されますが、こちらにはせっけんなのか合成洗剤なのかを

区別する品質表示がないので成分を確認する必要があります。


とはいえ簡単です(笑)


こちらも「せっけん」という文字があるかないか。

例えばせっけんの場合・・・

画像11

合成洗剤の場合・・・

画像12

という感じです。


まあとにかくカタカナとかアルファベットで聞き慣れない物質が

いっぱい羅列されてたら「合成洗剤」だ!という認識でよい(笑)

分かりやすいでしょ。



<メリットとデメリット>


せっけんと合成洗剤は当然ながら両者にメリット・デメリットがあります。

しっかり理解して自分が心地よいと感じる方を選んでください。

私は基本的には合成洗剤はもちろん石けんですら必要ないと思ってますが

どうしてもの時はせっけんを選ぶという自分軸をもっています。

画像13



<合成洗剤の恐怖>


合成洗剤の危険性は約60年も前(昭和30年頃)にすでに判明していましたが

規制や法律が決められることなく現代に至っています。

合成洗剤は

発がん性物質など人体への健康被害
生活排水となることで環境衛生上重大な被害
地球環境や生態系まで破壊


といったような明らかによろしくない影響をもたらすにも関わらず

私たちの生活にどっぷり溶け込んでしまっているわけですが

ここでは人体への健康被害の一例として川崎病について触れておきます。




<川崎病と合成洗剤>


「川崎病」ってご存知ですか?

1960年代に、日本で初めて発見されたもので4歳以下の子どもを中心に

全身の血管に炎症が起きる病気です。

画像14


この病気を発見しその名前が病名となっている川崎富作医師はその原因を

「合成洗剤」だと言っています。


スクリーンショット 2021-01-12 8.59.02



また、1969年、元名古屋大学名誉教授の坂本陽博士も

川崎病は合成洗剤によるアレルギーだという説を発表しています。


そもそも川崎病は合成洗剤が発売されるまではなかった病気で
合成洗剤の発売量に比例するように増えた。
(オムツを合成洗剤で洗うことが原因)

合成洗剤の主成分(ABS)は体重1kgのウサギの背中にわずか
4g塗布しただけで死亡するほどの皮膚浸透性と毒性が強烈。
また肝臓障害、溶血性、たんぱく質変性酵素活性阻害などの
強い毒性が報告されている。

川崎病の患者が
無添加石けんを使用して病状が良くなったのは事実である。
便利で楽ができる化学物質がこれまでになかった病気を生んでいる
そう思ったほうがまちがいない。


川崎病にかかった子供の家庭では100%合成洗剤を使用していた

というデータもあるようですね。



ところが1975年、川崎医師を筆頭とする「厚生省川崎病研究班」は意識的に

この「合成洗剤原因説」を無視し、その原因を

ウイルスだ、菌だ、ダニだとする説を研究してます。

1度だけ合成洗剤説を研究していますが

どういうわけでかその研究を大手洗剤メーカーの花●の研究所に

依頼してるんですよね。

(合成洗剤と川崎病の関係性についてデータを出してくれと頼み

 1年後、一切関係なしという報告書が届き研究終了。

 自会社の売れ筋商品が、川崎病の原因だなんてデータを

 出すはずがないのは分かりきったことなのにそこに頼む・・・

 いかにも厚労省の役人がやりそうなこと。)

画像16



ちなみに枠chinに添加されている水銀成分も

川崎病の原因の1つと考えられてますよ。

枠chinってほんと有害無益・・・



<ウィルスと石けん>


インフルエンザウイルスによる実験で

ハンドソープ製品の大半の主成分である合成系界面活性剤と比べ

自然素材無添加石けん(の界面活性剤)のウイルス破壊能力が

100〜1000倍も大きいことが明らかになっています。



さらに567ウィルスに関しても天然せっけん成分が

高い予防効果を示すと発表されてます。

せっけんバンザイ(笑)


だけどここで確認。

私はウィルスを叩く(潰す、殺す)ことに興味はありません。

この記事にも書いているように

共生をテーマに生きたいと思ってますので。




<選ぶ基準は自分軸>


合成洗剤の主成分である合成界面活性剤というのは

本来溶け合うべきでない物質を浸透させるという

非常に不自然な役割を果たします。


これって・・・

1度使うとなかなか落ちないともいえます。


消費者庁による合成洗剤の使用上の注意には

こう書かれてます↓

スクリーンショット 2021-01-12 10.49.10

これ、守ってない人いっぱいいるでしょ・・・。


しかも食器みたいにツルツルしていない皮膚とか衣類の洗浄に利用すれば

ちゃんと落ちずにどんどん有害成分が残っていく可能性大。

だ・か・ら

洗顔に合成界面活性剤入りの洗浄剤を利用するなんて

私はオススメできないのです。

(石けんはたとえ残ったとしてもさほど問題ない。なぜならアルカリ側で働くから。皮脂は酸性だから中和されるんです。それと石けんは水で薄まれば働きを止めます。合成界面活性剤が主成分のものはそうはいきません。いくら薄まっても働くことを止めないんです。)




ただしここで再確認。

じゃ石けんならなんでもいいのか!絶対的に安心なのね!と

安易に考えていいかというとそうではない・・・。



もちろん合成洗剤よりは安心だと思います。

けど石けんの性質って

どんな脂肪酸が原料に含まれてるか

どんな種類のアルカリ剤を使ってるか

で違ってきます。


脂肪酸にはたくさん種類があるわけで

その脂肪酸がせっけんの洗浄力のもとになっているから

例えば洗顔料だったら

表皮のどこをどの程度洗いたいかによって選ぶ必要が出てくると思います。


<脂肪酸の種類の例>

スクリーンショット 2021-01-13 9.28.57


ここについては私もまだまだ勉強中。

学びはゴールがありません・・・。




というわけで長くなってきたのでそろそろまとめよう(笑)


とにかく私は

今回の法改正は狂ってるだろ

と言いたいのです。


政府が有害物質に指定しようとしている成分は

動植物の油脂からつくられるモノで

石けんとして人間が昔から使ってきた成分です。

それをなぜ今になって第一種(有害)物質に指定するのか。

いろんな言い分はあるんだろうけれど


この背景に合成洗剤業界の思惑があることは

間違いありません(と私は感じています。)


洗濯洗剤やシャンプーなどの合成洗剤類では

9種類の合成界面活性剤が第一種物質に指定されています。

これらの物質は人体への影響のほか自然界ではなかなか分解せず

生態系に悪影響を与えます。

こういった点を石けん推進派に批判されている合成洗剤業界としては

そりゃやっぱり石けんは邪魔なわけですもんね。


残念ながら政府や大企業というのは私たちの健康はもちろん

地球の本来あるべき姿のことなど考えてはいません。興味もないでしょ。

そんなものよりも・・・ビジネス(利権・お金)です。

そしてマッチポンプ商法が本当に上手。

567とうまく連動させて予防には手洗いが大切です

と訴えそこに

「石けんは有害です」

とすることでさしずめ消毒剤や薬用ハンドソープ(合成洗剤)等に

人々の意識をもっていきたいんだろう。


また今回もその思惑通りに

操られます?


いや・・・本当は気づいてません?

今までずっと大きな力の前にひれ伏し言いなりに従順に生きてきたのに

なんで今自分は不健康なんだろう?

人も動物も植物も地球も幸せじゃないんだろう?

って。




ステキです。

気づいたならこっちのもん。

あとは動くだけ。


 他の誰も見ていなくてもいい。

 黒い煙のその先に

 お前が光を信じたのなら

 行動しろ。思いしれ。

 常識に屈するな。信じぬくんだ。

 たとえ一人になっても。

画像19


これは「えんとつ町のプペル」の中に出てくる台詞ですが

私はとっても共鳴しました。好きだなって感じました。

深いなって思いました。

だからここでシェアしときます。



目に見えるものや皆が信じているもの

大勢がやっていることが正しいわけでもないし

大事なわけでもない。

自分が感じたこと信じたいものこそ

自分の真実であり大切にすべきところだと思います。

だって・・・

自分で感じたもの、そこには嘘はないはずだから。



あ、最後に。

私が世の中を眺めるときに必ず設置するフィルターがあります。

それは

「美しいもの素晴らしいものこそ

 何者かによって消(隠)される(ことが多い)」

ってこと。


これってすごく悲しいことだけど直視しなきゃいけない現実です。

ちなみに私はこの社会から姿を消す人(逮捕される人)

この世から姿を消す人(亡くなる人)

こういう人たちほどキーマンじゃないかと捉える癖があります。



今回の法改正あなたはどう感じます?

たぶん多くの人は

え!!

なんで??

って思うはずなんだけど。


まずはこの「!」とか「?」の部分、つまり

心の動きを無視しないでね。

情報ばかりを鵜呑みにして「そっかじゃあせっけんやめよ」

っていう短絡的な思考に至るんじゃなく

なぜ有害指定するのか

それによってどんな影響があるか

自分が腑に落ちるところまで自分で調べる。

そこで初めて自分の言動を決めればいい。

そしてその決めた自分の言動は他者と同じじゃなくていいです。

周り見渡して誰もやってないこと誰も言ってないことだとしても

それを信じてていい。


そうやって本気で自分を信じてればいずれ自然に

同じ波動の仲間が集まりますからね。

私の周りもそうです。

なぜだかよくわかんないけどこの記事にたどり着いて

読んでるんだよね・・・

そんな感じで繋がってリアルに共に活動してる仲間がいます(笑)



今回の改正法施行は2022年4月1日の予定です。

冒頭に書いたようにパブコメは締め切られてますが

こちらは常時意見を募集してますので行動したいという方はぜひ↓



合掌

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

身体本来の機能を呼び戻すには・・・

これまで取り入れ貯めてきた有害物質を

排出(デトックス)することです。

そして、これから体に入れるものの選別が重要になります。

・健康美を手に入れる

・自然環境を守る

・動物愛護に協力する

・児童労働問題を解決する

・収入を得る

これら全てを叶えてくれるのがオーガニック。


関わる生命すべてが幸せになれるオーガニックビジネスを

無料セミナーで公開します。

セミナーはこちら↓

公式ブログもよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?