園芸店での人間観察。

週末の楽しみは夫と園芸店や多肉植物のハウスに行くこと。

ただ見ているだけでもとっても楽しい。

まだまだ、まだまだ知らない植物は多い。植物の不思議を垣間見て、さらに植物の魅力にハマっていく。

特に多肉植物専門のお店は個性的でおもしろい。

ディスプレイ、植物の名前が書かれたラベル、店内、とにかくキレイに手入れや管理がされているハウスもあれば、びっくりするほど『汚い』とさえ思ってしまう程のハウスまで様々だ。

私はどちらかと言うと、キレイに管理されている方が、手間暇かけて時間をかけて愛情を込めて育てている感じが伝わるから好きだ。

しかし汚いとさえ思ってしまうほどのハウスが好きな人もいる。
雑草がボーボーだったり、空の植木鉢が散乱していたり、植物の名前が書かれたラベルなんてほぼ付いていない、そして植物が枯れてしまってお留守の植木鉢があちらこちらに並んでいたり、野良猫ちゃんがおトイレしちゃってたりしていてもその中からおもしろそうな多肉植物を宝探しのように見つけるのが楽しいという人もいる。

共通しているのはみんな植物が好きということ。

みんな腰を屈めて植物に夢中。

両手に植物を持って見比べながらどっちがいいかなと悩む人。

ひとつの鉢を大事に持ってレジに向かう人。

カゴいっぱいに植物を入れている人。

レジの列を外れて気になっていた植物の所に戻る人。

みんなお気に入りの子に出会えると目を細める。

私は植物を見つつ、そんな人たちの事を見るのも好きだ。