マガジンのカバー画像

双極性障害の私が司法試験に合格する話。

421
2021年に双極性障害と診断された私が、2025年に司法試験に合格するまでの話を全部丸出しにする日記です。初めの頃は苦手な数字を克服するため小学3年生の算数ドリルをやっているよう… もっと読む
運営しているクリエイター

2022年8月の記事一覧

双極性障害の私が司法試験に合格する話(187)障害の正体。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(187)障害の正体。

障害って、「障害者自身が障害を作り出した」とか「生まれつき障害を持っている」とかじゃなく、『社会が作ったこの世界が障害を生み出しているんだよ』と友人が教えてくれた。

友人は、高齢者や障害者を助ける仕事をしている。だから「障害」ということに対して、深い理解がある。ありすぎて障害者である自分が話についていけないほど。だから、私が今ここに書いている解釈が正しいものかもわからないけれど、私が理解した範囲

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(186)別人格。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(186)別人格。

鬱の時の私と躁の時の私は、別人格のように思う。
 
鬱の時の私は、躁の時の私を知らないし、躁の時の私は、鬱の時の私を知らない。
 
鬱の時の私も、躁の時の私も、両者を知るのは、唯一、私のみ。
 
面倒な三角関係のよう。
 
鬱の時の私は、布団に潜り込み、かろうじて死なないことができるだけの状態となり、司法試験の司の字も考えたくないというか考えられない状態となる。机に散らかるテキストを見れば見るほど

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(185)富士山に登ってきた。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(185)富士山に登ってきた。

勉強中、苦しい時、よく思い出すのは、登山の時の苦しさ。
 
どんなに苦しくても、立ち止まっていては、苦しみからは逃れられない。
 
山から降りるのか、登るのか、どちらかへ進まない限り、苦しみからは逃れられない。 
 
仮に降りるとしても、下りの道は、登りとは違う筋肉を使うので、登りよりしんどかったりする。しかも、諦めたという悔しい勲章付き。
 
どちらにしても苦痛を伴うならば、登った達成感を得られ

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(184)鬱の時は手を動かす勉強をする。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(184)鬱の時は手を動かす勉強をする。

調子良くなったかなと思って、自習室に来たけれと。まだ小さめの熊が背中にいらっしゃる感じ。本調子ではない。身体が重い。0.7倍くらいの速度で行動中。一休みに書いてみる。

しんどいとはいえ、かろうじて、手を動かすことはできるようなので。頭を使う勉強は避けて、ひたすら、模範答案を写し書きしている。

この勉強法は、多分、効率的ではない。でも、私はこの勉強方法、結構好きなのでしんどい時はこれをする。頭で

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(183)またまた鬱がやってきた。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(183)またまた鬱がやってきた。

また鬱がやってきた。

ここ最近の悩みは、顔が痛いこと。顎に力を入れたまま勉強に集中してしまうせいか、それが癖になって、筋肉疲労を起こしてるんじゃないかと思う。歯医者に行った時も言われた。「噛み締めすぎて、歯茎の骨が出っぱってきてる」って。常に舌の両サイドには歯形がついてるし、両頬も歯の形がくっきりついている。歯科医に言われるまでこれが普通だと思っていた。たまに謎に襲われる顔面の違和感や疲れ、痺れ

もっとみる