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「すみません」よりも「ありがとう」を口癖にする

最近ふと思ったこと。
それは「ありがとう」が口癖になったなということ。

以前の私は「すみません」が口癖で、
いつも目線が下を向いていて自分に自信がなかった。
何か指摘されたら息を吸うように「すみません」。
人にどう思われてるかばかり気になって、
いつまた注意されるんじゃないかと内心ビクビクしていた。

変わるきっかけになったのは職場の先輩。
いつも素敵だなと気になる人がだった。
仕事で抜けているところもあるけれど、
そんなことさえ気にならない魅力があった。
何がそうさせているのかと思いじっくり観察していると、
その人は常に周りに感謝していることが分かった。
他の人に比べて「ありがとう」の量が圧倒的に多いのだ。

ミスを指摘されても「ごめんね!気づきをありがとう!」といつも笑顔だった。
そう言ってもらえた方もなんだか後味がいい。
思えばこちらが指摘して「すみません」としょんぼりされると
何だか悪いことした気持ちになる。

私の場合指摘されると
「あぁ~自分なんてできないんだ…」と
落ちこむことが多かったので、
そうか!そういう捉え方があるのか!と目から鱗。

そういうわけで最近は、
「すみません」を発しそうになったときは一拍おいて
「ありがとう」と置き換えることを心がけている。

気のせいかもしれないけれど、
「ありがとう」と言う口の動きは笑顔に似たものを感じる。
口角が上がって自然と前向きな気持ちになれる。
一方「すみません」はため息をつく感覚と似ている。

口癖を「ありがとう」に変えてからは、
相手の反応が明らかに違う。
「いえいえ!」となんだか嬉しそうに見えたり(気がする)、
逆に「ありがとう」と言ってもらえることが増えた。
こんな些細なことで感謝してもらえるのか!
と嬉しい気持ちになり心が潤う。

そして私も変わった。
気持ちが軽くなったからか、
「ついでに教えてもらえます?」と聞くことができるようになったことや、
笑顔が出やすくなったからか、
コミュニケーションがより円滑になった。
そうなると心地いい。

すみませんより、ありがとうの輪が広がるといいなと思う今日この頃。





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