キャリア資産てなぁに?|Aya
この記事は、あたらしい働き方LABの研究員として行う「私の働き方実験」
『コンデションを整えたら、働き方の効率と満足度を上げられるか?』の研究関連記事です。
キャリア資産って何だろう?
みなさん、キャリア資産って言葉を聞いたことがありますか?
何となくイメージすることはあるけど、何だろう?と思っちゃいますよね。
私は自身これで見たことも聞いたこともなかったのですが、今回、私の自主企画「コンデションを整えたら、働くことの効率と満足度を上げられるか?」を自主企画応援制度の対象に選んで頂いたきっかけで、キャリア資産を計測する機会を得ました。
で、キャリア資産とはいったい何でしょうか?
キャリア資産(=無形資産)は、2016年に出版されたリンダ グラットン著の『LIFE SHIFT』の中で述べられています。この本は人生100年時代となった今、どう生き抜くのかについて書かれた本で、42万部を突破したり、様々なメディアで取り上げられたり、注目がされていることが分かります。
この本の中で、無形資産は、「よい人生」を送るため上で価値があり、さらに有形資産(=いわゆるお金などの資産)の形成を後押しするものとして、以下の3つが挙げられています。
また、今回使用する計測ツールを提供しているプロテアでは、以下のように定義しています。
資産というと現金や株、不動産などお金に変えられるもので、多いに越したことはないものという感じがしますが、キャリア資産にはお金とは直接関係のない、個人にまつわる幅広い範囲のものが含まれています。
働く環境や社会が急速に変化し、個人の多様性がより認識されるようになってきた世の中では、状況の変化への対応力や適応力が問われると考えられます。キャリア資産はそのような変化への対応力の指標として活用でき、実験を通じて自分らしい働き方を模索するあたらぼ研究員には打ってつけのものという感じがします。
診断は、適正テストのようなイメージで質問に5段階で答えていく形式です。結果は以下の項目に沿って示されます。
診断してみよう
早速私も診断してみました。
初回の結果がこちらです。
全体的に自分のことを楽観的に見ているのか、結構数値が高めに出ていると感じました。それからあまり凸凹していないみたい。
3つの分類の中では変身資産が低めで、特に低い項目がコミュニケーションンスキルとネットワークの2点です。
新卒の就職面接のとき、担当の人事部長に「あなたはコミュニケーション能力が高いわね」と言われて以来、「自分はコミュニケーション能力は高い」と思ってきたので、意外な結果でした。
でも、考えてみると思い当たる節があるんです。
祖母の死とドラマをきっかけに遺品整理について学ぶ中、高齢者の孤立、孤独死や空き家問題のことを知りました。
「自分が年老いたとき、1人になったときどうなるんだろう?」
うちには子供がいないし、子供がいても「子供には迷惑をかけたくない」と考えている人が多いことも知りました。その場合、頼れるのはご近所や地域しかないのでは?地域のコミュニティに属しておく必要があるのでは?
でも、現実問題、地域どころかお隣さんとも交流は特になく、知り合いと呼べる人ですらわずか・・・。立派に孤立している!?
このあたりと関連した結果になっているのではないか、と思うんです。
自分の理想の在り方・暮らし方を考えると、コミュニケーション能力、ネットワーク、コミュニティの3つの項目は増やしていきたい資産だなぁと感じました。
キャリア資産は多ければ多いほどいい、ということでもないようです。
こう在りたい、こう生きたいというそれぞれの方向性によって必要な資産や量、バランスが異なるもの。
研究期間は月に1度計測して、その変化を観察して気づきを得たり、どんなところを伸ばしていくかの指標として振り返ってみたいなと思います。
キャリア資産。
面白い指標を手に入れました🙌
コンディションを整えること、人生の満足度や効率を上げるために行動することで、どんな変化があるのか?もしくはないのか?
ぜひ引き続き見守ってください♪
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