【ひとり旅】私を癒す高野山1泊2日④終 - 最終日と旅の感想 -
長々と続けてしまった高野山シリーズの最後です。
この記事の続きになります。
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高野山の一乗院さんで1泊させてもらいました。
フカフカの布団で心地よかったんですけど、たまにフワッと目が覚めてこんな感じ。
「あれ?家じゃない……そっか……ムニャムニャzzz」
最初の宿坊での夜はこんな感じでした。
◾︎2日目の始まりは朝勤行から
6:15~朝勤行。
お坊さんが本尊の前でお経を唱え、祈ります。
参加は自由でしたが、たぶん宿泊してる人はほぼ参加してたのではないかと思います。
このとき初めて本堂に足を踏み入れました。
本堂の中は写真NGです。
写真NGなのが勿体ないと思うぐらいの美しい本堂でした!
朝勤行が始まるまでの数分のあいだ、本堂内をまわってお参りします。本堂はお線香の匂いが立ち込めていて、美しい仏像や先祖のお仏壇のようなものがたくさんありました。それぞれに手を合わせたあと、本堂の最後尾の椅子に座ります。
4人のお坊さんのお経が始まり、最後尾にお弟子さんのような方も3人座られていました。そして私たち宿泊客がいます。
約30分ほどのお経のあいだ、私は目を閉じてお坊さんたちの声を頭の中に響かせ、この1泊のことを思い返したりしていました。そして今の自分を客観的にみて不思議な感覚に陥ってました。朝勤行はあっという間に終了です。
◾︎朝食
朝勤行のあいだに朝食が準備されています。
部屋に戻ると朝食がある、それだけで幸せすぎます!
よく食べる私は、ごはんを二膳も食べちゃいました!
オレンジジュースと洋梨のゼリーもついており大満足ー!
◾︎チェックアウトまでの穏やかタイム
一乗院さん、ありがとうございました。
最高でした!
◾︎チェックアウトから奥の院、金剛峯寺へ
手荷物は一乗院さんに預けたまま奥の院に向かいます。
奥の院
10時半の生身供を体感するため、一乗院さんから歩いて向かいました。
数々の供養塔を抜けて奥の院。
圧倒的な供養塔の数にちょっとびっくりしました。
奥の院に入り、燈籠堂を抜け、弘法大師御廟に入ります。
御廟橋の先は脱帽し飲食や写真はNG。
弘法大師は、現在もこの御廟で生き続け、世の平和と人々の幸福を願っていると信じられています。
朝たくさん食べたので、奥の院まで歩いたのにお腹もまだ減らないし、元気!
そのまままた歩いて金剛峯寺に向かいます。
向かう途中、寄り道。
金剛峯寺
◾︎ 遅めの昼食、帰阪
金剛峯寺から一乗院さんはすぐ。
手荷物を取りに戻ります。
さて、ごはん食べて帰ろう。
1日目の昼食は失敗に終わったものの、2日目の昼食はおいしかったです!
キレイなカフェで、精進カレーとコーヒー。
外が本当に暖かく、歩いていたら暑くなっていたので、コーヒーは年中ホット派ですがアイスコーヒーにしました。
山椒のきいたスパイスカレーに、私好みの酸味のないコーヒーを飲み、撮影した写真を眺める至福の時間。
さて、ゆっくりお腹も心も満たされました。
帰ります。
今日は平日。
今から帰ったらギリ帰宅ラッシュ前に帰れそう。
バスで高野山ケーブルの駅に向かい、胡麻豆腐を買って17時過ぎに帰宅です!(帰宅は失敗なくスムーズでした笑)
◾︎あとがき
読んでいただいた方、ありがとうございました。
高野山に行くと決めたとき、私は風邪で横になっていて、日々の仕事の疲れもあり、現実逃避したい気分でした。
勢いで高級宿坊を予約し、まだ働いて間もない会社で平日に2日連続で休むことを決め、人の事ばかり考えていた自分から自分が喜ぶ時間を作りたかったんです。
その結果、とても満足のいく1泊2日になり、こうやって記事にして、いい思い出として記事にも心にも残すことができました!
もし一人旅に少し興味を持ってる方は是非行って欲しいし、私は、また次はどこへ行ってやろうか!と考えています!笑
とはいえ、大きな旅ばかりだと疲れてしまうタイプなので、〝ちょっとその辺の降りたことない駅に行ってみようか〟
そんなこともやってみたいなーと思いました。