社内で提案も通らない(売れない)のに、見知らぬお客さんにモノが売れるわけがない
USJをV字回復させたマーケター森岡 毅さんの著書『マーケティングとは「組織革命」である』を読んだんですが、控えめに言って良書でした。
ここではエッセンスを図解したいと思います。
興味を持たれた方はぜひ手にとってみてください。
この本は誰のための本か
✔︎ 提案が通らず悩んでいる方
✔︎ マーケティングを学びたい方
前提条件:人間は自己保存の生き物である
人間は程度の差はあれ自己保存の生き物です。
自己保存とは、「自分の損になることはやりたいくない」とか「楽な道を選びたい」という本能です。
これは本能なのでコントロールできません。だから、自己保存はある前提で、自己保存を活用するシステムを作ってエネルギーに変えることが大事ということです。
社内で提案を通すとは、マーケティングである
自分(提案)は商品で、会社(上司)はお客さんです。
提案を買ってもらうためには、お客さんはどういう目的を持っているのかーつまり、上司が話を持っていく人がどういう目的を持っているのかーをリサーチして、相手の目的と自分の目的をフィットさせることが肝ということです。
終わりに:社内で提案も通らない(売れない)のに、見知らぬお客さんにモノが売れるわけがない
本を読んで率直に思ったことです。
毎日、顔を合わせてコミュニケーションしているいわば身内に自分を売れないのに、顔も名前も知らないユーザにプロダクトを使っていただくなんて到底無理な話です。
まずは上司の立場に立つところから始めてみよう、と気づかせてくれる本でした。
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