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可能性への投資

2019年の振り返りやら2020年の抱負やらを考えたり考えなかったりする今日この頃だが、そういえば2019年は他者への投資の年だったなと振り返っている。

投資といえば株だFXだなんだという自己資産をIKANI増やすかという話になりがちだが、そうではなく「他社の可能性への投資」である。

私は経営者でもなんでもなく、5人ほどのチームをまとめるリーダーである。
その中でどうしても強いチームを作りたかった。
その理由は何かといえば、全員が努力家であり強みを持っているにもかかわらず、
思うような結果が出ていなかったからである。

そのためにやらなくてはいけないことは、
今までに誰もしたことのないリーダーシップを試すことだった。
それは何かといえば、マインドセット意外の何者でもなかった。

営業としての戦略戦術の前に、自らを動かすトリガーを知り、
そのトリガーを社会にどのように役立てていくかを
メンバー自身が知る必要があると思ったのである。

一番有効であったと思った投資は、ストレングスファインダーだった。
人間という生き物は自他共に、強みよりも弱みに注目する生き物である。
一生をかけて弱みを平均になるまで克服するよりも、
自らが持つ強みに命を懸ける方がよっぽど人間は成長する。
その言葉に私は激しく共感を覚え、
メンバー全員にストレングスファインダーを受けてもらった。

ストレングスファインダーを受けたメンバーは自らを理解し、
自らの強みである資質をよく口にするようになってきた。
同時にメンバーの資質にも注目し、
その資質がメンバーのどのような行動に現れているかを分析し始めた。

その結果、チーム内のコミュニケーションは活発になり、
業績が上がり始めたのだ。

投資というものはリスクを考えてするものであり、
それがポートフォリオである。

しかし人間への投資にリスクというものは存在するのだろうか。
死ぬまで成長する人間もいる中で、
他社に投資するということはリスクではなく可能性であり。
テイクするものではなくビリーブするものなのだと私は思う。

あ、ワイと下ネタと美女のことを書いていないと今思い出したが、
ここまできたらもう時すでにお寿司なのである。

可能性への投資がうまくいったかどうかはわからない。
私はまだまだ投資のトーシローなのである。
人を動かし良いチームを作るためには、
疑う心ではなく信じる心が重要なことはよく学んだ。
そのスタンスは2020年以降も貫きたいと思っている。

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