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盆とボイン

世間はOBONである。
多くのサラサラのリーミャンたちは
オボンヌバケーションを楽しむであろう。

リーミャンってなんだか美味しそうだ。
そんな料理が存在するとしたら
それは間違いなく麺類である。

楽しむというのは例年の話で
OBON with コロコロツィオーネな今年は
せっかくのバケーションであるというのに
晴々とした気持ちで
幸楽へえなりかずきを見に行くことはできない。
渡る世間は菌ばかりである。

そんな中で私たちができることとすれば
ステイホーム&マスタルバツィオーネ
と言いたいところだが
ミスターセンクスとしては初盆である。

家長として先祖をお迎えしたり
来客の対応をしたり
先祖を送り届けたり
そんなことをしなくてはいけない。
今年の盆はボインとか言ってる場合ではないのである。

コロコロの影響で今年は親戚の帰省も自粛傾向にあり
おそらく来客も少ないと予想している
来客を待つ際はひたすら家でコロコロするしかない。

アポイントをベースに動くビジネスマンとしては
お盆というものは不思議なものである。
迎え盆から送り盆までの約4日間
その間の予定は全くの未定であり
ただひたすら来るか来ないかもわからない
飛び込み来客に対応するという時間である。

効率で考えてしまえば完全なる不効率な時間だが
こういった文化が無かったらその時間を味わうことはできない。

じっとしていられない性格のミスターセンクスとしては
暇さえあればすかさずボインを求めて
旅に出てしまうだろう。
しかしそういうわけにはいかないのがOBONである。

お盆とボインの両立は流石に厳しい。
ボインボイン言ってないで
しっかりと先祖をお迎えしよう。

そう心に誓ったミスターセンクスであるが
そのフラストレーションは間違いなく
このブロゲに反映されることになるだろう。

ずっと温めていたミスターセンクスのスピンオフ作品
「官能哲学」がついに完成するかもしれない。

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