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天皇誕生日に天皇を祝わず違う事に精を出している右翼が居るらしい


1面


🔥新たなる反戦の潮流を我々から🔥

 2月23日、国民的置物(63)の記念日に行われた、改憲戦争阻止大行進の呼びかけによる反戦闘争が無事に打ち抜かれた。

 千葉県においては、3月19日にも津田沼で反戦デモを予定している。今回の行動は我々にとって、それに先駆けるものとなった。

 場所は東京タワー至近の場所であり、これは昨年の安倍国葬闘争でも利用された場所だった。

 当会においても、この反戦集会に複数の委員が参加した。当日は、開会前にバンドによる反戦・反権力の要素を帯びた楽曲も演奏され、集会中においては数々が登壇した。青年労働者の訴えでは「労働者のためと言いながら労働者を切り捨てる。こんな逆さまな社会をひっくり返そう! 職場を変え戦争を止める労働運動を作り出そう。国境を乗り越えよう」と言う熱い発言をする場面もみうけられた。(2面へ続く)



 集会の後には、それと一体となる反戦デモも行われた。最近の街宣右翼は前にも増して情けなくなっているが、この日も沿道に陣取る右翼の数は少なく、そいつらも大人しく地獄橿原神宮の駐車場にでも行けば良いのに、マイクを握りつつも闘う気概すら伺えないような情けないツラの人間ばかりであった。どうもまともな右翼は、ちゃんと天皇誕生日を祝っているようだ。

 デモには、白色系のヘルメットを被っている梯団も居た。街宣右翼のシャクに最も触った事は言うまでもないが、若者達の熱気の前に沿道で何かをしようとしていた自称愛国者達も、ただ眺めている事しか出来ず、所詮は闘えない、いや闘わない事を今回も露呈した。口では叩き殺すと言っていても、実際はパンチの1つも入れられないのだ。

 帰り道では、街宣右翼を2度見かけた。1度目では警察とにこやかに談笑していた。2度目は眼が合うなり、そそくさと逃げた

 この集会の翌日にはロシアとウクライナの戦争が開始されて丸1年となる訳だが、危惧されていた通り、ニュースにおけるこの戦争の報道は激変してしまっている。ナゴルノ・カラバフやパンジシールの紛争など、もう記者達も忘れているのではないかと思ってしまう程だ。

 日本国内においてはやはり、日本を戦禍に便乗させない闘いが重要になって来る。戦争の最大の犠牲者は自ずと若い人達となる事を伝えなければならない。

 運動は面白くなければ何の意味もない。盛り上がる運動と言うのは、面白いから盛り上がるのだし、そもそもつまらない運動と言うのは持続しない。戦後の結果を見れば、盛り上がったのは未来から見ても面白そうで、普段は運動しないような人達が見受けられ、そして深い意味で、祭りや催しの要素があるような運動達だった。

 少なくとも、波長や細かい思想が違う位で弾いているようでは、まともな大衆運動など不可能だ。(共同執筆)



【つくば3竣工】

 ZOZOタウンの物流における新たな拠点となる、『ZOZOBACEつくば3』が、2023年2月21日に竣工した。これは今後の商品取扱高の成長を見据え開設するもので、今回の竣工により、ゾゾの物流拠点は習志野・つくばを合わせて5ヶ所目となる。

 センターの稼働開始は今年の8月を予定しており、現在、商品管理のアルバイトスタッフを約500名採用予定となっている。

 ゾゾには物流センター労働者達で結成された労働組合がある。組合では現在、物価高に伴う賃上げを団体交渉で求めている。(無署名)

【反戦新聞 第12号】


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