最近、”好き”の純度が下がってきた。
小さい頃は、好きなことをなにも考えず、ただ好きで
やっていたなあ。
最近は、好きにも理由をつけたり、
期待をのせてしまったりして、
それ自体をただただ楽しむということが
出来ていない。
私には、これといった具体的な夢がなく、
高校生の時に大学進学をやめ、旅に出ることを決めた。
旅に出て、自分の本当にしたいことを探そう。
きっと世界は私の知らないことで溢れてるから、
まず、見に行こう。そう思った。
興味のあることは、とりあえず挑戦
するようにしているのだが、
なんだろう、
純粋なワクワクやドキドキを
あまり感じられていない。
周りに置いて行かれそうで、
何者かにならないといけないような気がして、
日々、何か熱中できるものをみつけなきゃ!
そう、焦っている。
好きなことをみつけては、
よし、これを極めて仕事に出来たらいいな。
どハマりして自分のライフスタイルが
ガラッと変わったりして。??
そうやって、
好きなものに期待をかけては、
予想通りの結果が出ず、
やることが嫌になってしまうのだ。
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今の時代、
ソーシャルメディアが発達して、
自分の趣味を世界に発信できるプラットフォームが増えた。
とても便利だが、いつも評価がついてくる。
ただ自分の”好き”を発信していたものが、
数字に転がされ”しんどい”になっている事がある。
小さい頃は、砂場でお城を作りながら
わたし、砂職人として生計を立てる!
なんて、思ったことなかったのにな。
砂で出来たお城を数字で評価されることもなく、
ただ好きで、ただ楽しくて、
毎日、すなばに通った。
その時の好きの純度は限りなく100に近かった。
アラームで起きて、
お弁当を作って、
仕事に行って、
帰宅して、
寝る前にアラームをセットする。
気づけば、私もすっかり大人みたいな
生活をしているなあ。
だけど、
好きなことをしているあの時間は、
砂場にいたあの少女に戻りたい。
🥰-have a good day you all-🥰
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