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悪い夢を見た時に息子が信じていること

小さい頃は「怖い」と感じることが多いものなのかもしれない。

3歳を過ぎた頃からそういう気持ちになる事が頻繁にあるようだ。色んなことがわかってきた証なのかもしれない。

映画のモンスターズインクとか見てたから影響受けたんじゃないの?と思うが、2月の節分前後に鬼の存在が怖くて体調を崩していた様子からも息子は「怖いもの」に対する感覚がけっこう繊細なのかもなと思う。


電気が付いていない部屋、少しだけ開いているクローゼットの扉、突然聞こえる妙な音(外の工事の音や宣伝カーの音)など、色んな場面で恐怖感がやってくるようだ。


「モンスターが来るからクローゼットを閉めておかないと。」

とか、

「キッチンに電気がついていないからお化け👻がいる。ママ、一緒に来て!」

とか毎日いろいろ。


普段、アニメを見ていて少し画面が暗くなる夜やトンネルのシーン、困難な事が起こりそうなシーン、音楽の曲調が変わるシーンなどもかなり苦手らしい。

先がどうなるのか不安でたまらなくなるらしく、私のところへ走ってきて、

「ママ、こっちへ来て一緒に見て!」と、切羽詰まったような、怯えた顔で助けをもとめにくる。



そんな息子はよく夢を見るらしい。


深い眠りの時も多いが、頻繁に夢を見るということは、眠りが浅く脳が起きている時も多いということなのかもね。


そして、「悪い夢」、「怖い夢」もよく見ている。


ママ、もしくはパパが一緒にそばにいてくれなかった夢、皆んながどこかへ行ってしまって1人ぼっちになる夢、海でサメが登場したり、鬼が出てくる夢、公園で転んだ夢など状況は様々。


普段から想像力豊かなので、現実の世界と夢の世界が繋がっていて、日中に体験した出来事が夢の中で想像のストーリーになることも多いのかもしれない。


悪い夢を見た時、夜中に泣き出す日もあるが、突然、寝ている私や主人の肩をポンポンと叩き「怖い夢見ちゃった。」と教えてくれて、囁くような内緒話の声で夢の内容を詳しく説明し始めることが多い。

こっちが眠たそうにしたり、嫌そうにして聞いていないと、またストーリーの最初から話し始めて永遠に終わらないので、夜中の2時だろうが3時だろうが息子の話をしっかり聞く 笑💦


そして、「ママ、パパ、枕をコネクトして!」

と必ずお願いされる。


息子は私達のベッドの真ん中で寝ていて、悪い夢を見た時は自分の枕に私や主人の枕をくっつけて欲しいと頼んでくる。

それだけならいいが、たまに息子の枕の上に私達2人ともの頭を乗っけろと、妙な招待を受けることもある。

夜中、眠いのに息子を挟んで3人の頭がピタッと串団子のようにくっついている様は滑稽なのだが、息子はもう怖い夢を見なくていいと安心するようで、また深い眠りについていく。

どうやら、枕をコネクトしたり、私達の頭が皆んなくっついていると悪い夢を見ないと思っているらしい。


私と主人は息子が再び寝ると、自分達の枕をそれぞれの位置に戻して体勢を変えて、息子が起きないようにそっと離れる。そして、元の場所でようやく私達も再び眠りにつけるのだ。



それにしても、面白いことを信じているなぁと思う。子供の世界は不思議だ。いつまで続くかな…。


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写真は息子が2歳半くらいの時に初めて新幹線に乗って京都へ行った時。家以外の部屋のベッドが嬉しくて大はしゃぎしていた。この頃は夜中に夢で起きることはあまりなかったよねぇ。






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