見出し画像

夫・妻が子どもに毎日怒鳴ってしまう理由と、その解決策

おはようございます、ハル(@harumizuki423)です。

ぼくは、「自分史サロン」というオンラインサロンを運営しています。

主にメンバーの課題は、

・転職、独立の準備(スキルアップ含む)
・情報発信力のアップと発信の継続、習慣化
・パートナー、家庭内、または職場での人間関係

が多いです。


今回は、【夫・妻が子どもに毎日怒鳴っていて、子どもが萎縮してしまっています。自分も対応に困っています、改善していくにはどうしたら良いでしょう?】というお悩みをよくいただくので、こちらをテーマにお話ししていきたいと思います。


この記事の前半では、
【夫・妻が子どもに毎日怒鳴ってしまう理由】を深掘りしていき、後半では、その解決策を提案していきます。


気になる方はぜひ読み進めてください。



夫(妻)が子どもに毎日怒鳴ってしまう理由

なぜ、夫(妻)は子どもに怒鳴っているのでしょうか?
「子どもが悪いことをしたら怒らなきゃ」と思いますよね。

特に、よく聞くのは、

朝の時間のないときに子どもがご飯をパクパク食べなかったり着替えないとイライラするんです

というパターン。


保育園の登園時間の関係ももちろんですが、親には出勤時間というものがあるので、「遅刻すると上司や同僚から白い目で見られてしまう」と思ったりするのが一般的な感覚だと思います。


「嫌われる勇気」というベストセラーの本があります。

この本の中で、アドラー心理学的に言えば、「怒ること」は、感情的に「怒ること」を選択して目的を達成しようとしている状態であるということになります。

実は、「子どもが悪いことをしたから、怒る」ではないんですね。「怒ることによって、子どもをコントロールすること」を選択しているのです。


人は感情的になると、思考がうまく働きません。

不安な時、焦っている時、怒っている時、嫉妬している時、自己否定をしている時は、感情にとらわれて、うまく「思考」ができないのです。


なので、「この子と最善の関係を築いていくには、今何ができるかな?どんな風にコミュニケーションをすれば良いかな?」という風に自分に問いかけて「思考」することが難しく、「感情」を選択することができないんですね。

意識的に思考できないと、無意識的(潜在意識)で行動しちゃうんです。これは、自分の中の当たり前、思考習慣が大きく影響します。

当たり前、思考習慣はどのようにして形成されるのかというと・・・



両親からどんな風に育てられたかが、育て方にまで影響を与える

大多数の人が、18歳までは実家で過ごしますよね。
その環境の中で暮らすわけなので、両親からしてもらったこと、かけられた言葉の影響力は計り知れません。

両親から怒鳴られ続けたり、「〇〇しなさい!」「〇〇しないと大変なことになるぞ!」と心理的コントロールをされ続けてきた場合、


「自分もこんな風に育てられたし、これが普通だもん」
「こういう風に関わるのは、当たり前じゃん」

という思考習慣が根付いているので、夫や妻が子どもに怒鳴って心理的コントロールを行うのは、ある意味、自然なことなんです。良い悪いではなく、事実として。


これが夫婦とも似た感じで両親から育てられていたのなら、子育てへの価値観や思考習慣はかなり近いので、子どもを心理的コントロールするのは自然になるでしょう。あまりぶつからないと思います。


しかし、そうではなく、
夫が心理的コントロールしてしまう妻に対して、違和感を抱くのであれば、夫はあまり両親から心理的コントロールされてこなかったし、自由・放任に育てられてきたのではないでしょうか。


このように、「どう育てられたか」の背景が全く違うと、子育てに対する価値観も違うし、思考習慣も違いますから、ぶつかりやすいですよね。


妻「だって!この子がいうこと聞かないから!」
〜子供泣く〜
夫「そんな言い方ないやろ、そこまで怒鳴ることないやんか」
妻「あんたは甘いねん!しっかり躾ないとあかんねん!」

という感じになりますよね。

会話が全く噛み合いません。



子育ての目的は?「どんな大人になってもらいたいのか?」

ここで大事なのは、子どもに「主体性ゼロの言うことをただただ聞くロボットのような大人」になって欲しいのであれば、そういったコミュニケーションの取り方で良いと思います。

でも、気をつけてもらいたいのは、「主体性ゼロ」の大人は生き残るのが難しい時代になっているということです。


今までのように、終身雇用制度があれば「良い大学に入る→大手企業・役所に入る→結婚、出産→家を買う→定年→老後を楽しむ」というような「受け身」でも生きていける「社会のレールに乗る」という「正解」がありました。しかし、もうそういう時代ではありませんよね。


「自分の正解」を設定し、それを叶えていくにはどう生きていくのかを考えて生きていける主体性のある大人になっていかないと、生き残るのは難しいのではないでしょうか?


「どんな大人になってもらいたいのか?」と問いかけると、「自分でメシを食える大人になってもらいたい」と多くの親が思うのではないでしょうか。

そうなると、関わり方を変える必要があります。

ここからは、「夫・妻のコミュニケーションスタイルの変化を生み出すために必要なこと」を説明していきます。



夫・妻のコミュニケーションスタイルの変化を生み出すために必要なこと

ステップとしては次の3ステップです

①夫あるいは妻が、「子育ての価値観」や思い込みや自己理解し、自分の思考習慣に気づく
②思考習慣を変える「選択の地図」を理解し、アクションする
③価値観を変えるには、「経験」の上塗りが必要


ここから、この3つについて説明していきます。


ここからは、noteマガジン「月刊水樹ハル(月額500円)」を購読している方が読める有料ゾーンです。運営しているオンラインサロン「自分史サロン(月額980円)」の方でも投稿しています。(内容は少し変えています)


▼自分史サロンの詳細はこちらから

↑↑
「自分史サロン」にこれまでに参加されている方、3月中に入会された方の月額会費はこの先ずっと「980円」です。4月からは会費をアップして2980円とさせていただきますので、

・「自分のやりたいことがわからない」
・「周りの目を気にして自分らしく生きられない」
・「目標はあるけど、続けられない」

と悩んでいたり、自分のこれまでを振り返ってこれから人生を変えて行きたい方はあと5日以内に申し込みください。



▼Twitterはこちら



▼Instagramはこちら




↓↓以下、noteマガジン購読者特別の有料ゾーンです↓↓


ここから先は

1,918字 / 1画像
・公務員を辞めてフリーランスとして生きる上での在り方のお話 ・ライティングや、仏教哲学、心理・脳科学に関するお話 ・人生のゴール「チャレンジを応援しあえる世界の実現」を応援できる ・まだ世には出せない話、ハルの心の中の考えを知れる

ストーリー制作専門のWebライター、カウンセラーとして、「チャレンジを応援しあえる世界」を実現することを目指す、水樹ハルのnoteマガジン…

いただいたサポートは、ありがたく活動費にさせていただきます😃