【生きるに値する社会をつくる #33】 なぜ、つい人間関係は崩れていきやすいのか?
こんにちは、「生きるに値する社会をつくること」を目的に活動しているカウンセラー・コーチ・作家の水樹ハル(@harumizuki423)です。
今回のテーマは、
なぜ、つい人間関係は崩れていきやすいのか?
というテーマでお話していきます。
あなたは、今このタイトルを見て読んでただいているということは、何かしらの「人間関係」で悩みを持たれているのではないでしょうか?
もし、そういう状態であれば、変えたいと思っていないでしょうか?
実は、ぼくは
「なぜか、関係を築けないんだよなぁ・・・」
とか、
「なぜか、相手が感情的になったり怒ってしまう・・・」
「気分を悪くさせるつもりもないし、怒らせるつもりはないんだけどなぁ・・・」
という状態でした。
今回は、そういう状態のところからどうやって抜け出したのかについてお話していきますので、興味があるあなたはぜひ読み進めていただけると嬉しいです。
結論:「相手の課題をコントロールしない」
いきなり結論からなんですけど、この重要なポイントをおさえると、人間関係はめっちゃ変わります!
相手を怒らせることは減るし、仲良くなりやすくなり、そうなると、精神的に豊かになれるし、自信がつきます。
その重要なポイントは何かというと・・・
「相手の課題をコントロールしない」
ということです。
「ちょっと待ってくれ、ハルさん。相手の課題?もう少しわかりやすく話してほしい」
と思われているかもしれません。大丈夫です。ここから具体的に話していきますね。
例えば、ぼくが、あなたに好きなアニメをオススメするとするじゃないですか? 「これめっちゃ面白いんだよ!見てみて!」って。でも、あなたはイマイチ興味が持てなかったし、忙しいのでみなかった。
その3日後に、ぼくが「あのアニメ見た?」と言ってきたらどう思いますか?
「あ、まだみてない」
ってなりますよね?
そこでぼくが、
「なんで見てないの!?人生損だよ!?せっかく教えてあげたのに!」
って言ったらどう感じます?
責められているというか、しんどくなりません?
ここなんです。
そのアニメを見るかどうかは、誰が決めますか?
あなたですよね?
つまり、「あなたの課題」なんです。
それをぼくがコントロールしようとしているから、あなたは不快なわけです。そもそも、「おすすめのアニメ教えて」ってぼくに言ってもないわけですからね?
それなのに、ぼくはあなたに
「なんであなたは〇〇してくれないの?」
と、ついクセで言ってしまっている。
この状態では、あなたからの好意は得られにくいし、信頼関係も築きにくいわけですね。
なので、
これは自分の課題で、自分が決めて行動するものなんだ
これはあなたの課題だから、あなたが決めて行動するものだよね
とお互いの課題を分離する。
有名なアドラー心理学の「嫌われる勇気」っていう本にも書かれていることなんですが、これを読んで衝撃!激震!を受けたのを覚えています。
日本は同調圧力が強いわけですが、この課題の分離ができてないからしんどいわけです。
「なんでみんなはちゃんとやってるのに、あなたはやってないの!?」
と言われると辛いですよね。
これが行き過ぎると、他者評価を気にしすぎてしまって自分らしく生きづらい社会になってしまう。
ぼくは、みんなが自分らしく生きられる社会を目指したいですし、あなたに、自分らしく生きていただけるように、活動しています。
次回
ただ、今回のように「課題の分離」の話をお伝えすると、
「なんか、課題の分離って人と人の距離が空いたり淡白な付き合いになるね」
というリアクションをいただくことがあります。
ぼくも最初はそう思いました。そうでした!
でも、実は淡白ではなく、お互いの人生をより豊かにするためのコミュニケーションの重要なポイントがあるんです。
そのことについては、次回にまたお話しさせてください。
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