そこで、STEAM教育に「A」が重要な理由を体感した
先日、小5息子と六本木の森美術館へ行ってきた。
お目当ては「Chim↑Pom展ハッピースプリング」だ.
私は、アートには かなり疎い。
美術館は お洒落な散歩気分 でしか行った記憶がない.
----浅くてごめんなさい〜😭恥
そんな私だけれど、
「子連れ美術鑑賞を15年以上も続けていらっしゃるSeinaさん」が全力で紹介されるのを度々拝見し、興味深々になったのだ。何しろ、Seinaさんがおっしゃるには ChimPomは 相当に突き抜けた集団 だという。(しかも、今回の個展では子連れに配慮し 会場に無料託児を併設という優しい心配りまでも!)
最近はめっきり減ったが、今春に小5になった「トンガリ息子」は本当に色々と、周囲を驚かす独自の論理を展開するが多かった。そんなトンガリ息子とこの個展、「素敵な出会いに繋がる?」と期待を胸に抱き、ほぼ無知な状態で気楽に訪問。
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私は30代専業主婦。
小4トンガリ息子と小1ほんわか娘がいます。
---未就学時代:インターナショナルスクール
---小学校:多様性と創造性が理念な私立小学校
---習い事:各方面にかなり多め。
私の労力と家庭の支出の多くが「教育」を占める。
息子は、好奇心が旺盛で イタズラやおふざけが大好き。私と違う価値観を持ち、独創的な論理に基づき 考察・行動 する。一見 頑固だけど、論理に矛盾を察知すると、かなり柔軟に対応。---小2の頃に「生きる意味が分からない」と、一時不登校に。その後2年ほど、カスタマイズする形で通学していた。
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■小5息子の感想は、終始「ヤバいね」
私も同じく「ヤバいね」を相当に多用した。笑
順路に沿って歩き、活動や作品を重ねて拝見・体験していくうちに 私たちの「ヤバいね」の構成要素には変化があった と感じている。
ChimPomをよく知らないまま鑑賞した、私達の感じ方の変化を簡単に記載✍️
▶︎▶︎序盤の「ヤバいね」---嫌悪感強め
この入口奥の暗さ、お分かり頂けるかな?
入場しすぐのエリアは、足場が組まれ閉塞的で薄暗い中に「スーパーラット」「ブラック・オブ・デス」の映像が流れ、都市問題に纏わる作品が溢れる.
会場の暗さも手伝い、そこに充満する雰囲気が異質に思え、うっすら恐怖を感じ 親子で心細くなりつつ巡った。
トンガリ息子が、この日は 丸く 見えた!笑
ーーネズミに罪はないのに なんか可哀想。
ーーこんなにカラスが集まったら、フンで困る人いるんじゃない?
ーー道路の真ん中、人が走っていいの?
なんて、彼は 私も全力共感できる感想を並べた。
同時に、会話の中で「問い」も生まれる。
ーーでも、都会のネズミは 常に退治される存在?
----その道理で考えると、別に悪くない…か?
ーーでも、カラス達は元々存在してた?
----通常のフン被害は放置で、言う資格ある?
ある街でカラス対策が強化されたら、カラスは他へ移動する。
被害に遭う場所にとって、それとどう違う?
ーー道路は、、ダメかもね。笑
親子で かなり混乱。
嫌な感じと恐い気持ちがして、何かを否定したい。
でも、よくよく考えると、これは既に起きていること。既にある問題に対し行動をしていない私たちの方が 本当は否定されるべき存在とも言える、、?なんて、おしゃべりをヒソヒソした。都市は身近なテーマなので、私たちも自然と問いとモヤモヤが生まれ、会話で多く共有した。
▶︎▶︎中盤の「ヤバいね」---楽しさ強め
明るい雰囲気の中での体験。
初心者な私たちも緊張がほぐれ楽しく過ごした。
「道」という作品では、ここで実際に フリーマーケットやパフォーマンスもされるそうで、その繋がり?営み?なんかも含めて作品なのだそう。
ーーアートの表現って色々だなぁ….
と感じたものの、作品の意図することは壮大で、完全に私(多分息子も)では 消化できてない….😭悲
▶︎▶︎終盤の「ヤバいね」---尊敬強め
終盤に進むにつれ、ChimPomの行動力に圧倒。
息子は、「ジ・アザー・サイド」という作品が一番印象に残ったという。
*:.。.:・:.。.:*・゜゚
こんな感じに、私達は終始「ヤバいね」と話した。
■この強烈な作品、息子と似た香りがした
ーーちょっと!何が起きてるの?これ?!
と、トンガリ息子脳内に❓が増産された作品を共有する。
かなり衝撃的だ。
ーー私にだって 何が起きているのか分からないよ〜😭
と見ていられなくて足速にその場を離れたのだけど、帰宅の電車で「どの作品が印象に残ったのか?」と話す中で 息子は「ジ・アザー・サイド」の次に この「ERIGERO」を挙げていた。
*:.。.:・:.。.:*・゜゚
私は、
ーーChimPomの作品から受ける印象
ーートンガリ息子独特の主張から受ける印象
どちらも 似た香り を感じた。
----触れた瞬間、ちょっと嫌悪感
----考えてみると、確かに…と思える
----でもなぜ、敢えてそうなる?と疑問も生む感じ
■私の気づき:STEAM教育に「A」は だから大切なのか!
浅知恵でまとめるので
ズレてるかも…と不安多めで、気づきをメモ✍️
*:.。.:・:.。.:*・゜゚
そして、私の日常へも気づきが繋がる。
ーーだから、STEAM教育に「A」が入ってるのね!
ほうほう。崇高で凄そうなのは理解!笑
つまり、どういうことか例も提示してくれてました.
探せば 広域なArtを示す文章も見つかるけど、
アートは この「表現・伝達」を担う、と私は理解。
子ども達も工作は好きだし、日常に普通にある。
特別に熱を込める事なく、大事よね、と思ってた。
だけど、今は 考え更新 !
ーーその認識だけでは 勿体無い!!
。.:*・アートは「多種多様」を繋げる力が強い・*:.。
多様な他者との間 を繋げる
自己の中の散らかる思考 を繋げる
無理なく優しく 個々のペースを尊重し繋げてくれる
そう気づくと、次の疑問に繋がる。
---人生の局面でアートの比重、軽すぎない?
アートがあると、しなやかに強く楽しくなりそう
--- なぜ、英数国理社 に並列しない?
--- 日常生活の中でも 後回しにされがち?
今までの自分周辺を振り返り、ちょっと後悔。泣
*・゜゚・*:.。.:・:.。.:*・゜゚・*:
息子のためにと訪問したけど、
私自身が、衝撃〜気づき の過程が楽しかったです🌸
今後は「アートDAY」、欲しいな🤔✨
*・゜゚・*:.。.:・:.。.:*・゜゚・*:
▶︎おまけ:そして 「粋な母レベル」 はアップした
息子が成長したのか?私に耐性がついたのか?
彼に驚かされる事が減ってきた、とはいえ….
トンガリ息子の驚きの言動には、対策が欠かせない.
だって、対策なしでは つい 本音 が出てしまう。笑
----いったい何 言ってるの?!
----また 変な事言って
----どうしてそうなる訳よ?
対策として、反射的に出せる「声かけ」を常に持つ
----また面白いこと言って〜
----おー、見かけない角度の考えね
----勇気ある発言だね
このたび、
そんな私に 「粋な声かけ」が追加された👏✨
*:.。.:・:.。.:*・゜゚
始業式前日、
早速 この「セリフを使う機会」に恵まれた。
トンガリ息子の学校では、異学年との交流用に自己紹介カードを掲示する。
自己紹介カードの制作は 春休みの宿題だ。
息子は、自分の写真を加工しカードに貼っていた。
…..普通にアートだった。笑
*・゜゚・*:.。.:・:.。.:*・゜゚・*:
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