読書中毒 と 最近のマイヒット本、いやホームラン本

もう完全に読書中毒である私は、次々と本を買うのを辞められない。

今はまだしも昔、会社員時代は自己投資を惜しまない、というかやり過ぎていた。そして、実際にはよまないまま放置、そのままメルカリとブックオフへ行った本の数々、ああごめんよ(笑)でも経済の循環には役立ったね!

古典的な名著のような本は、売っていれば定価でも買うし、プレミア絶版本もたまにはある。

K.Wilber氏の日本語翻訳は、本当に絶版だらけ。でもなんとか、いくつかの本は集められた。進化の構造1,2が欲しいけど、あまりにプレミアムすぎる。

最近、少しずつ絶版解消に向けた動きがあるので、おそらくは数年以内に再版されると祈っている。一冊1万2万は高い。セットで18000円でも中古本にはちょっと払えない。

それに、関心はウィルバーだけではなくて他にもある。教育関係、音楽関係、楽譜、神秘主義、スピリチュアル、心理学などなど。

ウィルバーの好きなところは、あらゆるジャンルに精通していること。人間や文明文化、社会の成長・発達に関する基礎の基礎が書かれている。初めて読んだときは衝撃だったし、次第にその衝撃もじんわりとしたものに変わりつつある。

インテグラル・メディテーションの訳書。

初めてウィルバー本を読む人にはこれが一番お勧め。まさに自分が自分であるための本といえる。自分の発達段階、成長過程を明確に言語化して理解することができるようになります。

そもそも、僕とウィルバーとの出会いは、ティール組織。最初は興味本位だったけど、まあ、その思想哲学と言うべきか、分析力は、波桁外れています。

分析はさておき、この本は、奥が深く懐深く、わかりやすく書かれています。シンプルだけど、深い。心理学の知識がそんなになくても、読み切れると思います。

多くの学問は、確かに客観的で正しい。しかし、全体で捉えることができていない。あくまで社会システムの問題のみを追及したり、個人の心理(それもあくまで客観的に見て取れる心理だけ)を研究するものがおおい。

それらの側面は、それぞれにおいて重要。それらをひとつの全体として統合した知識体系としていくのウィルバーのすごさ。

わたしたちは、わたしのこと、わたしたちのこと、わたしたちの外にある社会システム、それを支える、生物学から物理学、臨床心理学に至るまで、あらゆることを知る必要がある。

知識を深め、自分のことをより明確に知る。自分を深掘りする。それによって初めて、成長への道がみえる。

スピリチュアルにも言及しているが、特定の宗教に対する物ではなく、個人の神秘体験や奇跡に関する洞察。これも、すごいとしか言い様がない。

ということで、今年の僕は、ウィルバー年間と位置づけて、より深く読みつつ、自己を深めていきたいと決意するのであった!




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