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大人の遠足 2


こんにちは。
今日もお越しくださりありがとうございます。

かの感染症は怒涛の第5波がようやく過ぎ去り、
なんとなくどこもかしこもなんだか
明るい空気感に包まれている今日この頃。

しかしながら諸般の事情により
未だ四国島外には出ること叶わず。

…そんなわけで、警戒感の緩んだ現在も
大人しく四国島内で過ごしております。

そんななか、予定外で昼も近くなってから出かけた大人の遠足。

お時間よろしければお付き合いくださいませ。


中途半端に近場の観光地というのは

「いつでも行ける!」

と思ってしまうせいか、つい後回しになりがち。

気がつけば一度も行ったことがないまま…なんてところも。
むしろ他府県の方のほうがよくご存じだったりします。

そんな、初めて降り立った地のひとつがここ。
「父母ヶ浜」(ちちぶがはま)。

インスタ映えする!日本のウユニ塩湖!と、
数年前から瞬く間に有名になりました。

…いえね、ここだけの話、
ウユニ塩湖がどんなところなのか存じませんよ?

ここはれっきとした日本の四国アイランド。
香川県西部に位置する三豊市みとよしです。


皆さんがこぞって見にいらっしゃるのも納得の風景。

この日も県外ナンバーの車やレンタカーがたくさん停まっていました。

無料駐車場に、簡易トイレの設置もあります。
ちょっとしたカフェなんかもあって至れり尽くせり。

とにかく季節外れの浜辺にしてはすごい人出。

それはそれはどの顔も、笑顔で楽しそうでした。


なんの下調べもせずに走った割には
天候にも潮順にも恵まれた日。

日没を待つ間には思いがけず鳥の渡りも見られました。
下の写真でごまつぶのように見えるのが、すべて野鳥。

幾陣にも分かれて長い列をなし、
ときにうねりながら海上を渡りくる姿は
別の生きもののようにも見えました。


あぁ、なんてこの世は美しいのだろう。


こんなときの脳内BGMには、決まっていつもの
“What A Wonderful World”が流れます。
(ルイ・アームストロング)


鳥の渡りを見られた奇跡的なタイミングにも
ただただありがたさでいっぱいでした。


ここは潮が満ちれば海の底となり、干けば地上に現れる干潟です。

なので干潮時近くなると、こんなふうに砂に残る水紋を見ることができます。


こうした「干潟」には、潮が満ちれば
海からの各種プランクトンが上がってきます。

潮が干けば今度は川から、
森の有機物を多く含んだ水が流れ込みます。

いつぞやの『鹿の教え』でも触れましたが、
地球上のすべてのものは、「」、で
つながっているのではないかと思うようになりました。


森の土は天然のフィルターです。

そんな森を出発した水のひとしずく。

山からの様々な有機物を含みながら、また
街の汚れさえも呑み込みながら
川となって下りおり、やがて海へと流れ込みます。

流れ込む水に含まれる有機物などの栄養分は
干潟があればそこをすみかとする
濾過食の生きものたちによって
どんどん濾過されていきます。

水から栄養分を濾しとったあと、
水分は戻すので辺り一帯の水の浄化はかなりのもの。

濾過するので有名のはアサリやカキなどの二枚貝。

巻貝にもいくつか濾過食のものがいますが、
なにも貝類だけではなく、それはそれはたくさんの
生きものたちによって浄化されています。

森が天然のフィルターなら、
干潟はさしづめ天然の浄化槽といったところ。

↑この写真の中にも生きものが写っていますよ。
真ん中にニョキッと突き出てるのが、ソレ。

虫とか足の多い生きものが苦手な方は
検索なさらない方がよろしいかと思いますが、
「ツバサゴカイ」といいます。

見えているのは棲管せいかんという
管状のおうちの端っこ。

この中に光るゴカイの仲間が棲んでいます。

潮が満ちて海水に充分浸かると、
この管から体の一部を海中に出して
海水に含まれる小さなプランクトンなんかを
濾しとって食べるのだそうです。

なにも考えずヅカヅカと砂浜に入り込み
夕陽がきれいやなぁ…なんて舞い上がるニンゲン。

もちろん、私もそのうちの一人。

ふと視界の端に動くものがあり、
あっ、と気がついて目をこらすと
あたり一面、小さなカニやらヤドカリやら、
名前も知らない小さな生命が右往左往していました。

彼らからみたら巨大な、私たちニンゲン。

断りもなく入ってきては
下も見ずに土足で踏みつけてゆく。

ヤドカリなんかは踏まれて砂にめり込み、
ピクリとも動かずに長い時間
ただその貝殻だけをさらしていたものも。

観光地化してしまったのと、たまたま行ったのが
ほぼ潮が引ききった時間帯だったことで、
なんとなくここが自然のままの砂浜だということが
頭からすっかり抜けてしまっていたのでした。

本当に申し訳なかったです。
帰りはなるべく下を見て帰りましたが
最後の方は暗くなり、靴底に響くジョリッと感…

ごめんね、、、。

夕陽に向かって進むヤドカリ2匹。

カナダのパシフィックエッセンス社からは
「ヤドカリ」のエッセンスが発売されています。

※ヤドカリ成分はなにも入っていませんし
 痛めつけたりも一切していません※

ヤドカリのエッセンスはこんな癒しを与えてくれます。

【ハーミットクラブ】ヤドカリ

★孤独感に/独りでいることを楽しむ 

・“一人ぼっち”という孤独感に押しつぶされそうな時、魂の暗闇を通り抜け、魂とのつながりを取り戻し、孤独の中に平和を見出し一人でいることを楽しめるように。

・問題から逃避しがちな人、あまりにも不安が大きすぎて本当の人間関係に入っていくことや、健全な人間関係を保つことができない人が恐れを取り除き前進できるように。 

・たった一人で立ち向かわなければならないそれぞれの魂の旅の助けと、どこにいても安心感を得られるように。 

ネイチャーワールド社HP より引用

ヤドカリと同じく
一人でいることを楽しめるような
そんなサポートをしてくれるエッセンスです。

ワイワイ賑やかなのが心地いいと感じる方は
昨年来そうした環境から離れざるを得ず
孤独感を味わうことが多かったかもしれません。

逆に在宅ワークのために普段居ないはずの
家族がいて、一人の時間が持てずにストレスに
感じたという方もいらっしゃると思います。

そのどちらもサポートしてくれる1本です。

↑カニちゃん。

寒くなってきたので
あまり海岸に行くこともないかもしれませんが
行かれることがあれば探してみてくださいね。

干潟は天然の巨大な浄化槽。
でも埋め立てやすいので
全国的にその数を減らしています。

無くしてはいけないものの一つです。

今日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。


#フラワーエッセンス #パシフィックエッセンス #ハーミットクラブ
#大人の遠足 #おにぎり #おむすび #お弁当 #父母ヶ浜 #ヤドカリ
#香川県 #三豊市

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