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お友達との関わりで、息子の長所は浮き上がってくるのだなぁ

息子には、お約束をして公園で遊ぶお友達がまだいない。

4歳の息子が、お友達に、

「明日の15:00に公園で遊ぼう。」とは、

言えないので、約束をするのは母親の役割である。

そうなると、約束をして遊ぶお友達がいないのは、息子ではなく、母親の方なのだ。

幼稚園へ入る前から、ご近所さんや習い事などのコミュニティで顔見知りのお母さん達は仲良しで、それに伴って子ども同士も仲良しになる。

連絡を取り合って遊ぶ、とは、なかなか高度なコミュニケーションスキルが要される。

わたしの苦手分野だ。

公園で何度も顔を合わせるお母さんでも、相手にその気がなければ連絡先を交換するまでには至らない。

昨日はたまたま近所の公園に、幼稚園で同じクラスのご近所さんが遊びにいらした。

お互いに何度も訪れている公園だが、訪れる時間が違えば、出会うこともない。

ご近所さんということを知ったのも、ごく最近だ。

息子も同じクラスにいながら、そのお友達と接することがほとんどなかった様だ。

名前を言っても、顔を見ても、どうもピンとこない様子。

砂場でアンパンマンの型に砂をいれて、パカッと砂顔を作る遊びをしていた。

息子は何度も試みるが、サラサラの砂で型を外すとすぐに崩れてしまう。

「ぜんぜん出来ないよ~。」

と嘆く姿を見て、お友達が

「ちゃんと出来てるよ。」

そう、明るく言ってくれた。

息子から見ると、きれいなアンパンマンになっていないが、そのお友達は、出来ているよと評価してくれた。

これには、母親もホゥーとなった。

息子のマイナスにプラスの言葉をかけてくれるお友達。

素晴らしい!

息子は、上手くいかない事に目が向きがちだ。

まぁ、母親もだが、、、。

そこに、マイナスを打ち消してくれる言葉をかけてくれる子がいたら、きっと明るい気持ちになれるはずだ。

ありがとうー!

思わず、心の中でお礼を言う。

なんて前向きなお友達。

ちょこっと息子に、その前向きを分けて下さいな。

お友達のお母さんからは、

「ゆうくんは、穏やかですけど癇癪を起こしたりしないですか?」

そんな事を聞かれた。

はて?

癇癪とは?

息子は、ほとんど怒ったり喚いたりしない。

嫌なことや思い通りにならないことがあると、すぐ泣く。

しくしくと悲しそうに。

私が少し怒ったりすると、

「ママ、優しくして。」

と泣きながら訴えてくる。

これじゃあ、怒れないよ、、、。

「ごめんね。」

そう言うしかない。

なるほど、息子は穏やかなのだ。

出会う人々は、息子を見て穏やかと表現する。

怖がりでマイナス思考だが、穏やか。

なんだか、プラスに傾いた気がする。

息子の長所は決まった。

優しく穏やか。

長所は自分自身より、他者の方がよく見える。

人から言われた事は、自分がそうでないと思っていても、そうなのだ。

他人の評価に耳を傾けるのは、外側から自分の良さを確認するチャンスなのかもしれない。

お友達のお母さんも、子どもが幼稚園へ行く前に泣いていると言っていて、安心感を覚える母なのでした。




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