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「語学は自信がない方が上手くなる」?

AVIS英語学校の志保です。お久しぶりすぎる投稿です。

さっそくですが、語学を学んでいる、学んだことがある方にお聞きします。

「自分の語学力に自信ありますか?」

「ある」と答えた方。
すごい!素晴らしい。これからもぜひ、楽しんで続けてくださいね!!

「あんまりないなぁ」という方。

あ、仲間だ。笑
参考程度に私の話をさせてくださいな。

私は正直言って、自分の英語に対して自信満々になれたことはあまりありません。

一番、自信があったのは、高校卒業の時ぐらいかな?
その時「英語は自分でも伸ばせる!」と思ったから、別の外国語をやろうと思ったのでした。

でも大学ではスペイン語を学び、英語はやる余裕が全くなくなってました。
(大きな誤算。。笑)
大学院時代に通訳学校とかに通って伸ばそうとしましたが、大学院には英語が堪能な人が山ほどいて(論文執筆や学会発表を英語でするほどの)、
「英語はもう得意分野とは言えない」と思うようになってしまいました。
あんなに好きだった英語なのに、もう得意と言えないのは、悲しいものです。

そんな中でECCにはスペイン語講師として応募したのですが、英語講師として採用されて本当にびっくり(^^;)
(今思えば、神様の思し召しかな、、)

英語講師になってからも、周りのネイティブの先生や、大学で英語を専攻していたり留学経験のある同僚の日本人の先生と比べたら、とても自信は持てなくて。

「英語に自信がない自分じゃ英語講師に相応しくないし、生徒さんに申し訳ない」
と思い、こっそり英語教室に通い、TOEICの勉強もしたりしてました。

あ、それでも講師をできたのは、文法と英語の発音(にだけは)自信があったから。笑
アメリカ旅行に行った時、タクシーに乗ったら現地の運転手さんに「あなたの英語は(外国語)訛りがないね。」と言われたりとか。
小さい頃に英語ネイティブの先生にしばらく教わっていたり、
ピアノをずっと習っていて音に対して耳が繊細だったのと、
英語の音読がひたすら好きで、
中学時代からはマイケル・ジャクソンの大ファンで曲を歌いまくったりして、
知らず知らずのうちに英語(音)の真似を繰り返し練習したおかげです。

それでも英語力について「もう十分、自信あるし。」と思えたことはありますぇん。

そんな私でしたが、あるとき、友達からの一言で「なるほど!!!」と思ったのが、

「私の知り合いで語学やってる人って、自信ないというか、謙虚な人が多いんだよね。
まぁ、だから上手くなるんだろうね。『まだやんなきゃ』って思うから。」

そっか。そういえば私も、いっつも「自分はまだまだ」って思ってるな。と。

カナダへ来てからも、英語の仕事や生活をこなせるようにはなっているものの
ネイティブと比べてたら一生、自信もつのは無理。笑

そうなのです。
自信ない方が、やるから、結果的に伸びる!!!

あ、でも自信が持てなくて、途中でイヤになっちゃうこともあるかもしれませんね。

でも私が英語を再開して続けてこれたのは、自信なくても英語に関わることが好きだったのと、
仕事として英語を使うようになったのと、
その後もカナダで生活する日常があるからですね。

自信がなくても、やればいいってことかー。笑

語学習得には、才能も少しは関係があるかもしれませんが、続ける才能が最も重要と思います。才能に関係なく、誰でも母語は話せるようになりますから。

自分はイケてる(歳がバレる言い方)だとか才能があると思えなくても、
英語をやってる時は、とにかく目の前に集中して、楽しんじゃう
楽しめる方法を見つける
たまに自分を褒める

これで行けたら良いですね。

あるとき、自信がなさすぎてイヤになって「もう止めようかな。。」と思っても

「周りと比べる必要はなく、昨日の、あるいは1ヶ月前の自分と比べる!」
「今日新しい単語か表現を一つ覚えたら、昨日の自分とはもう違う」
のです。

半年後には、今の自分よりも確実に英語が上達している自分に出会えるから。

あと、外国語を学ぶ時って、いずれこの3つのどれかに行き着くかなと:

  1. 嫌になって(諦めて、必要がなくなって)やめる

  2. 必要があってやり続ける

  3. 楽しくて(好きで)やり続ける

私は、自分の英語の歴史を振り返ると1,2,3, どれも思い当たるなぁ。
「何となくやり続ける」というのはなかなかできません。

英語のレッスンを受けていると伸びるのは、英語に触れるから自然なことですが、
かつ「続ける」ことができるとしたら、それは
講師が客観的に自分を見て、成長を指摘してくれるという要素が大きいと思います。

自走できる人はそのまま独学を頑張って欲しいと思いますが、
強靭な心と続ける環境がないと、なかなか難しいものです。

私は、英語を学ぶ機会を定期的に提供しながら、続けてもらえるよう
力づけ、あとは前を歩むメンター的な役割も果たせればと思っています。

英語に疲れたら、ちょっと一休みして、昨日の自分と比べてみると良いかも🎵

もし英語を学んでいて第三者からの励ましやフィードバックが欲しい時は、
私のことを思い出してもらえたら嬉しいです。

余談:
ECC講師時代に「英語に自信のない講師に教えて欲しい生徒なんているだろうか」と友人に聞いてみたら
「私なら、自信だけあってそこで成長が止まってしまう人よりも、自己研鑽を自らも続けるような人に教えて欲しいと思う」
と言ってくれました。
この言葉が今も支えです。
今は、ちょっとなら自信ある、、かな?!

(写真:バンクーバーのお店の看板。この国は「自信ある」って表現が溢れてます。笑)

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