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ストレスと自己受容◆自己受容シリーズ

ストレスと自己受容

1.ストレスとは

ストレスとは外部からの刺激などによって体の内部に生じる反応のこと。その原因となる外的刺激(ストレッサー)とそれに対する私たちの心身の反応(ストレス反応)とを合わせてストレスと呼ばれることもある。

【厚生労働省 e-ヘルスネット より】

 ストレス=圧力 歪み 緊張
①    変化 善い・悪いがある
②    反応 ストレスサイン
③    耐性 柔軟性 セルフケア
◇ストレスとは変化による緊張である。その状態が続くと心身の状態が硬化してしまう。
こころ問題の多くは他者・社会との関係性がストレスになる。
職場・家族などの身近な人間関係、昨今ではSNSなどの見えない相手との関係性から、多くのストレスを抱え込む。


2.ストレスサイン


◇こころのサイン 気持ち考えの変化 プラス・マイナス
◇からだのサイン 身体の不調・食欲・睡眠等の変化
◇行動のサイン いつもと異なる行動 いつもの行動ができない
ストレスを感じた時の自分の反応。
変化に気づく事が早ければ対処が早く可能になり、生きづらさを軽くする。
ストレスを感じている自己を認め受け入れ、自分自身で気づきを得る為には、自己理解=自己受容を深めていく事が大切。こころとからだの健康は自己の幸福へ繋がる。

3.セルフケア


◇運動
◇書く
◇話す etc..
反応が出た時にどうこころとからだをリセットするのか。
自分にあった方法を知る必要がある。その為にも、自己を知る必要がある。
ストレスをこころやからだから解き放つポイントとして、何かを吐き出し緊張をほぐすという共通点がある。

4.自己理解と社会問題


◇誰かに相談してみるのは難しい
ストレスの問題の多くは人間関係にある。人は人を癒すが、人を苦しめる事もできる。また、ストレスにより緊張状態が続くと自分の問題を人に話す事に抵抗を感じてしまう。
ストレスが根深くなるとほぐす為にかかる時間も多くなる。その為にも
自己理解=自己受容を深め、自分が何に弱く、どう対応していく事が適しているのか知る必要がある。
◇多様性と主体性
多様な変化に対する許容に対し、自己責任論が強くなっている。
自己理解を深め、自己の問題を見つけても、社会・他者からの許容が難しい。
多様性という言葉は他者との違いを認め受け入れるようで、社会からの孤立と自己受容を遠ざけ共感性を難しくしている。