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Funeral for a Friend『Hours』(2005)

Funeral for a Friend『Hours』(2005)

ウェールズで結成された5人組ポスト・ハードコアバンド。

2001年、前任VoのMichael Daviesが脱退し、後任を探していたギターのMatthew EvansとドラムのJohnny PhillipsがMatt Davies (後にDavies-Kreyeに改名)に新Voとして加入するよう声を掛け、加入。
デビュー時のバンドの形が固まる。

アメリカのバンド、Planes Mistaken

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Heart of a Coward『Deliverance』(2015)

Heart of a Coward『Deliverance』(2015)

UK発モダンヘヴィネスメタルコアバンド。

2007年にイギリスはミルトン キーンズ市にてBen Marvin(Vo)、Carl Ayers(Guitar)、James Timfy(Guitar)、Tom Webb(Drums)、Ross Connor(Bass)というメンバーが集結し、結成。

2008年、2009年に2枚のデモを作成し、デビューを控えていたが、これからというタイミングでドラムの

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Asking Alexandria 『Asking Alexandria』(2017)

Asking Alexandria 『Asking Alexandria』(2017)

UAEはドバイで結成、UKを拠点に活動するポスト・ハードコア/ハードロックバンド。

2008年にリードギターのBen Bruceがドバイにてバンドを結成するも、メンバーは流動的でデビューもままならず、ドバイでは活動が難しいと判断、イギリス ノッティンガムに拠点を移す。
そこで知り合ったDanny Worsnopと新たなバンドメンバーを集め再び活動を開始、バンド名を新たに命名するにあたり色々と悩ん

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Enter Shikari 『Take To The Skies』(2007)

Enter Shikari 『Take To The Skies』(2007)

イギリス ロンドン出身のポストハードコア/レイヴメタルバンドEnter Shikari 。

幼馴染を中心に、2003年まではHybrydというバンド名で活動していたが、VoのRoughton Reynolds(ラウ)の加入をきっかけにEnter Shikariという名前に改名。

トランスミュージックとメタルが融合したサウンドでデビュー前から各所で話題になっており、特に若き日のU2やRadioh

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Bleed From Within『Shrine』(2022)

Bleed From Within『Shrine』(2022)

UKスコットランドのメタルコア・バンド BLEED FROM WITHIN 。
リードボーカルのScott Kennedy、drummer のAli Richardson、bassのDavie Provan、ギターのCraig GowansとSteven Jonesで2005年に結成。

当初はLamb of Godのカバーバンドをしていたが、徐々にオリジナル性を出したバンド活動をし始める。
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Bullet For My Valentine『Temper Temper』(2013)

Bullet For My Valentine『Temper Temper』(2013)

ウェールズ出身のヘヴィメタルバンドBullet for My Valentine。

Matthew Tuck 、Michael Paget 、Jason Bowld 、Jamie Mathiasというメンバーで1998年に結成されたこのバンドは、元々『Jeff Killed John』というバンド名でMetallicaやNirvanaのカバーをしていたが、2002年に新たにソニーBMGと契約し、

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Bury Tomorrow『The Seventh Sun』(2023)

Bury Tomorrow『The Seventh Sun』(2023)

イギリス・サウサンプトンにて2006年に結成されたメタルコアバンド、Bury Tomorrow。
2010年に『Portraits』でデビュー。
日本とアメリカではArtery Recordings からリリースされ、同年、Asking Alexandria、Of Mice & Men、Sleeping with Sirensらとアメリカツアーを敢行するなど精力的なプロモーションを実質する。

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BRING ME THE HORIZON 『That's The Spirit』(2015)

BRING ME THE HORIZON 『That's The Spirit』(2015)

UK ヨークシャー出身の元デスコア/メタルコア、現在はメロディアスなんでもやるロックバンド、Bring me the Horizon。
先のNEX_Fesでは、メタラー達のみならず一般市民の膨らみ切った期待を遥かに上回る完璧なパフォーマンスで鮮烈な印象を残して帰って行った。

ただし、彼らは初期と現在とで作風が変わり過ぎており、ゆえにファン層も「初期」「現在」で完全に二分されるバンドでもある。

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While She Sleeps『SELF HELL』(2024)

While She Sleeps『SELF HELL』(2024)

UKはシェフィールドで2006年に結成されたWhile She Sleeps。

VoのJordan Widdowsonをはじめ、drumのAdam Savage、bassのAaran McKenzie そしてguitarのMat WelshとSean Longという学校の級友で構成され、いくつかのEPをリリースするも、2009年にWiddowsonが脱退。

その後Lawrence Taylor

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SikTh 『The Future In Whose Eyes? 』(2017)

SikTh 『The Future In Whose Eyes? 』(2017)

UK出身のプログレッシヴメタルコアメタルバンド。
2001年にWatfordでMikee Goodman(Vo) Justin Hill(Vo)、Dan Weller(g) 、Graham Pinney(g)、James Leach(B)、Dan Foord(Dr)で結成。

いくつかのEPを出した後、2003年に『The Trees Are Dead & Dried Out Wait for S

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ARCHITECTS『For Those That Wish To Exist』(2021)

ARCHITECTS『For Those That Wish To Exist』(2021)

UKを代表するポストハードコア/メタルコアバンドArchitects

ドラムのDan Searle とギターのTom Searleの双子の兄弟を中心にBrightonで結成し、2006年に『NIGHTMARES』でデビューを果たすと、メロコア、ポストハードコアファンを中心に絶大な支持を得てきた。

4thアルバム『Daybreaker』くらいまでは王道ハードコアの激情一発タイプだったが、その後は

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MALEVOLENCE『Malicious Intent』(2022)

MALEVOLENCE『Malicious Intent』(2022)

UK発のメタル/ハードコアバンドMALEVOLENCEが2022年にNuclear Blast Recordsと自主レーベル MLVLTDより発表した『Malicious Intent』 。

タイトでモダン、それでいてどこかプリミティブさも感じるサウンドは本人達も影響を語るPANTERAやLamb Of God直系。
強烈なブレイクダウンやグロウルだけに頼らずクリーンなスクリームやDjent風の

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VEXED『Culling Culture』(2021)

VEXED『Culling Culture』(2021)

2019年、鮮烈なデビューを飾ったUK発メタルコア・バンドVEXED。

ボーカルMegan Targett嬢の圧倒的なフロントウーマン感あふれるプレゼンスと、幅広いボーカルワークは圧巻。清涼感のあるクリーンボイス、ヒステリックなグロウルやスクリーム、煽るようなラップが、不穏なコード進行や退廃的な曲調に良く合う。
Jay BaconのギターワークはDjentの流れを汲みながら、デスコア、マスコア、

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BLOOD YOUTH『Starve』(2018)

BLOOD YOUTH『Starve』(2018)

UKはHarrogate発のメタルコアバンドBLOOD YOUTHは、地元に限らずヨーロッパ全体でもマニアックな人気を得ていたハードコアバンドClimatesが、Vo脱退に伴い解散、残ったメンバーが母体となり2014年に結成された。
同じく地元Harrogate のローカルバンドBook of Job でシンガーとして活躍していたKaya TarsusをVoとして迎え、デビューシングル『Failu

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