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『パッチギ』で思い出した『狐狼の血』に出てくる韓国語、チンタ

呪われた映画ということで、『パッチギ』について書かせてもらった。
いちおうリンクを貼っておくが、本題とは離れているので読み飛ばして頂いて構わない。

『狐狼の血Level2』で村上虹郎が演じていた役が、チンタと呼ばれている。チンタとは찐따と書くらしく、韓国語でウスノロバカマヌケ的な意味。

チンタのボスである上林は在日コリアンであり、上林の出所前から村上虹郎はチンタとバカにされている。
その韓国語を知っているということは、上林組組員すべて在日コリアンっていう匂わせ。と言うか、どう考えても在日コリアンのヤクザ組織だ。チンタは彼らのパシリでドチンピラだけれど、実は警察のスパイ。

チンタは日本警察の日岡に父性、韓国のパスポートに母性を感じる。そして、父なる日本=警察、母なる韓国=パスポートに裏切られる。裏切られるというより、父や母だと感じていたものが、ただ自分を利用するだけだったり存在しなかったりする。
何とも切ないじゃないですか。

ところで話はだいぶ変わるが、じゃりん子チエのヒラメちゃんは在日コリアンってマジ?

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