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父の命日、あの日から17年

みなさん、こんにちは。
未来書き換え自分年表作成講座の
認定講師 高橋奈央子です。ㅤ


週末は3年目の結婚記念日を
祝うために旅行に行きましたが
最終日は少しセンチメンタルな
朝を迎えました。


というのも、
私の父の命日だったんです。ㅤ


なので今日は、
両親との関係や
悔いなく生きることについて
お話しさせてください。ㅤ


ご両親との関係が良い方や
残念ながらそうでない方にとっても、
家族関係を通して
後悔のない生き方をするための
ヒントになれば幸いです。ㅤ


それでは今日も最後まで
お付き合いくださいね。ㅤ


私の父は、
私が小さい頃から大人になっても
「奈央ちゃんが一番かわいい」
「奈央ちゃんが一番スタイルがいい」

そうやって私をベタ褒めてくれる、
超親バカ人でした。

父と私

そして私は、
そんな父が大好きでした。ㅤ


2005年の3月に
父が悪性リンパ腫の
ステージ4と診断され、ㅤ


ちょうど海外でナースになるために
オーストラリアへ行こうとしていた私は、
急遽予定を変更し、母と一緒に
地元秋田で父の看病をしました。ㅤ


私達家族の願いも虚しく
父の病状は徐々に悪化し、



ある日、私が付き添っている時に
昏睡気味の父の心電図の波形が
テレビドラマのワンシーンのように
乱れ始めたのです。ㅤ


当時ナース4年の私には、
父の死がもうすぐそこまで
来ていることを知っていたのにㅤ


娘としての私は
それが受け入れられず
やせ細った父の胸に手を当て
心臓マッサージを
始めてしまいました。

「お父さん、
まだ私、結婚もしてないのよ!
いつか私の結婚式で
着けるためのネクタイを
お父さんに買ってあげたじゃん!

あれ着けてお父さん、
私の結婚式に
出るんじゃないの??」

そう私は泣き叫ぶと、
父が私を見てこう言ったんです。ㅤ


「ごめんね、奈央ちゃん。
お父さんは結婚式に
出られそうにないよ…」ㅤ


そう言われた途端、
私は心臓マッサージの手を止め、
病院の床に泣き崩れたのを
今でも鮮明に覚えています。ㅤ


17年たった今でも、
こうしてあの時のことを
思い出すと涙が出てきます。

生前、仕事でお付き合いのある
社長さんたちに、
「家族が趣味なんです」
と言ってた父は、


家族が全員病室に揃い
家族が見守る中で静かに息を
引き取りました。ㅤ


2005年11月27日の夜に
父は3ヶ月ぶりに無言の帰宅を
したわけなのですが、



あの日、秋田は雪がぱらつく
寒い夜でした。ㅤ


「きっとお父さんは、
このほうがいいよね」
という家族全員一致で、ㅤ


葬儀会社ではなく家族だけで
父の遺体を病院から家に運び、
家族だけで父の体をきれいに
してあげました。

「よりによってなんで看護師なんて
仕事を選んだんだよ…」

と一度は父に言われた私ですが、
看護師になったからこそ
父の看病もたくさん出来ましたし、ㅤ


亡くなった後も家族だけで
死後硬直の始まった父の遺体に
お気に入りのパジャマを
着替えさせてあげることも
できました。

だから、私はこれだけでも
看護師になってよかったと
思えたんですね。

そんなわけで、
私は父を25歳の時に失いましたが、
今思えばタイミング良く
仕事を辞めていたこともあり、
私は父にたくさん親孝行させて
もらうことが出来ました。

それでも、
後悔が全く無いと言えば嘘になりますが
私たち家族は最期の数ヶ月、
父と素敵な時間を
過ごせたと思っています。

そして、あれから17年が経ち、
かつて父が若い頃に
世界を飛び回っていたように、

私はオーストラリアで
世界中から集った医療従事者とともに
いろんな国籍の患者さんを
ケアする国際看護師となりました。

そしてプライベートでは、
その看護師としての経験を活かし、
起業活動もはじめました。ㅤ


そうやって看護師としても
起業家としてもたくさんの人の
生き方や働き方、人生にふれるうちに
あることに気づいたんです。


それは、
ご両親が健在でも、
ほぼ音信不通の方や、
ご両親との確執を抱えている方、
両親と顔を合わせるのも嫌だと
思いながら生きている人の多さ。

私は25歳で父を亡くした者として、
そんな話を聞くと
悲しさやもどかしさで
いっぱいになるんですね。ㅤ


私は、親がいつか死ぬことを
かなり早い時点で経験しましたし、
看護師として人生に後悔を残したまま
人生の最期に向かっていく
患者さん達を日々見ているからです。ㅤ


これは、
日本でもオーストラリアでも
残念なことに変わりません。ㅤ


だから私は、
看護師として働く傍ら、
未来書き換え自分年表作成講座
心の講座の認定講師になりました。ㅤ


それはこの講座で、
幼少期のご両親との関わりを振り返り
ご両親との愛情のかけちがいや
すれ違いを解くことが出来るからです。

そして、そんな嬉しい体験をした
受講者の一人が私自身です。ㅤ


父の死後、私の親孝行熱は
母一人に向けられたのですが、
なんだか母とは仲がいいようで
戦争のような大げんかをするのが
ずっと嫌だったんです。ㅤ


それをなんとかしたい!
そう思っているところに
友人に紹介してもらったのが
この未来書き換え自分年表作成講座でした。


私はこの講座の中で、
母の愛情の形に気付けて
いなかったことを知ることができ、ㅤ


母の愛情をありのまま
受け入れられるようになりました。ㅤ


そのお陰で、
私と母の関係には嬉しい変化が
たくさんありました。ㅤ


それをもっとたくさんの人に
体験してもらいたいと思い、
この講座の認定講師としての
活動も精力的にしています。ㅤ


本当に嬉しいことに、
今までこの講座を受講した
たくさんの方から、
ご両親との関係に
素敵な変化があったと
ご連絡頂いています。


例えば、、、


今までは実家に帰るのが
嫌だったんだけれども、
実家に行くのが楽しみになった。


両親との会話が増えて、
両親もそれを喜んでくれている。ㅤ


留学に猛反対の父と
じっくり話が出来て、
留学を応援してくれるようになった。


国際結婚するなら
家族の縁を切ると言った母と
絶縁覚悟だったけれども、
講座の課題を進める中で
母と思い出話をしたことがきっかけで
私の幸せを願う言葉を
伝えてもらった。ㅤ


などなど、挙げればキリがないくらい
受講生さん自身の想像を超える
嬉しい変化が起こっています。

ですから、もし、
この投稿を読まれて、
私も親との間に確執があるけど、
今まで和解することが
出来なかったな…

両親と会うとケンカや言い合いになり
実家を避けてばかりいるな…ㅤ


親孝行したいのにいつも親の一言で
大ゲンカしまうんだよね…


そんなことを思われている方がいましたら、
まずは、ご両親との問題や確執が
どうして起こっているのかを
知ることから始めてみませんか?ㅤ


講座の無料電子書籍を読んで頂くと、
どんなことがご自身とご両親の
間に起こっているのか、
客観的に見やすくなりますよ。

留学や結婚、進学や転職など
ご自身の人生の転機で
ご両親との関係が
変わってしまった方なども、ㅤ


「この電子書籍に書いてあることは
本当に分かりやすくて、
納得のいくことばかりだった」
と言ってくださっています。


『親孝行、したいときには親はなし』


そんな悔やんでも悔やみきれない
思いを残さないためにも、
ぜひご両親との関係を
素敵なものにしていってほしい。


私は父の命日に、
最愛の父を思いながら、
そう願わずにはいられません。



未来書き換え自分年表作成講座の
無料電子書籍を読んでみたい!
という方がいらっしゃいましたら、
こちらのお問い合わせフォームから
ご連絡くださいね。

ㅤㅤ


この年末年始は家族と気持ちよく
顔を会わせられるように
なれるかもしれませんよ。ㅤ


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